「河野太郎とかけて釧路と解く その心は…」 (13742) |
- 日時:2021年10月01日 (金) 18時10分
名前:破邪顕正
何故、河野候補は大敗を喫したか。
表題は、麻生太郎副総理があるパーティで言ったことで、こう続きます。
「湿原(失言)が多い」
麻生さん、それを、あなたがいいますか?
と思ったら、案の定、その直後、挨拶に立った菅官房長官(当時)からこう切り替えされた…。
「(河野)太郎ちゃんに失言が多いとの話だが、私は福岡(出身)の(麻生)太郎さんの失言を気にしている」
〝口は禍の元〟
確かに、今回の大敗の一因として、河野候補の〝失言〟を指摘することは可能でしょう。
しかし、それ以上に問題だったのは、河野候補の〝過信〟にあったのではないか…。
マスコミの煽りを真に受けて、国民の中に自分は人気があると思い込んでしまった…。
そもそも、マスコミそのものが、左翼リベラルに偏しているわけです。
その考えに最も近いのが河野候補であってみれば、マスコミとしては河野人気を煽るにきまっています。
現に、立憲民主党の支持者の間で、最も首相になってほしいのは、枝野党首を押しのけて河野候補が第一位であったわけです。
脱原発、夫婦別姓賛成…、立憲民主党と同じ主義主張であれば、それに何の違和感もありはしません。
つまり、河野首相が誕生すれば、自民党が立憲民主党化してしまうおそれなしとはしない…。
これはもう自民党の自殺ではないのか…。
この保守の危機感が今回の総裁選の構図を明らかに変えたと思います。
その象徴こそが高市候補の登場なのです。
で、結果として、〝過信〟に奢る河野候補は、この保守の底力を見誤った、或いは軽く見てしまった…。
それはサヨクマスコミも同じでした。
議員票で86票しかとれなかったのは、そうです、河野候補が立憲民主党の候補者と見られてしまったからに他なりません。
そういう候補は自民党では勝てない!
それをはっきりとみせつけてくれて、私にとっては、本当に胸のすく総裁選でありました。
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