《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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《シリーズ》「生長の家」教団の解体への道のり…この5年間を振り返る (13514)
日時:2021年06月23日 (水) 12時11分
名前:破邪顕正


(株)「光明思想社」刊の『「生長の家」教団の平成30年史』が出版されたのが、平成28年9月10日でした。

この平成28年という年に、どういうことがあったか…。

注目すべき箇所を紹介すると…(『前掲書』97頁)

〈生長の家総本山から「住吉大神」の御神符がなくなる。(1月)

菅野完著『日本会議の研究』を世界聖典普及協会で取扱(6月)

最高首脳者会で「自民党とその候補者を支持しない」ことを決定。…(6月8日)〉。

「住吉大神」が貶められ、現教団がサヨク思想に汚染されていたことが明らかに示されています。

あれから早いもので、5年の歳月が流れました。

この5年間で『前掲書』のサブタイトルにあった

〈なぜ三代目総裁は教えを改竄したのか〉

それがますます明らかになったのではないでしょうか。

否、ただ単に教えが改竄されただけに留まらず、今度は「生長の家」教団の解体へと向かうのではないのか…。

そんなことすら予見される…。

事態はそこまで深刻の度を増しているように思えてなりません。

そう思う所以を、この5年間を振り返ることで、読者の皆様に提示してまいりたいと思います。

長いシリーズとなるかと思いますが、ぜひ、お付き合いいただければ幸いです。


平成28年7月~9月 (13515)
日時:2021年06月23日 (水) 12時47分
名前:破邪顕正


○7月

「世界聖典普及協会」ホームページ「新刊・新製品」として“サヨク洗脳三部作”が『聖典』扱いされる
①『愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか』(中島岳志・島薗進著)
②『「憲法改正」の真実』(樋口陽一・小林節著)
③『日本会議の研究』

○8月6日

8月6日付けの通達で、教区七者に対して『週刊金曜日』に掲載された現総裁のインタビュー記事(自民党不支持、護憲思想)を勉強するように指示。

○8月9日

現教団による不当な宗教弾圧を目的とする「商標登録」に対し、裁判所は「商標権の効力は宗教活動に及ばない。」と判決!

※生長の家教団は、谷口雅春先生の「實相」の書を商標(商品等の目印)として登録し、「谷口雅春先生を学ぶ会」に対して「實相」の書を掲げての宗教活動を禁止・警告するなどの不当な弾圧をしていましたが、このたび裁判所の判決により信徒の皆様が今迄通り「實相」の書を礼拝できることが確認されました。

※ただし、「實相」の書が現教団の「商標」であることが認定されました。こういう裁判を起こすこと自体、現教団が「實相」を私物化しようとしている何よりの証左です。

○8月25日

尊師・谷口雅春先生の〝ご遺言〟とも言うべき「御願ひ」が握りつぶされていた…(尊師の直筆のお手紙のコピーあり)

※昭和60年1月13日、ご逝去される5ヵ月前のこと、尊師は、その日付で手紙をお書きになった。そのお手紙の最後は…。

《附記、書き終って今日が十三日である事を発見し、生長の家の重要事項の起る節となる日であることを思ひ出しました。》

参考のために、生長の家にとって、13日が如何に意味ある日か、列挙しておきます。
①谷口雅春先生に「今、立て」の神啓が天降った日
②光明思想普及会が創始された日
③谷口雅春先生が長崎の総本山に移られた日
 つまり、尊師は、この手紙に書いたことは、「生長の家の重要事項の起る節となる」ものと思われていたということです。
 それでは、この手紙は、誰宛に出されたものなのか。
 二人の名前が記されています。
 一人は、世界聖典普及協会の戸田理事長。
 そして、今一人が、「谷口雅宣様」なのです。
 この手紙で、尊師は、二人に、いったい、何を託されたのか?

《本年度の小生著作集の出版に、次のやうな案が浮んで参りました。谷口雅春重要講演集》
《多少手間のかかる仕事でありますが、これは教文社の仕事よりも、聖典普及協会の仕事とすべき性質のものだと思ひますので、普及協会の責任役員の方にやつて頂きたいと思ふのであります。右御願ひまで 敬白》

 しかし、この尊師の〝願ひ〟が日の目を見ることはありませんでした…。

○9月

教団機関誌『生長の家』9月号(37頁)に、〝造化の三神〟の神霊符授与の決定が記載される。

※「住吉大神」の御神符を下賜せず、その代わりに、総本山職員が手書きした〝造化の三神〟の神霊符が授与されることになりました。即ち、これによって、総本山のご祭神は、「住吉大神」ではなく〝造化の三神〟となったのです。


平成28年10月~12月 (13516)
日時:2021年06月23日 (水) 14時19分
名前:破邪顕正


○10月

『新潮45』10月号に〈ただ単に「右翼」が「左翼」になっただけではない。宗教的な充実感そのものが、生長の家から失われてきているのではないだろうか。〉と記載され、現総裁がこれに対して激怒する。

○11月

生長の家の誌友会のためのテキストとして『"人間・神の子”は立憲主義の基礎』というブックレットが発刊。副題に「なぜ安倍政治ではいけないのか?」

○11月27日、山口教区の講習会で「安倍首相はニセモノです」と批判

※受講した人たちが口々に、「本当にヒドイ悪口だった。聞くに耐えられないものだった」と感想。

○12月

人事異動で、一人の教化部長が複数の教区を担当する、所謂〝合区教区〟が6つ誕生。

※札幌・小樽、旭川・空知、群馬・埼玉、新潟北越・越南、三重・奈良、愛媛・高知

○12月15日

「読売新聞」朝刊一面に、『“人間・神の子”は立憲主義の基礎 なぜ安倍政治ではいけないのか?』の広告。

※その記事に、「安倍政権に日本の政治をこのまま任せた場合、政権に都合のよい憲法改正が行われ、立憲主義が守られない独裁的政治に陥る危険性がある。本書は、そのことを詳しく説明し、生長の家が目指す国の形について明示する。」とある。

○12月19日

菅直人・元首相が生長の家本部を訪問

※ブログ記事にこうある。
〈私は先日、生長の家の山梨県北杜市に建設された新しい本部「森の中のオフィス」を訪ねた。…生長の家も脱原発を明確にし、環境重視の路線を強めている。…安倍政権は日本の原発を再稼働させ、さらにイギリスにまで原発建設費用を貸し付けようとしている。目先の利益だけを考え、子や孫の将来の安全を無視した狂気の政策だ。全ての宗教団体が原発に反対という一点で結集すれば、政府の方針を覆すことができる。〉


平成29年1月~6月 (13521)
日時:2021年06月25日 (金) 10時29分
名前:破邪顕正

○1月

「週刊金曜日」に続き、今度は『AERA』(朝日新聞系列)に総裁のインタビュー記事が掲載され、それを「世界聖典普及協会」が取り扱うことに。

○2月22日

「今後の練成会等における行の修正と自然体験型プログラムについて」と題する教団通達(2月22日の常任参議会において決定)により、練成会の変質が明らかに。

※(1)練成会等における行のコンセプトを下記の通りとする。
生長の家ではこれまで、練成会などにおいて、『人間・神の子』の真理を中心に教えを説いてきました。…しかし、練成会等で実施されるこれらの行は、戦前に始まり戦後の高度経済成長期までには様式が確立したため、当時の時代背景を反映して“人間中心”の視点から考案されています。…しかし、21世紀の人類の最大の課題は、経済発展により人間が「自然から奪う」ことで、かえって人類全体が危機に陥るという逆説を克服することです。…よって、今後実施する練成会等の諸行事においては、従来実施してきた行やプログラムを一部見直し、参加者を〝自然即我〟〝我即自然〟という自然との一体感に導くことに主眼を置いた内容に修正します。具体的には、従来の「行」の内容を一部変更して、自然との一体感の大切さを参加者に伝え、さらに自然との触れ合いを重視した自然体験型の行事を加えることです。…〉

