秘話ー谷口雅春先生はなぜ『生命の實相』の著作権を生長の家社会事業団に与えられたか! (13807) |
- 日時:2021年11月04日 (木) 08時45分
名前:護法の天使
機関紙(秋号)第三面の特集をご紹介します。
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人類の聖典『生命の實相』全巻を拝読しましょう‼
秘話-谷口雅春先生はなぜ『生命の實相』の著作権を生長の家社会事業団に与えられたか
聖典『生命の實相』の著作権が、生長の家社会事業団に託された歴史の真実についてご存じない方が多いため、一部に〝教団から著作権を奪った〟ごとき虚偽の風評が流布されました。ここにその虚偽を正すため正しい歴史の真実をお伝えします。
秘められた歴史の真実とは!
尊師谷口雅春先生は、昭和20年、大東亜戦争の敗戦に国民が打ちひしがれているとき、〝天皇制護持の政治結社〟の設立を始めとする日本救国・世界救済の十大構想を、戦後復刊第一号の『生長の家』誌を通し全国民に提唱されました。
この国家的社会的大運動の中枢機関として財団法人生長の家社会事業団は設立されたのです。(『生長の家』誌昭和20年11月号)
そして、昭和21年1月8日、主務官庁より正式な設立許可を受けるところとなりましたが「生長の家」を冠する法人の設立は、当法人が歴史的に最初です。
創始者谷口雅春先生は、ご著書『大和の国日本』のはしがきに「「生長の家社会事業団の設立」は戦後の光明化運動の発進宣言である」と明言されています。
尊師自ら当法人の理事長に就任され、輝子奥様は副理事長となられ、戦後の光明化運動の中枢として救国・救済の大運動を展開するため、都道府県に「支部」を置き、全国の誌友に「団員」となることを呼びかけられました。
それに先立つ昭和5年、谷口雅春先生は、個人雑誌『生長の家』を創刊され、全国及び海外にまでその誌友が増大しましたが、尊師は本来、この生長の家人類光明化運動の社会的精神運動を「宗教団体」としてではなく、教化活動を行う「財団法人」として設立することを強く希望されていました。(『明窓浄机 草創篇』207頁以下)
その意味で、戦後、財団法人を設立をされたことは尊師ご自身の本来の念願の、実現であったのです。
であればこそ尊師は、この救国・救済運動のために、聖典『生命の實相』、聖経『甘露の法雨』、住吉大神の神示等、宗教上の重要な聖典・聖経等の著作権を、当法人の基本資産と指定して寄附されたのです。
このことは、当法人に谷口雅春先生の「宗教的信念」を永遠に正しく護持すべき聖なる使命が託されたものであります。
占領軍の弾圧と聖なる使命の護持
ところが昭和22年、祖国再建運動の先頭に立たれていた谷口雅春先生に対し、日本弱体化を図る占領軍最高司令部(GHQ)は、不当にも一切の組織指導を禁止する公職追放と国家再建の言論を封じる執筆追放を命じたのです。
かくて尊師は生長の家総裁及び当法人理事長を辞任させられるところとなりました。
尊師は当時のご心境を「私は、日本國家の前途を思ひ、日本民族に課せられたる運命を思ひ、泣くに泣けない悲しみの中(うち)に、眠られぬ幾夜を過ごしてゐた」と述べられています。(『秘められたる神示』)
それでやむなく、昭和24年、戦前からの教化団体とは全く別の新団体として、谷口清超先生を教主とする宗教法人「生長の家教団」が設立されることになったのです。
もし、尊師の公職追放がなければ教団の設立は必要なかったと論評される識者もいます。
当法人は、このような占領軍の不当な弾圧を乗り越え、設立以来七十年余にわたり、尊師から授けられた聖なる使命を護持し、聖典『生命の實相』、聖経『甘露の法雨』等を累計二千万部近く発行せしめ、その著作権を守り抜く歴史を積み重ねてまいりました。(平成25年最高裁で『生命の實相』著作権勝訴確定)
今日(こんにち)当法人は、尊師谷口雅春先生のみ教えを正しく歪みなく後世に護り伝える公益事業(精神文化振興事業)及び青少年の健全育成事業(児童養護施設の設置運営、青少年練成会等)を展開しております。
これらの事業を特別献資等によりご支援いただいた全国の皆様には改めて心から感謝申し上げます。
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