「分派」しなかったら、一体、尊師の教えは何だったのか、何を学んでいたのかということになると思ったからこそ、私たちは起ちあがったのです… (13887) |
- 日時:2021年12月03日 (金) 09時13分
名前:破邪顕正
表題は、「トキ」さんの投稿を読んでの率直な感想です。
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小さな変化 (45894) 日時:2021年12月01日 (水) 09時40分 名前:トキ
最近は、コロナの影響でオンラインのみの行事開催になっていましたが、感染拡大が鈍化したので、リアルの会合もボチボチ散見されるようになりました。
最近、リアルの会合での信徒さんの話し合いで出た話題が「分派」で、
「本部は、分派を目の敵にしているし、教区でも以前はそういう人が目立ったが、その考え方を変えても良いのではないか。」 「分派に行った人たちとも、今後は交流をしても良いのではないか。」
という意見を述べる人が多かったみたいです。
その理由としては、第一に、教勢の低下が著しく、このままでは組織が破綻するのが明らかである、というものがあります。いつまでも、争っている場合ではない、という思いを持つ人が増えてきたのでしょう。
同時に、
「現在の本部は、色々と偉そうな事を言っているが、うまく言ったケースは皆無である。組織の分裂行動は間違っているが、その原因となった本部の指導部が全く責任を取らないのも間違っている。」
と考える人が増えてきているのも原因の一つでしょう。
昨日、立憲民主党の代表選挙があり、泉健太さんが選ばれました。いわゆる野党共闘の再検討をするみたいです。相手が共産党ですから、すんなりと行かないのは必至ですが、ともかくも戦略が失敗したら、代表が責任を取り、後継者が戦略のやり直しを表明しました。政治団体ですらそうなんですから、宗教団体がそれをしない理由はありません。立憲主義を声高に叫ぶ今の指導部が、惨憺たる結果を見せても責任を取らないのはおかしいです。立憲主義かどうかは知りませんが、類似の組織といえば、日本共産党ぐらいしか見当たりません。ここは、やはり、従来の方針を反省し、分派とも話し合いを始め、聖典問題も解決するように期待します。
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「分派を目の敵にしている」
時代は変わったのだなと改めて実感します。
昔は、「谷口雅春先生を学ぶ会」は教団の悪口ばっかり言っている、生長の家は悪口を言わない教えだったのに、あの人たちは生長の家ではない…。
そんなふうに、口汚く罵られていた時代がずっとありましたからね。
今や攻守所を変えて、現教団信徒の方が、むしろ「谷口雅春先生を学ぶ会」の悪口ばっかりをいっているような気がしてなりません。
現に、所謂「トキ」掲示板には、私どもへの憎悪を剥き出しにした投稿を散見することがありますから…。
どうしてそんなにまでして憎悪するのか。
それこそ、生長の家の教えを本当に学んでいるのかしら…。
ついつい、そう思ってしまうほどです。
ともあれ、「トキ」さんによれば、「分派」を批判ばかりしていていいのか。
そういうことを言う信徒も出て来たようで…。
ただ、文中、ちょっと気になった言葉があります。
それが、これです。
〝組織の分裂行動は間違っているが、その原因となった本部の指導部が全く責任を取らないのも間違っている〟
まず、言いたいことは、「分裂行動」は本当に間違っていることなのかということです。
表題にも書いたように、私に言わせれば、現総裁の言っていること、やっていることに「中心帰一だから」と言って盲目的に従うということほど、尊師の教えに背反し、それを冒涜するものはない…。
本来の教えと違うのに、その分別もわからず、それに従うことの方が、よほど、信仰者としては間違っているのではないのか…。
そう思ってしまうのです。
次に、指摘したいのが、この言葉です。
〝その原因となった本部の指導部〟
はっきり言わせていただきますが、そもそも「分裂」の原因となったのは、本部の指導部のせいなのではありません。
先に申し上げましたように、現総裁が、尊師の教えとは違うことを「生長の家」の教えとして説き始めたからこそなのです。
「分裂」の原因は、一人、現総裁のみが負うべきである、それが私の見方です。
それはそうでしょう、いくら本部の指導部が間違った指導をしたとしても、だからと言って果たして「分裂」騒ぎにまでなるでしょうか。
信仰者にとって、そのいのちとなるものは〝御教え〟そのものなのです。
現総裁が、尊師の本来の教えとは違うことをどんどん説きはじめたからこそ、私たちは退会したのです。
否、退会せざるをえなかったのです。
このまま、現総裁の専制体制が続けば、尊師の教えはいずれは消えてしまう…。
その危機感こそが「分派」が生まれた、すべての理由だったのです。
何を申し上げたいか。
今回の投稿でも、何故、「分派」が生まれたのか。
現教団の信徒の皆さんには、まだまだそこが十分には分かっていない…。
尊師の本来の教えと現総裁のそれとでは根本的に違う…。
それこそが一番の問題なのです。
その認識なくして「従来の方針を反省し、分派とも話し合いを始め、聖典問題も解決するように期待します」などと言われても、「トキ」さんには失礼ながら、その期待は泡と消えるでしょう、というしかありません。
「トキ」さんには悪いですが、現総裁が「反省し」なんていうことはないと確信するからです。
現総裁は、このまま、行くとこまで、どんどん突っ走っていくと思います。
もはや、ここまできたら、それを誰も止めることは出来得ない。
それを見越して、だったら、どうするか。
それが信徒一人ひとりに突きつけられている問題なのだと私は思っております。
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