※〈(2)今後の練成会等での行を以下の通り変更する。
《浄心行》『人間苦の解放宣言』にある方法を一部変更
①[記載上の心得](p56)
紙への記載前、指導者が説明を行う際、次のことを強調する:
「懺悔の神示」には「世の人々よ、悪を包み隠すことなかれ。悪を包み隠すは、なお悪に執着せるがためなり」と書いてあるが、この“悪”の中には「肉食」の習慣も含まれる。
肉食は家畜が劣悪な環境で飼育され、残酷な方法で大量に殺されていることを社会から隠すことによって成立している。
この罪を懺悔することも浄心の中には含まれる。
このような動物虐待を是とする醜い心を懺悔して、肉食から離れる決意は、温暖化抑制の力となると共に、悪因悪果の業から抜け出す尊く浄い心の導入である。
また、肉食をしない人も、過去に於いて意識的、無意識的に動物虐待をしなかったかを思い起こし、あった場合は懺悔する。
同様の視点から、植物や菌類に対して不要の虐待や生物多様性を損なう行為を無頓着に行っていた場合も、そのことを思い出して懺悔する。〉

○3月

「人間神の子・無限力」の教えを否定するかのような『凡庸の唄』が教団機関誌『生長の家』誌3月号に掲載される。

※これが後に『凡庸の唄』という本となり、その「あとがき」にこう記されています。
〈この唄は、人間讃歌である。…私はこの詩の発表より五年前に、「大自然讃歌」と「観世音菩薩讃歌」を発表していたので大自然や仏さまを讃えておきながら、人間を讃嘆しないのでは画竜点睛を欠くという気持ちが残っていた。〉
 つまり、この「凡庸の唄」は、総裁にとって「大自然讃歌」「観世音菩薩讃歌」と相並ぶ〝三部作〟として造られたということです。

○4月

「ノーミート」に続いて、「ノーコーヒー」を発表。

※いつから「生長の家」は〝戒律宗教〟となったのか?

○5月

機関誌『生長の家』5月号に、谷口雅春先生が占領憲法の基本的人権は唯物的人間観に根ざしていると指摘されているのに、それに反するかのように〈基本的人権と“人間・神の子”の教えの共通点〉が掲載される。

○5月、佐世保での講習会で、総裁が「ノーミート」を補うために「昆虫食」を推奨

○6月17日 尊師32年祭で安倍首相批判


平成29年7月~12月 (13522)
日時:2021年06月25日 (金) 12時07分
名前:破邪顕正

○7月

「相愛会教区連合会長会議・研修会」の資料の〝想定問答集〟によって、却って、現場の信徒の苦悩が浮き彫りに。

※〈「学ぶ会」をはじめ連携する団体の考え方の根底にある信条は、谷口雅春先生が冷戦下に強調された愛国論を頑なにつかんでいるという意味で、「原理主義」と称しているのでしょうか?〉
〈総裁先生のインタビューが、なぜ〝左翼雑誌〟といわれる『週刊金曜日』に掲載されたのでしょうか?〉
〈自転車やクラフトなどは、遊びではないでしょうか?〉

○9月

講習会が合同開催になるのに合わせて、受講券が白鳩会、相愛会、青年会の区別を無くして共通の受講券に。しかも、氏名の記入も「任意」ということに。

※これは、少しでも受講者を増やそうという苦肉の策か?

○10月

「再び、与党とその候補者を支持しない」声明を発表。

※第48回衆議院選挙に対する生長の家の方針―「再び、与党とその候補者を支持しない」

〈今月22日の衆議院選挙を前に、当教団は、昨年の参議院選挙の時と同様に、安倍晋三首相の政治姿勢に対して明確な「反対」の意思を表明するために、「再び、与党とその候補者を支持しない」方針を再確認し、合わせて、生長の家が考える政治のあるべき姿を全国の会員・信徒に周知することにしました。〉

 これによって、次のことが明らかになりました。
①生長の家信徒に対する裏切り…「政治には関わらない!」と言って生政連を解散させたことは完全な騙しであった。
②尊師・谷口雅春先生への裏切り…「声明」の中に、「九条改憲反対」とあるからです。これは、明確な「護憲」の標榜であり、正統憲法実現を願われた尊師への反逆です。
③祖国・日本への裏切り…北朝鮮や中国の脅威から如何にして日本を護るの?「九条改憲に反対する」ならするで、「九条」のままで日本の安全保障が大丈夫だという、その論拠を明確に示し得なければ、それこそ〝平和ボケ〟と言われても致し方ない。
因みに、「声明」の以下の文章は、日本共産党と見紛うようなものです。

〈日本国憲法の平和主義を後退させ、主権者である国民の権利を縮小し、軍事力の増強、米軍との一体化によって、東アジア地域の緊張を高める結果となる9条改憲案に反対し、立憲主義をないがしろにして、日本の軍国化をめざそうとする安倍政権に対して、明確に「反対」の意思を表明するものです。〉


○12月20日

12月20日付けで、生長の家教職員会教区会長宛に“「生命学園」における「朝礼」と「教育勅語」に関する通達”が送付される。

※この通達で強調されていたことは

〈国旗掲揚、国歌斉唱は毎回の生命学園では行わないようにします。(入卒園式等では行ってもよい)
〈皇居遙拝は行いません。〉
〈「教育勅語」は…その内容には、長幼の序の大切さなどが含まれていることもあり、生長の家の父母への感謝の教えとの類似性から、かつては朗唱されたこともありました。しかし、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」などの箇所に戦争をするための精神を養う目的も見えるため、今の子ども達に朗唱させる内容ではありません。このため、生命学園では朗唱しないことにいたします。〉


平成30年1月~6月 (13524)
日時:2021年06月27日 (日) 13時18分
名前:破邪顕正


○1月4日

日本共産党・志位委員長が「2018年党旗びらき」で「生長の家」を讃歎する。

※あいさつの内容は以下の通り。
〈「安倍9条改憲NO! 全国市民アクション」がよびかけた「3000万署名」を集めきり、9条改憲の国会発議を絶対に許さない揺るぎない国民的多数派をつくるために全力をあげようではありませんか。それをやり抜く条件はどうか。私は、政治的立場の違いを超えた、政治的一大共同をつくる条件は、大いにあると思います。たとえば宗教界の変化であります。この間、「生長の家」は、「自民党の9条改憲案の『自衛隊の明記』は、……日本国憲法の平和主義や基本的人権の保障を脅かす危険性がある」として、それに強く反対する文書を発表しています。〉

○2月

普及誌を使って、憲法改正反対を展開。

※『白鳩』2月号
〈52頁…自民党政権のもと、立憲主義を軽視した憲法改正への動きがあります。その危険性を知るためにも、「憲法とは何か」をしっかりと学ぶことが必要です。〉
※『いのちの環』2月号(№95)
〈34頁…今 憲法を考える 人権尊重の歴史に立つ日本国憲法〉
※『日時計24』2月号(№95)
〈42頁…「憲法」についてもっと知ろう 選挙の投票で大切な考え方とは?…〝軍事力より環境問題の解決や対話に平和を優先〟などを基準に、考え方が自分に最も近い政党や候補者を選ぶことをおすすめします。〉

○5月3日

「青年会全国大会」で、総裁が拉致問題を批判。

※〝日本が「拉致、拉致」言うのはおかしい。日本だってかつて朝鮮を植民地にしたとか、豊臣秀吉が攻めたこともあるじゃないか〟と発言。

○6月29日

「日本教文社」の「第94期定時株主総会」で、尊師の聖典を発行する意志なしと言明。

※株主の質問に対して、以下のような回答。
〈従前から答えている通り、これは教団の運動の流れと大きな関係がある。憲法論、愛国書は、現在そのような運動を行っていないので、当面は出版することを考えていない。谷口雅春先生はもう亡くなっておられる。今は具体的な出版計画は何もない。〉




平成30年7月~12月 (13525)
日時:2021年06月28日 (月) 17時40分
名前:破邪顕正


○7月16日

(公財)生長の家社会事業団の「谷口雅春先生報恩全国練成道場」の落慶式典が開催される。

○9月

日本共産党が協同組合で運営している病院に「生長の家」講習会のポスターが貼られる。

※「戦争法、反対!」「NO 戦争法案!」「憲法変えるな!アベをかえろ!」「原発再稼働に反対!」それらの中に「生長の家」講習会のポスターが!!

