人類の聖典『生命の實相』全巻を拝読しましょう!!-幻の名著『生命の實相』神道篇 復活の秘話- (13696) |
- 日時:2021年09月03日 (金) 08時23分
名前:護法の天使
機関紙初秋号の第3面を紹介します。
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占領軍に発禁された『生命の實相』〝神道篇〟
本来、『生命の實相』第十六巻は〝神道篇〟でした。
しかし戦後、『生命の實相』を復刊するにあたり、占領軍の圧力によって「古事記講義」が収録されていた〝神道篇〟は発禁となっ たのです。
この十六巻収録の「古事記講義」は、昭和10年11月11日から20日までの十日間、東京・赤坂の生長の家本部道場にて開催された「第一回生長の家指導者講習会」における谷口雅春先生の講義で、谷口雅春先生の教えの核心を成すものでありました。
それで戦後の独立後、谷口雅春先生は改めて『古事記と現代の預言』を発刊され、『古事記』に示された天皇国日本の実相を説き続けられました。
ところが、こうした尊師のお心を三代目の総裁谷口雅宣氏は排斥して、『古事記と現代の預言』を始めとする貴重な聖典を次々に事実上の絶版にしていきました。
そこで、尊師の願いを正しく受けつぐ当事業団は光明思想社と協力し、『生命の實相』〝神道篇〟を復活、平成20年、『古事記と日本国の世界的使命』の発刊に踏み切ったのです。
著作権を護るたたかいと、判決に示された尊師のご真意
これに対し、現教団と日本教文社は平成21年、当事業団が著作権を有している『生命の實相』及び同神道篇(『古事記と日本国の世界的使命』)等の発行差止めを要求して訴訟を起こす暴挙に出たのです。
このたたかいは約5年にわたりましたが、平成25年、最高裁において当方の勝訴が確定しました。
特に裁判所の判決書において、その重要な根拠として、『祕められたる神示』の中の
「『生命の實相』の第十六卷に收錄されてあつた『古事記』の講義なども發禁の運命を甘受しなければならなかつた。私は、日本國家の前途を思ひ、日本民族に課せられたる運命を思ひ、泣くに泣けない悲しみの中うちに、眠られぬ幾夜を過ごしてゐた(後略)」
との御文章が引用・掲載され、谷口雅春先生のお考えが戦前、戦後一貫して変わっていないことが公的に明らかにされたことは、私達の深い感銘でありました。
この裁判を支えるため、特別献資等によりご支援いただいた全国の皆様には、改めて心から感謝申し上げます。
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