《特別報告》日本教文社よ 創業の精神に帰れ!!-このままでは存亡の危機! 株主総会出席株主から寄せられた報告-(2) (13701) |
- 日時:2021年09月04日 (土) 11時37分
名前:護法の天使
(承前)
このような事態に至った原因を真剣に分析して、経営改善に向けた具体的な方策を示してほしいとの株主有志の質問に対して、代表取締役社長は全く人ごとのように
「当期の損失は一時的要因によるものだ。
出版業界全体の需要が減少している状況を反映したものであり日本教文社自体の経営に問題があるとは考えていない。
今後は改善に向けて努力する」
との木で鼻をくくった無責任な答弁を繰り返すのみで、何ら具体策が示されませんでした。
経営者としての自覚・責任感や改善に向けての熱意が全く感じられません。
一方、このような厳しい経営環境にもかかわらず、同社の前期及び今期の事業報告書によると、取締役が一人あたり平均一千万円以上もの高額な役員報酬を得ていることが明らかです。
さらに前期限りで退任した前代表取締役社長と前専務取締役の二人に支払った「退職慰労金」の総額が、一億一千三百三十九万円もの巨費にのぼります。
業績が順調な大会社ならまだしも、巨額の損失を出している会社でこのようなことを行うのは全く社会的常識に反していると言えます。
そもそも谷口雅春先生の崇高な呼びかけに応じて全国の誌友信徒が賛同出資して設立された日本教文社の歴史を省みると、このような常軌を逸した役員報酬や退職慰労金、無為無策といえる経営姿勢は到底許すことができない忘恩の所業であると云わざるを得ません。
三、何より問題なのは、出版担当常務取締役が谷口雅春先生の御著書の内容が時代にそぐわない旨を明言したことである
このことを憂うる心ある株主有志は、毎年、株主総会に出席し、
「事実上の絶版になっている谷口雅春先生の聖典(『古事記と現代の預言』、大調和の神示を講義されている『神ひとに語り給ふ 神示講義 教の巻』、『神の真義とその理解 住吉大神顕斎の意義』など三十点以上)を再び出版してほしい。
そして谷口雅春先生のお説きになられた御教えの全相を正しく伝えるという創業の精神に立ち返ってほしい。」
と強く要望し続け、特に今回は、
「谷口雅春先生著の『神の真義とその理解』や『古事記と現代の預言』を二千部ずつは責任を持って買い取るので重版をお願いしたい」
との株主提案を行いました。
これに対して、出版部門担当の常務取締役が、
「生長の家の活動は時代に応じて変化しており、現在、生長の家で推進している方針・考え方と、『古事記と現代の預言』をはじめ重版保留となっている書籍の中で谷口雅春先生が語られている内容には齟齬があり、出版は認められない」
と、驚くべき内容を平然と言ってのけました。
これは現教団・現総裁の誤った考えに沿って、尊師谷口雅春先生の御教えを相対化し、封印・抹殺する行為に加担することを是とする発言であり、断じて許すことはできません。
この常務取締役の発言を聞いて、もし万が一、聖典『生命の實相』や聖経『甘露の法雨』等の著作権が生長の家社会事業団になく、現教団にあったとしたならば、「一部内容が現在の運動と齟齬がある」、「時代にそぐわない」などの屁理屈を付けて簡単に絶版にされ、尊師谷口雅春先生の御教えは完全に地上から消し去られていたであろう事を確信し、背筋が凍る思いがしました。
四、由緒ある日本教文社を食い潰すことは尊師への忘恩行為である
なぜ何年間も本業の営業損益で赤字を出し続け、当期に至っては二億六千九百三十四万円もの巨額の経常損失まで出しながら、このような放漫経営を平気で続けていられるのか?
明らかなことは、有価証券や、不動産を当てにして、これを切り売りして食いつなごう、食い潰してしまっても自分たちの代まで安泰であれば良いというような自己の利益、保身のみを第一とした考えが根底に透けて見えるということです。
事実、東京・赤坂の本社ビルは、来夏を目処に全面的に賃貸オフィスに転用されてしまうことが、今回の株主総会で明らかとなりました。
半世紀にわたり都心赤坂・乃木神社前で誇らしげに燦然と輝いていた『生命の實相』の大きな屋上広告塔も撤去されてしまうことでしょう。
住吉大神から造化の三神に神様を取り替え、實相の御額の前に禍々しい七重塔を配し、祈りの言葉まで変えてしまった現教団、日本共産党と歩調を合わせて尊師谷口雅春先生が遺されたものの一切を地上から抹殺しようと考えている現教団と日本教文社は運命を共にしようとしています。
その帰結として待っているのは、尊師が心血注いで育てられ、先人方の営々たる尽力により築き上げられてきた同社が、かつてバブル経済崩壊後に多くの日本企業が外国のハゲタカファンドに食い物にされたように寄ってたかって食い尽くされ、潰されてしまうということです。
尊師谷口雅春先生のお志を継承し、御教えを正しく歪みなく伝えようとする私たちはこのような暴挙、愚挙を断じて容認看過することはできません。
尊師が住吉大神から授けられた御教えを全世界、全人類に広めるために創立されたという神聖なる創業の精神に日本教文社が回帰することを切に求めます。
(日本教文社を憂う株主有志)
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