○10月14日

「天皇陛下御即位三十年奉祝委員会」の代表委員に、「谷口雅春先生を学ぶ会」の中島省治代表が選出される。

○12月

現教団の新年度運動方針の中に、天皇陛下御即位30年奉祝の文字が見当たらず。

○12月10日~13日

「谷口雅春先生を学ぶ会」として初めて「皇居勤労奉仕」に参加する。


令和元年1月~6月 (13526)
日時:2021年06月29日 (火) 10時32分
名前:破邪顕正


○2月

「祈願」の中に総裁がつくった『経本』『六章経』の読誦が!

※本部練成道場(飛田給)から出ている「法供養たより」の2月号に「新年度より聖経法供養に讃歌・六章経が新たに加わる!」というタイトルで、こういう説明書きが…。
〈「聖経法供養」の読誦も従来の三部経に「万物調和六章経」、「観世音菩薩讃歌」、「大自然讃歌」を新たに加え読誦することになりました。
…祈願項目として「神・自然・人間の大調和」が新たに加わりました
…法供養祈願で三千円以上奉納の方には、「万物調和六章経」をお渡しすることになりました。〉

○2月26日

「谷口雅春先生を学ぶ会」中島省治代表が〝宮中茶会〟に招待される!


○3月4日

〝小冊子「憲法を知ろう」を世界聖典普及協会を通して頒布することに伴う通達〟が出される。

※『憲法を知ろう』(監修/生長の家白鳩会総裁 谷口純子)の内容とは?

〈48頁「選挙の投票時における〝判断基準〟とは?」
…立憲主義(立憲民主主義)の考え方に基づいて政治を行おうとしているか。…以上のような“判断基準”を参考にして、人間・神の子の良心に基づいた意見表明や投票を行い、安倍政権による権力の乱用や暴走を防ぎ、生物を含む他者の利益を尊重した神意にかなう社会づくりに邁進しましょう。〉

○5月22日

『日本会議の研究』の著者・菅野完氏が強制わいせつ未遂容疑で書類送検される

○6月

菅野完氏は裁判での本人尋問の場で、「『日本会議の研究』を出版後、生長の家教団の国際本部で総裁夫妻に直々にお会いした」と証言

○6月19日

東京地裁、『日本会議の研究』は虚偽の記載であるとして、賠償金110万円の支払いを命じる!

※地裁で、「真実性も、真実相当性もない」と事実認定した虚偽の書籍を「聖典・書籍」として世界聖典普及協会を通じて全信徒に現在も勧めている現教団の責任は重いものがあります。



令和元年7月~12月 (13528)
日時:2021年06月30日 (水) 14時36分
名前:破邪顕正


○7月3日

7月4日の告示を意識して、2019年7月3日(「令和」の元号無し!「元号」そのものが嫌なのでしょう)付けの「本部通達」〝第25回参議院選挙に対する生長の家の方針の周知について〟で、「三たび、与党とその候補者を支持しない」を発表

※この通達は、教区七者に留まらず、教化部事務局長、本部直轄練成道場総務、関係団体役員にまで送付されています。まさしく、教団あげて選挙に臨もうということでしょう。
その内容は、表向きは、エネルギー政策の反対等を主な理由としていますが、実質的には、野党候補者に投票するよう命じたものです。特に今回の参議院選挙では、一人区の全てで、共産党主導による野党統一候補が擁立されています。ということは、「日本共産党」候補者に投票を命じたも同然と言えます。

○9月29日

神奈川・静岡合同の講習会で、総裁が「私はコロンビア大学でリベラルな考えをしっかりと身につけてきたが、小泉さんはまだまだのようで…」と発言

※総裁は、少なくともコロンビア大学に留学していたときに、既に〝リベラル〟な考え方を身につけていたのであって、そういう考え方をもって、生長の家教団に乗り込んできたということが、これでハッキリしました。

○10月13日

〝樋上雅一・栄える会会長辞任の報告及び「与党とその候補者を支持しない」という政治的立場の再周知について〟を全国に通達

※辞任という名の解任であることが、その理由から伺い知ることができます。

〈2016年以降、「与党とその候補者を支持しない」という生長の家の方針を公に発信してきたにもかかわらず、樋上氏が自宅兼自社事務所に自民党衆議院議員の後援会事務所の看板を掲げ続けていたことで、信徒から誤解を招くこととなり、生長の家の意図方針に反し、会員としての体面を傷つけたことに対する責任をとっての辞任です。…樋上氏自身が自民党を支持していたわけではなく、樋上氏の父親と自民党議員とは40年前から親交があり、父親の死去後は母親の意向で看板が設置されていました。しかし、信徒がその看板を見れば、「樋上氏は自民党を支持している」と受け取られることは明白で、栄える会の最上位の役職にある樋上氏が、看板を放置したことの責任は重いと考えます。〉

極めつけは、この「通達」の末尾です。

〈“人間・神の子”の自覚をもった主権者として、次世代を担う人々へ“負の遺産”を残さないためにも、誌友会のためのブックレットシリーズ(生長の家刊)生長の家総裁・谷口雅宣先生監修『“人間・神の子”は立憲主義の基礎-なぜ安倍政治ではいけないのか?』『戦後の運動の変化について』および生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生監修『憲法を知ろう』をテキストに、安倍政権を支持しない理由を深めるための指導を実施して、幹部・会員に本部方針の遵守の徹底をお願いいたします。〉

つまり、この本部方針を遵守しないものは、樋上氏のように辞任に追い込まれます、という暗黙の〝脅迫メッセージ〟になっているのです。

※本部はどういう経緯で、看板の件を本部が知ることになったのか。実は、それを記した一通の手紙が直に本部に送られたことから今回の問題が浮かび上がったようです。これは、まさに、共産主義社会に特徴的な密告制度そのものではありませんか。信徒同士が互いを互いに監視し合う。教化部長や地方講師も常に、密告されては適わないから、本部方針に従うよう、ますますそれに拍車がかかることになるでしょう。

○10月13日

「即位の礼」が執り行われる

○11月9日

「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」が開催される。「谷口雅春先生を学ぶ会」に椅子席が用意される。

○11月10日

「祝賀御列の儀」に参列。「日の丸」の小旗を配布する。

○11月22日

「鎮護国家特別誓願」なのに、その文言の中に「鎮護国家」が消えて、〝私は神・自然・人間の大調和による宇宙浄化・世界平和を誓願致します〟となる。

○12月

生長の家教団の「2020年度運動方策」は、環境団体、サヨク政治団体の文書である。

※完全に「令和」という元号を無視するのも、「元号法制化」がかつての生政連を中心として実現したということが気に入らないからでしょう…。
 さて、その(前文)にはこうあります。

〈しかし、進行する地球温暖化と生長の家の教団を挙げての温暖化抑制の取り組みにもかかわらず、日本の政治は、東日本大震災後も経済発展を最大の目標とする方針を変えず、特に2012年以降、安倍晋三氏が率いる自公連立政権による立憲主義の無視と、原発再稼働、経済最優先の政策遂行が目に余る状態に達したため、生長の家は2016年6月の参院選に当たって、「与党とその候補者を支持しない」という政治的立場を明確に打ち出すことになった。この立場は、2017年の衆院選や2019年の参院選でも確認され、現在に至っている。〉

何のことはない、「与党候補を支持せずの声明は、この度の選挙だけのことですから」という言い訳は、結局は、体の好い、その場しのぎの、為にする論だったということです。「与党支持せず」だったら、いったい、どの政党を支持するのか、言うも明らかでしょう。
更に、この方針書によれば、教団がますます環境問題に力点を置いていることが明らかです。

〈2017年から、私たちは「“新しい文明”の基礎を作るための3カ年計画」を実施した。“新しい文明”とは、自然の繁栄が人間の繁栄と幸福であるような生き方であり、そんな生き方を支え、拡大する信仰や哲学、科学技術、経済、政治の全体のことである。この運動の主眼は、同計画初年度の前文にあるように、「神・自然・人間は本来一体」という真理を広く伝え、それを一人一人の生活に表現し、新たなライフスタイルとして広く人類に拡大していくことである。より具体的には、「ノーミート、低炭素の食生活」「省資源、低炭素の生活法」「自然重視、低炭素の表現活動」を信徒・会員が自ら実践するだけでなく、すでに同じ方向に歩みはじめている多くの人々と協力し合い、低炭素の生き方を大々的に普及するためである。〉

結局、自分達の好きなライフスタイルを謳歌しようということです。これが果たして宗教運動と言えるのでしょうか。


令和2年1月~5月 (13535)
日時:2021年07月01日 (木) 17時19分
名前:破邪顕正

○1月30日

東京高裁は『日本会議の研究』の著者、菅野完氏の控訴を棄却し、同氏に賠償金110万円の支払いを命じた一審判決を維持しました!

