「阪田先生」の誤謬は、尊師は、社会事業団に「著作権を託されたのではありません」と書いてしまったところにあるのです! (13954) |
- 日時:2022年01月04日 (火) 10時27分
名前:破邪顕正
「トキ」掲示板等で、盛んに私への攻撃が喧しいですが、それだけ関心を引いているということで、以て瞑すべしかと思っています。
改めて、ここで、今回の問題の事の発端を整理しておきたいと思います。
出発は、「トキ」さんが「阪田先生」が発行している「光明の音信」第8号を紹介したことにあります。
この中での一番の問題は何かと言えば、「阪田先生」がこう書いてしまったことにあります。
〈「生命の實相の著作権が生長の(筆者註…〝家〟の脱字)社会事業団に託された」は間違いで、先生は事業団の運営のために著作権収入即ち印税を寄付されたのであって、著作権を託されたのではありません〉
だったら、「阪田先生」は、著作権はどこに託されているというのですか?
現教団にあるとでも言うのですか?
そういう話ならば、既にその著作権を巡っては、ご存じのように最高裁まで争われ、その結果、社会事業団にあるということが決定しているわけです。
既に、最高裁で決着をみたことであるにも関わらず、「阪田先生」は、あろうことか、こうまで書いてしまったわけです。
〈あまりにも事実と異なっていることに、驚きを通りこしてなぜこのような〝まやかしの文章〟を書いたのか、その意図はなにか、『五十年史』の編集者の一人であり「通史」を執筆した者として、このような文章が活字になって配布されているかと思うと背筋が寒くなりました。〉
何故、これが重要な問題を出来せしめるのか。
もし、「阪田先生」の言う通りが〝事実〟なれば、社会事業団のその後の歩みも、またその社会事業団の支援で成り立っている(株)光明思想社の出版事業も、そして「谷口雅春先生を学ぶ会」の活動も(とりわけ、月刊誌『谷口雅春先生を学ぶ』の発行も支障を来すことになります)、根底から覆され、否定されることになるわけです。
つまり、所謂、本流復活を目指す諸運動はすべて、最高裁判決に支えられて成り立っていると言っても決して過言ではないのです。
ですから、今回の「阪田先生」の書いた文章は、尊師の教えをひたすら護らんとして、人生を賭けて現教団と戦い続けてきた同志たちを完全に裏切るものとしてあるということなのです。
中には、今回の拙稿に対して、「阪田先生」に対し、恰も悪口を言っているが如きレベルで捉えている向きもあるようですが、そういう論は、事の本質が全く判っていないという他はありません。
最高裁判決に反旗を翻したも同然の「阪田先生」の論を野放しにすることは、私達の本流復活の運動がすべて水泡に帰してしまう…。
それほどの重大なことを、「阪田先生」は書いてしまったのだということを、ぜひ、判っていただきたい。
本流復活の運動を阻止することが、「阪田先生」の本意なのですか…。
そこが根本的に問われているということなのです。
|
|