○3月1日

「生長の家創始者谷口雅春先生を学ぶ会」が、生長の家立教記念日という誠にめでたい日に、東京都庁より「宗教法人」の認証をうける。

○4月7日

「〈七重塔と“造化の三神”の祭祀等の参議会決定事項の周知について〉」という通達が出される。

※全ての教化部において、「實相」額の前に、七重塔の縮小模型と“造化の三神”の神霊符を納めたお社の設置を7月7日の「万教包容の御祭」までに済ませなさいという内容です。
これは、「實相」額を「七重塔」及び“造化の三神”のお社に取って替えるものであり、礼拝の対象が替われば、それは新たな宗教と言うべきものであります。

振り返り見れば、総裁によって、いろんなものが取り替えられてきました。
『神誌』が『普及誌』という名前に取って替わりました。
「人類光明化運動・日本国実相顕現運動」が「国際平和信仰運動」という名称に取って替わりました。
「聖旗」が「鳩葉っぱマーク」に取って替わりました。
『真理の吟唱』も『日々の祈り』に取って替わりました。
「聖経」が「経本」に取って替わりました。このとき、言われたのが「聖経」を〝補強〟する必要がある…であり、最初は、これは何も「聖経」に取って替わるものではないと言われていました…、それがいつしか、見事に取って替わってしまいました。
「産経新聞」を購読していたのが「朝日新聞」を購読するように取って替わりました。
尊師の時代は「自民党支持」が当たり前だったのに、「自民党支持せず」に取って替わりました。
「占領憲法改正」も「平和憲法護持」に取って替わりました。
総本山のご祭神も、「住吉大神」から“造化の三神”に取って替わりました。
「鎮護国家」も「世界平和」に取って替わりました。
そして、今回の「通達」で、「實相」額の前に「七重塔」と“造化の三神”のお社を置くことに取って替わります。
そのときの、礼拝の文言が〈「實相」額を通して宇宙の大生命に礼拝します〉から〈万物調和のムスビの働きを表した造化の三神と、神の創り給いし無限多様の実相世界を象徴する七重塔を通して、宇宙の大生命に礼拝いたします。〉
これに取って替わります。
確かに「實相」額の前に設置はされますが、文言の中に“「實相」額を通して”は出てきません。
即ち、今回の文言は、「實相」額がなくても構わないのです。
素直にこれを読めば、「實相」額から「造化の三神と七重塔」に取って替えられたと見ることもできるのです。
ここまで、取り替えられたのでは、もはやこれは、尊師の創始せられた「生長の家」ではありません。
谷口雅宣総裁が新たに作り上げた“雅宣教”ともいうべきものであります。

※この「通達」の問題点を三つにまとめて指摘しておきます。
①七重塔・造化の三神の社の設置によって、神様が変わり「實相」が隠される!
この通達によって全国の教化部では、谷口雅春先生ご揮毫の「實相」の前面に、七重塔と「造化の三神」の社を設置し、み祭りをすることになりました。
これにより生長の家大神は、住吉大神から造化の三神に取り替えられ、これまで本尊と礼拝してきた「實相」は隠されることになります。
②礼拝先導の言葉の変更により、事実上「實相」額がなくても構わないことになる!
「生長の家」は立教の当初から「生命の實相」または「實相」が礼拝の対象でした。
ところが、この度、礼拝の際の言葉が変更されたことにより、事実上「實相」額がなくても構わないことになりました。
③「實相」礼拝がなくなることによって、〝救い〟が生まれなくなる!
谷口雅春先生は、自分自身を物質的存在だと思い違いをしないようにするために「實相」を礼拝をするのであると繰り返しお説きくださいました。
この「實相」礼拝こそが生長の家が数々の救いをもたらした根元であり、これを無くすということは、今後、救いの体験が生まれないことを意味します。
今回の「通達」は、生長の家大神が取り替えられ、「實相」を隠し、「實相」額を必要ないものとし、その上、信仰の生命線とも言うべき「救い」をも失うという重大な問題点を孕んでいるのです。

○4月25日

『“新しい文明”を築こう 上巻 基礎篇「運動の基礎」』が発刊される。

※その副題には「生長の家会員必携」とあります。つまり、これが新たな“雅宣教団”のバイブルとなるということです。この本の中に、こういう表現が出てきます。
〈三世代九十年にわたる歴史の中で〉(7頁)
つまり、総裁は、こう表現することで、尊師-清超先生-現総裁…と、その正統なる継承者は自分である、そう言いたいのです。
 この本で注目すべきがこの文章です。

〈生長の家の新たな行事として「神・自然・人間の大調和祈年祭」と「万教包容の御祭」が設けられました。これらにより、生長の家の祭祀の重点は「鎮護国家」から、自然との調和による「世界平和」の祈念へと明確に移りました。〉(58頁)。

つまり、総裁が教団に乗り込んできた一つの目的は、「生長の家」から「鎮護国家」を外すということにあったのです。それゆえ、「鎮護国家」を目的として誕生した生政連は何としても解散に追い込みたかったのです。
総裁が、あの悪名高き『日本会議の研究』を聖典扱いしたのも、その根底には、この「生政連」の“解散”があったからではないのか。こういうことです。総裁にしてみれば、「生政連」を解散して「鎮護国家」と縁が切れたと思っていたのに、名を変え、所を変えて、今度は「日本会議」というところで、その運動が生き残っていた…。生き残っているばかりか、あの憎き安倍政権の中枢にまで食い込んでいる…。総裁にしてみたら、これは許されざることとして映ったと思うのです。であれば、もう一度、「生政連」を“解散”に追い込んだように、今度は「日本会議」を潰してみせる…。その思いが、あの『日本会議の研究』を菅野完に書かせ(少なくとも教団本部からの資料提供なくしては書き得ない本であることは間違いありませんから)、聖典扱いした本音の理由ではないのか、そう思えるのです。
 もう一つ、この本で重要なのが、「人類光明化運動指針」13箇条の中から【第九条】のみを掲載していることで(76頁~)。
「生長の家大神-総裁・副総裁-御教」
つまり、これによって、総裁は何を手中にし得たのか。
「総裁」に就いた瞬間、自らが最上位となり、過去の総裁の発言は、どのようにでも処理できる権能を有したということなのです。創始者だろうが、何だろうが、どうにでもできる、無視しても構わない…。それが「総裁」である…。「総裁」の考え方、それ次第で、教義でも運動でも何でも自分の思いのままに自由に変えることができる…。つまり、信徒は、この【第九条】に縛られて、〝総裁にハイ〟するしかできないように仕向けられていくのです…。だから、13箇条の中で、この【第九条】のみを掲載しているのです…。
それを見事に著した言葉があります。

〈谷口雅宣先生が総裁の法燈を継承され、生長の家総裁として教義の判釈と運動の進め方を指導されています。〉(20頁)

“雅宣教団”のバイブルとされる所以です。

○5月12日

総裁のブログ記事〈ボードゲーム「コロナバスターズ」について〉を発表

※ここには、総裁の言い訳が書かれています。
〈このゲームは「新型コロナウイルス感染症」という面白くないことから生まれた。それなのに「面白い」ことを目的とするゲームにして遊ぶというのは、不謹慎だと感じられた人もいるだろう。…しかし…ゲームでは、ウイルスを自分の味方につけることで、感染拡大を防げることになっている。〉

それでは、これで本当に感染拡大を防ぐことができたのでしょうか。却って「不謹慎」だとの顰蹙を買っただけで終わったのではなかったでしょうか。


令和2年6月 (13537)
日時:2021年07月02日 (金) 16時27分
名前:破邪顕正


○6月20日

『“新しい文明”を築こう 中巻 実践篇「運動の具体的展開」』が発刊される。

※会員必携としてかつては『聖光録』が発刊されていました。それに取って替わるものとして、教団は今回『“新しい文明”を築こう』を発刊したわけです。双方を比較検討して、何が削除され、何が付け加えられているか。それによって、現教団の本質が見えてくると考えます。この『中巻』から見えてくる極めて重大な問題点を列記いたします。

①神棚には「神鏡は置きません」(170頁)。

〈神鏡を置くことで「天之御中主大神」の神名が見えにくくなり、唯一絶対神の御徳を意識する力が限定されるおそれがありますので、神棚には置きません。〉

“見えにくくな”るから置いてはいけません…。だったら、「七重塔」「お社」の設置で「實相」額も“見えにくくな”ってしまったことはどうなるのでしょうか。それとも、「實相」額は見えなくなってもいいが“「天之御中主大神」の神名が見えにくくな”るのはいけない…、そういうことでしょうか。でも、「天之御中主大神」とは、そもそも絶対神であるわけです。見えてしまったら、もはや絶対神とは言えないのではありませんか。それより何より、〝鏡〟の宗教的意義が少しもわかっていないのではないのかと言わざるをえません。
例えば、『秘められたる神示』の「實相金剛身の神示」において、尊師はこうお説きになっておられます(92~93頁)。

《私が〝皇位の神聖性〟と書いたのは〝天皇家の神聖性〟と言うよりも、もっと深い意味をもっているのであります。それは『日本書紀』にあるところの天孫降臨の神勅―
「豊葦原の千五百秋の瑞穂国は、これ吾が子孫の王たるべき地なり。宜しく爾皇孫、就きて治らせ、行矣。宝祚の隆えまさんこと。当に天壌と窮りなかるべし。」
及び齋鏡の神勅―
「吾が児、この宝鏡を視まさむこと、まさに吾を視るが如くすべし」
によって、日本の皇位なるものは、三種の神器の授受によって、其処にその連綿性を象徴されることになっているのであって、南朝北朝の争いのあったときにも皇位の授受には必ず神器の授受によってその連綿性が授受されていたので、如何に皇族であっても、神器を授からない者は天皇になることはできなかった―此処に、皇位なるものは単なる血脈のみによるものでなく更に高次の〝みくらい〟の天授がありて、皇位の一貫性・連綿性・神聖性が完全に護持され来ったのであります。》

ここにある、〝皇位の一貫性・連綿性・神聖性〟について、思いが及ばない人が、安易に所謂「女系天皇」に賛同するのではないでしょうか。この「女系天皇」とは、言うなれば、皇統とは別の“ちち系”に皇位が移り、初代の神武天皇以来、万世一系、126代にわたって護持されてきた皇統が断絶されてしまうということを意味するわけです…。それがどれだけ大変なことを意味することなのか。これで、もしかしたら「国体」は滅びるかもしれないのです。そういう重大な問題を孕む、この「女系天皇」を支持するというのが現総裁であるわけです。なるほど、“神鏡は置きません”と言ってのけるような人であれば、そういうことをいうのも無理はないのかもしれません。

②「宇宙浄化の祈り」「大日本神国観」が消えている

『聖光録』には「毎日の祖先礼拝の注意」というご文章があります(187頁)。

《私達日本人の祖先は天皇中心の愛国者であったので、その様な祖先の霊魂の冥福と守護を祈願する時、皇霊を遙拝し時間の許す限り〝大日本神国観〟の神想観を厳修されるがよい。『生命の實相』頭注版第二十八巻には、「毎朝、皇霊を遙拝し奉り、次で一家の祖先の霊魂を祀れる祭壇又は仏壇の前に坐してその冥福と守護を祈願し…」と書かれてある。》

これがすべて削除されています。
つまり、「大日本神国観」は排除するということの、これは意志の現れとみることができます…。

③“新バージョン”として発表された「四無量心を行ずる神想観」が、そのまま「四無量心を行ずる神想観」として掲載されている。(211頁)

《わが心、神の無限の愛、仏の四無量心と一体にして、虚空に広がり宇宙に満ち、一切の衆生をみそなわして、その苦しみを除き、悩みを和らげ、楽を与え、喜びを与えんと欲するのである。》

それが“新バージョン”では、こうなります。

〈わが心、神の無限の愛、仏の四無量心と一体にして、さらに虚空に広がり宇宙に満ち、地球のすべての生命(せいめい)と鉱物の一切を見そなわして、その苦しみを除き、楽を与え、多様性を護り、喜びを与えんと欲するのである。〉

つまり、〝一切の衆生をみそなわして〟のところを〝地球のすべての生命(せいめい)と鉱物の一切を見そなわして〟に替え、〝悩みを和らげ〟をとり、その代わりに〝多様性を護り〟を入れているのです。

④「浄心行実修法」(222頁~)。

「記載上の心得」がこう記されています。

〈「懺悔の神示」には「世の人々よ、悪を包み隠すことなかれ。悪を包み隠すは、なお悪に執着せるがためなり」と書いてあるが、この〝悪〟の中には「肉食」の習慣も含まれる。〉

こうして、「肉食」したことの〝罪〟を懺悔するように誘導され、その意義がこう記されるのです。

〈肉食から離れる決意は、温暖化抑制の力となると共に、悪因悪果の業から抜け出す尊く浄い心の導入である。〉

これは、浄心用紙に記載する懺悔文の話ですから、「肉食」のことの懺悔など書きたくないという人は、この懺悔文はご存じのように、だれも見ることはないわけですから、書かないで済むということになります。

問題は、先導者による「祈りの言葉」なのです。(227頁)。

〈また、人間以外の動植物、菌類に対しては、同じ〝生命の星〟地球を共有する仲間であるこを忘れ、劣悪な環境で飼育し、また残虐な方法で殺し、あるいはそれらを他人にさせることで自らの良心の呵責から逃れる一方、肉食や動物虐待を顧みない生き方を続け、植物や菌類に対しても、不要の虐待や生物多様性を損なう行為を無頓着に行うなど、悪しき習慣を重ねてまいりました。…〉

この先導者の言葉は、否が応でも耳に入ってきます。果たして、これが「浄心行」と言えるのでしょうか。

⑤「祈り合いの神想観実修法」(234頁~)。

〈個人の問題として困難に直面する参加者の実相顕現を祈ることに加えて、自然と人間との大調和が顕現することを祈ります。その際、自然災害による被害者が参加者の中にいれば、その人に「祈られる側」になってもらったり、練成会等の直前に国の内外で大きな自然災害が起こった場合には、道場の講師の一人に「祈られる側」になってもらい、参加者の精神集中の助けとします。〉(235頁)

最後の「感謝の思いの表明と決意表明」(242頁~)。

〈…神の子としての愛行の決意を表明する。肉食を控えるなど、神・自然・人間の大調和を目指す行為も愛行に含まれる。〉

「祈り合いの神想観」を修したあとの決意表明の場において、「肉食を控えます」というのもまた推奨されるというわけです。

⑥「祖先供養及び霊魂祭祀の方法(要項)」(251頁)。

〈四、聖経または讃歌の読誦
 次に、聖経または讃歌を読誦します。その前に次のように唱えます。
「唯今、これより生長の家の『○○○○』という聖経(讃歌)を読みます。この聖経(讃歌)はあなたが先祖代々伝承して来られた××教の教えの真理を、わかり易く現代語に表現したものですから、心を集中してお聴き頂き悟りを開き、仏の境涯に達し給え。今後は毎日この時間に読誦いたします」〉

これは先祖供養祭にて、「聖経読誦の前に唱える言葉」として知られているものです。あくまでも、これは「聖経」を読誦するに際しての、それを大前提にしての話であったはずなのです。ところが、この中に、(讃歌)を入れているのです。つまり、現教団では、「讃歌」で先祖供養することが、これではっきりと示されたわけです。
果たして、ご先祖さまは、「讃歌」で供養されることを望まれるでしょうか…。


令和2年7月 (13540)
日時:2021年07月03日 (土) 14時25分
名前:破邪顕正


○7月1日

“造化の三神”を祀るのは何も教化部だけではない、各家庭でもそれを祀らないといけないことに…

※7月1日付けの教区機関紙「大愛知」の2面には、「〝造化の三神〟を祭祀しよう」というタイトルのもとに、こういう文章が記されています。

〈三柱の神霊符(お札)は、総本山の神官が一枚一枚真心を込めて神名を墨書しています。〉

(筆者註…確かに、神官は真心を込めて墨書しているでしょう。しかし、その本心は、自分なんかが書いて本当にいいのか…。実際、そういう苦しい胸中を吐露している職員がいることもまた事実なのです。業務命令だから断れない…。そういう心の“葛藤”“迷い”を抱えつつ職員は、致し方なく墨書しているのです。そういう職員の墨書した神名に果たして宗教的、信仰的な功徳を期待できるものなのでしょうか。それより何より、これは、第一義の神は祀ってはならないという尊師の教えに真っ向から反しているわけです。教えに反し、職員も必ずしも悦んで墨書しているとはいえない…そういう神霊符を拝むよう強要される信徒の方が実に気の毒です。)

〈家庭に神霊符をまつり、家族が日々〝造化の三神〟を礼拝することは、日常生活における大事な行事です。〉

(筆者註…そんなに大事な行事というのであれば、総裁自ら神名を墨書すべきなのでは…。実際、尊師はそうなさってこられたでのですから…。職員に墨書させているという段階で、この祭祀もまた総裁は本気ではない、そう受け止められても仕方ないのではないでしょうか。)

〈これは、生長の家が立教当初から目指してきた、「信仰による世界平和」の実現を祭祀の中で明確化するものです。〉

(筆者註…「信仰による世界平和」の実現は、総裁がはじめた「国際平和信仰運動」からの話であって、立教当初から目指してきたのは「人類光明化=日本国実相顕現運動」にほかなりません…。)

○7月7日

コロナ禍を理由に「万教包容の御祭」が中止に

○7月7日

“2020年第1回(通算第82回)『講師補・光明実践委員通信教育講座』解答(問題)用紙”が配布される。

※その内容は以下の通り。

【必須問題】

第1問

2020年度の「運動方策」に掲げられた会員必携書『“新しい文明"を築こう上巻 基礎篇「運動の基礎」』の4 ページには次のように書かれている。
「歴史から学ぶ」という視点については、二〇〇三年(平成15) の夏に行われた「生長の家教修会」の記録をまとめた単行本『歴史から何を学ぶか一一平成十五年度生長の家教修会の記録」 (生長の家刊)が、宗教の立場から意義の解明に取り組んでいるが、この『歴史概観』の文章は、その問いかけに一定の回答を与えていると思う。読者は、この視点をよく理解されたうえで、生長の家の運動の中で変化したものの奥に、立教当時から確として変わらない中心的理念と教義の永続を読み取っていたただきたい。
そこで、本書「立教から国際平和信仰運動までの歴史概観」を精読し、特に下線部分の「生長の家の運動の中で変化したものの奥に、立教当時から確として変わらない中心的理念と教義の永続」とは何か、あなたの考えを述べなさい。
〈参考) 『“新しい文明"を築こう上巻 基礎篇「運動の基礎」』 (20~61頁)

【任意選択問題】

第2問

現在の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大から、私たちが学ぶべきことは何か。生長の家の講師としてのあなたの考えを述べなさい。
〈参考〉機関誌『生長の家』2020年5月号(4 ~15頁)/同年6月号(4 ~15頁) /谷口雅宣先生のブログ『唐松模様』2020年3月1日(すべての生物を礼拝・尊重する)、同年3月11日(「生命の法則に随順する」とは?)、同年3月22日(コロナウイルスは何を教える)、同年4月11 日(コロナウイルスは何を教える(2))、同年5月12日(ボードゲーム「コロナパスターズ」について)

第3問

 生長の家は、2016年以降の国政選挙において「与党とその候補者を支持しない」方針を表明してきた。生長の家が安倍政権を支持しない理由を、生長の家の講師として以下の観点から説明しなさい。
(1)立憲主義の重要性と役割に触れた上で、現政権の立憲主義に対する姿勢がどのようなものか具体的な事例とその問題点を述ベなさい。
(2)生長の家が「原子力の利用をやめる」ことを訴える理由に触れた上で、現政権のエネルギ一政策がどのようなものか具体的な事例とその問題点を述べなさい。
〈参考〉『“新しい文明"を築こう上巻基礎篇「運動の基礎」』(59~60頁) /『憲法を知ろう~ (4~16頁、20~23頁) / 『“新しい文明"を築こう 中巻実践篇「運動の具体的展開」』 (122~129頁)/第25回参議院選挙に対する生長の家の方針「三たび、与党とその候補者を支持しない]/“人間・神の子" は立憲主義の基礎』

「第4問」

 国内の生長の家の各教区では、教化部の主となる道場(拝殿)の實相額の前に、七重塔の縮小模型、並びに、〝造化の三神〟の神霊符を納めた三社造りのお社を設置して祭祀することになった。その理由について、〝造化の三神〟を祭祀する意義や、七重塔の意義にふれて説明しなさい。
〈参考> 『“新しい文明"を築こう 上巻 基礎篇「運動の基礎」』 (167~177頁) /『“新しい文明"を築こう 中巻 実践篇「運動の具体的展開」(158~176頁)/機関誌『生長の家』2020年7月号(16~17頁)

※以上のことから、講師にとって、尊師の教えは無視しても構わない。総裁の説いていることが今の「生長の家」の教義なのであり、それを誌友会等で弘めることが、講師の役割となっていることが明らかとなりました。

○7月26日

総裁が「石と信仰」というブログ記事を発表し、〝石〟の礼拝が始まる

※このブログ記事の参考文献に注目してください。

○小口偉一/堀一郎監修『宗教学辞典』(東京大学出版会、1973年刊)
○ミシェル・フイエ著/武藤剛史訳『キリスト教シンボル事典』(白水社、2006年刊)
○大林太良、伊藤清司他編『世界神話事典』(角川書店、2005年刊)
○倉野憲司校注『古事記』(岩波書店刊、1963年)

つまり、総裁は、創始者の教えには一字一句ふれることなく、これらの学者の説を参考にして自分なりの解釈をしているということです…。
そして「石と信仰 (2)」では、こう書いています。

〈日本神話には、ニニギノミコトが容姿端麗なコノハナノサクヤヒメに一目ぼれし、結婚相手として父神のオオヤマツミノミコトに所望した際のエピソードがあるが、そこには結婚生活は「美しい」とか「華やか」だけではいけないというメッせージが盛り込まれている。世界の神話に詳しい吉田敦彦氏の解説で紹介しよう〉

そう言って、木之花咲耶姫と石長比売のことについて書いています。
“ニニギノミコトが容姿端麗なコノハナノサクヤヒメに一目ぼれし”
“オオオヤマツミは怒った”とか、実に通俗的な表現が出てきます。
そして、当時は一夫一婦制ではなかったとか言って、こう書くのです。

〈人間が表面的な派手さや短期的な繁栄に目を奪われがちであることへの警告だ、と私は受け取る。また、上述した他の文化圏での「石」や「岩」のシンボリズムを考え合わせると、神や“神性”が表面的な美や短期的栄華の中にはないとする英知が暗示されていると解釈できる。〉

それでは、木之花咲耶姫と石長比売について、尊師はどうお説きになっていられるか。
総裁が絶版にした『古事記と現代の預言』から5点にわたって要約します(218~220頁)。

①『天之石位(あめのいわくら)を離れ』というのは、石は「金剛不壊」を象徴するのであり、「天」は実相世界のこと。つまり、「金剛不壊の実相の座を離れて」無常の世界に姿をあらわされたことを意味する。ここに現象の肉体は、仮の姿であって、実相は金剛不壊であることがあらわされている。「実相は金剛不壊」であるけれど、「無常の世界」と結合して、身に無常をあらわすということを、邇邇藝命と木花之佐久夜姫との御結婚の経緯において述べられている。

②鹽土大神は、実相金剛不壊の世界から現象無常の世界に顕現したまうときの導きの役をしていられる。まことに「生と死との鍵」をもち給うのであり、同時に陰陽相むすぶ縁結びの神をなしていられる。

③木花之佐久夜姫命は、「自分の一存では御返事申し上げることはできません、父の大山津見神に申して下さい」とお答えしている。これが日本民族の結婚の伝統である。

④大山は陸地であり、「見」は「身」であり「本体」という意味で、大山津見神とは「陸地の霊魂」と考えればよい。天孫が陸地の霊魂として結合することによって、久遠無窮の天皇の皇位が、現象界の約束によって、子々孫々という、子孫の継続によってその無窮を表現するようになった。

⑤これが天之石位(金剛不壊の皇位の実相)が現象無常の世界に姿をあらわし、天皇の外見は吾らとひとしく現象的存在で無常の如く見えているけれども、その実相は金剛不壊の久遠の存在であるということを示している。

以上のことから、尊師にあって現総裁にないものを列挙させていただくと…。
まずは、実相と現象という観点が挙げられます。
残念ながら、現総裁が指摘するのはあくまでも現象論に過ぎません。
肝心要の「実相」の把握がない…。
“法燈継承者”とは、取りも直さず「実相」を語るものでなければならないと思います。
次に、「日本人の結婚観」という問題があります。
尊師は、はっきりとここで、結婚とは家と家との結婚であるとして現行憲法の問題点にまで言及されています。
しかし、現総裁には、一切、そういう視点は見られません。
現行憲法を肯定する立場ですから、日本的結婚観にそぐわないなどと言うわけもありませんが…。
三番目に、ここで尊師は、金剛不壊の皇位の実相ということをお説きになっておられますが、現総裁には一切、そういうことへの言及はありません。
なるほど、現総裁は、一応「古事記」等の神話・神典を引用はします。
しかし、だからと言って、天照大御神のご誕生、住吉大神のお働き、神武天皇以降の歴代天皇につながるような道筋については、少しも説こうとはしません。
神話とは、端的に言えば、“ひとつ命”の世界。
今上天皇の御生命を辿れば、神武天皇、天照大御神、天之御中主神へと一つ命で繋がっていくというところに大きな意味があります。
にもかかわらず、現総裁は、“造化の三神”については述べても、そのいのちがひとついのちとしてどう繋がっていくのかについては、少しも触れないのです。
それどころか、それを否定するも同然の「女系天皇」を支持するというのですから、これで法燈を継承しているとはとても言えないのではないでしょうか。


令和2年8月~9月 (13548)
日時:2021年07月09日 (金) 10時36分
名前:破邪顕正


○8月

コロナ禍により宇治の盂蘭盆大祭が中止に。
霊牌は110万柱で、10年前と比較して半減に。

○9月6日

総裁のfacebookに、讃歌リレー読誦の提案

※その内容は以下の通り
【讃歌リレー読誦のご提案】
[趣旨]
(前略)気象庁は、災害が起こることは不可避であるとの見解を示していますが、そのような中で私たちはただ堪え、恐れ、あるいは傍観するだけであってはならないと感じます。長崎の生長の家総本山では2日間の業務を停止し、防災に努める決定をしていますが、九州地方を中心とした西日本の方々の無事を祈り、同信の連帯を示し、精神的支援をするために、9月6日と7日の2日間、『大自然讃歌』と『観世音菩薩讃歌』の集団リレー読誦を行なうことを提案いたします。

[方法]
 趣旨に賛同される方は、本ページのこのメッセージへのコメントとして、次の形式で参加表明をしてください:
 教区名: 〇〇教区
 読誦の日時: 〇月〇日 00:00~00:00(24時間表記)
 読誦の内容:『大自然讃歌』『観世音菩薩讃歌』のいずれ、あるいは双方
(前者の場合は「自然と人間の大調和を観ずる祈り」を後者の場合は「観世音菩薩を称える祈り」を含める)

※“次の形式で参加表明をしてください:教区名:〇〇教区”とある以上は、“ご提案”という名の、これは“強制”ではないのか。これをきっかけとして、今後は、「聖経」読誦が「讃歌」読誦に取って替わるのではないかと思われます。

○9月

“「相愛会運動検証」に関するアンケート”が配布される

※アンケートを取るのに、“検証”という表現を使うということは、現場が本部方針にきちんと従っているか疑心を抱いている証しとみることができます。驚くのは、その中身です。

〈緊急アンケートのご記入にご協力をお願い致します。
本部相愛会より「相愛会運動検証」に関するアンケートが9/20に届きました。教区連合会で把握出来ていない項目に付きまして会員の皆様にお尋ね致します。下記項目の中で、ご自身が行っている活動についてご記入下さり、10月5日(月)までに、同封の返信用封筒に入れてご返送下さいますようお願い致します。ご多忙の折、かつ緊急な要請になり申し訳ございませんが、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。(連合会事務局拝)

アンケート項目

1.『“新しい文明”を築こう』上巻は購読しましたか?
2.『“新しい文明”を築こう』中巻は購読しましたか?
3.相愛会長にお尋ね致します。誌友会等の輪読に使用しましたか?
4.相愛会長にお尋ね致します。ブックレットシリーズ等を誌友会で使用しましたか?
5.ブックレットシリーズ等を選挙で生かせましたか?
6.神想観を実践していますか?
7.聖経或いは讃歌の読誦をしていますか?
8.どんな愛行をされましたか 簡潔にお書き下さい
9.両総裁先生のご著書などの聖典等を拝読されていますか
10.「神・自然・人間は本来一体である」と言う心理の理解を深めましたか?
(筆者註…“心理”は書写違いではありません。原本に忠実に写したものです)
11.「一汁一飯」をしていますか?
12.「被災地支援募金」をしましたか?
13.地元のフードバンク、NPO法人等の活動等の活動への支援を行ったことは有りますか?
14.「生物多様性保全募金」により、WWF「インドネシア」森林保全プロジェクトに寄付は?
15.原発を含まない新電力への切り替えを行いましたか?
16.日時計日記を活用していますか?
※連合会では回答が集まり次第、本部に報告致します。必ず期日までに事務局に届くようご協力を宜しくお願い申し上げます。〉


令和2年10月 (13551)
日時:2021年07月10日 (土) 16時17分
名前:破邪顕正

○10月28日

最高裁判所において、『日本会議の研究』の著者・菅野完氏の上告及び上告受理申立が棄却される!
これにより、菅野氏の敗訴が確定し、同書における生長の家元幹部についての記述が、〝名誉を毀損〟し、真実性が認められない〝虚偽〟であることが明確となる。

※同書については、谷口雅宣総裁が「この本には、かつて生長の家の幹部活動をしていて、今は日本会議が進める政治運動の中枢にいる人が、何人も実名で出てくる。…当時隠されていた〝驚くべき〟話もある。とにかく、最初は門外漢であったはずの著者が、ここまでよく調べ、よく書いたと感心する」(平成28年6月1日付ブログ)と大いに絶賛し、全国の講習会などで推薦してきました。
 その谷口雅宣総裁の意向に従い、世界聖典普及協会は「聖典・書籍」として頒布を取り扱うとともに、現教団は全国の相愛会、白鳩会、青年会で学習すべきとして練成会や講師研修会のテキストに指定するなど、大々的に推奨してきました。
 ところが今回の最高裁判決が出た後でさえ、谷口雅宣総裁や現教団は、名誉毀損と虚偽記述の同書を多くの信徒に推奨しミスリードしてきたことについて、一切、何らの釈明も行っていないのです。そればかりか、いまだに世界聖典普及協会では「聖典・書籍」として取り扱っています。
 谷口雅宣総裁は、自らの左翼思想を押し広め、安倍政権や日本会議、かつての生長の家の愛国運動を貶(おとし)めるため、同書を絶賛し活用してきました。それが名誉毀損にあたる重大な判決が出てさえも、だんまりを決め込むのは、果たして宗教指導者として「誠実さ」や「正直」さがあると言えるのでしょうか。
 谷口雅宣総裁は、愛国的な信徒を批判するため、こう語ってきました。

〈表面は本部の方針に従う振りをしながら、陰では従来通りの政治活動をしたり、政治運動との接触を続けていた者もいたのである。教区の講師の代表である教化部長や、本部の理事の中にも、このようにして本心を隠したり、〝二股を掛ける〟生き方を続けてきた人がいたことは、誠に残念である。なぜなら、宗教運動とは信仰運動であり、信仰には誠実さが何よりも必要であるのに、これらの人々は、表と裏を使い分ける不誠実な生き方を長年にわたって続けてきたからである〉(前掲ブログ)

 また、谷口雅宣総裁は、「谷口雅春大聖師三十一年祭」において、同書の内容を基に〝面従腹背〟してきた生長の家の幹部や講師がいると語り、さらには、谷口雅春先生も失敗をされたことが一度ならずあってそれを包み隠さず書かれていると言って、次のように語りました。

〈『正直である』こと、『ウソをつかない』ということは、宗教者に必須の信条であり、素質です。…それを隠したり、偽ることで信仰が成立するはずがありません〉

 生長の家総裁たるものが、こんな憎悪剥き出しの言葉を公の場で吐くということ自体、既に異常とも言うべきことであります。その典拠としてきた『日本会議の研究』が名誉毀損に当たるとされた以上、こういう発言の諸々が文字通り、名誉毀損に当たると難じられても抗弁のしようがないのではないでしょうか。谷口雅宣総裁は、この一連の発言に対して、反省の弁を述べるのが、人として当然の責務ではないでしょうか。



令和2年10月~12月 (13553)
日時:2021年07月11日 (日) 16時43分
名前:破邪顕正


○10月1日

「しんぶん赤旗」が「日本学術会議」の6名が任命拒否されたとスクープ報道。

※なぜ、「しんぶん赤旗」がスクープし得たのか。任命拒否された6名のいずれもが、日本共産党と深い関係にあったからにほかなりません。そもそも、「日本学術会議」そのものが日本共産党の影響下にあり、別名〝赤い巨塔〟とも揶揄されていたのです。

○10月14日

「しんぶん赤旗」が任命拒否反対の記事を掲載、本質は「学問の自由」の侵害と決めつけ。
生長の家教団ホームページに〝真理探究への政治介入に反対する〟の声明を発表。その内容は「しんぶん赤旗」と同じ論調。

※「しんぶん赤旗」と全く同じ日に、教団の声明発表です。何という手回しのよさ、裏で繋がっているのではと思われても不思議はありません。

○10月25日

現教団は、朝日新聞に、教団ホームページに掲載した声明を「意見広告」として掲載。
谷口雅宣総裁がFacebookで〝生長の家の意見広告が「朝日新聞」に掲載されました。拡散をお願いします〟と自ら呼びかけ。

※今度は「朝日新聞」と呼応するかのような谷口雅宣総裁のメッセージです。それだけでも、谷口雅宣総裁の並々ならぬ気の入れようが分かろうというものです。

○10月28日

「しんぶん赤旗」に、現教団の「意見広告」が紹介される。

○11月4日

日本共産党の志位委員長が国会質疑の中で「生長の家」を称賛する。

○11月17日

当日発売の『サンデー毎日』に「谷口雅宣総裁が独白」の記事が掲載される。この中で、谷口雅宣総裁はこう語っています。

〈日本会議は私たち生長の家の運動に反対している人たちが作った組織ですから、我々は彼らを悪と言いませんが、私たちとは違う信仰だと知ってほしい。どこが違うか。日本会議は、戦前の日本を肯定するんです。〉

※「日本会議」は国民運動を展開している団体であり、しかも、その構成メンバーをみたら〝私たち生長の家の運動に反対している人たちが作った組織です〟とは絶対に言えません。谷口雅宣総裁は、どうしてこんな「ウソ」や「デマ」を平気で飛ばすのでしょうか。
 結局、この一連の流れで見えてきたことは、現教団はもはや日本共産党の「フロント組織」(大衆扇動組織)と言ってもいいほど、〝赤化〟されているということであります。今回の「日本学術会議」の問題で、現教団は、はしなくもそれを満天下に晒すことになりました。

○12月

機関誌『生長の家』12月号に、『サンデー毎日』ではインタビューの内容が端折られて掲載されたところもあるというので、その全文が掲載される。

※それを読めば、谷口雅宣総裁の思想信条が、日本共産党と同じであるということがよく判る内容となっています。その象徴的な箇所がこれです。
 近代までの日本は、「少数の支配者層がいて多数の被支配層がいて、前者が『宗教』『政治』『学問』の三つの分野の支配権を独占するという社会構造」(20頁)だったとの専制政治的な歴史観に凝り固まっており、「戦前=悪」の歴史観をもって「『右でないといけない』ということを政府がやりだしたら、これは戦前に戻る以外に仕方がないように思いますね」(24頁)、「いまだに『前の戦争は正しい』と言う人がたくさんいるのですよ」(28頁)などと言っています。
 これは、もう、完全なる日本共産党と同じ「階級史観」であり、尊師・谷口雅春先生への真っ向からの批判と見ても何ら差し支えないものであります。因みに、尊師は大東亜戦争について、どう仰っておられたか。

《私は別に戦争を謳歌するといふわけぢやないのですけれども、起るべくして起つてゐるものを、日本民族の侵略だと言ふのは間違なのであります。》(『神ひとに語り給ふ』294頁)

 言うまでもなく、生長の家の教義の根幹は『生命の實相』です。それを縮約したものが聖経「甘露の法雨」、そのエッセンスを凝縮したものが「大調和の神示」であると言われます。その「大調和の神示」についての尊師のご講義を掲載しているのが『神ひとに語り給ふ』です。
 ところが、この聖典が今や、絶版に処せられている…。現教団は、表向き、「大調和の神示」は教えの根幹をなすものと言ってはいます。しかし、そうであれば、それを絶版にして信徒の目に触れさせないということは論理矛盾も甚だしい…。どうして、こういう矛盾が生じたのか。
 そうです、「大東亜戦争は侵略戦争であった」という歴史観に立つ谷口雅宣総裁にすれば、先に紹介した尊師のお言葉が、とても看過し得るものではなかったからです…。たとえ「神示」であろうとも、谷口雅宣総裁の自分の考え、思想に合わない、不適切と判断されたものは世に出させない…。自分の考え、思想こそが「神示」にすら優先する…。
 それを貫徹するには、どうしても著作権を手中に納める必要がある…。即ち、谷口雅宣総裁にとって、著作権とは出版できる権利ではなくて、その真逆、絶版できる権利そのものとしてあるということなのです。
 こういう考えで、谷口雅宣総裁が実質上の絶版に処した聖典は33にも上ります。そういう人が、戦前のことを「少数の支配者層がいて多数の被支配層がいて、前者が『宗教』『政治』『学問』の三つの分野の支配権を独占するという社会構造」だと批判するのです。自分のことは棚に上げて、ひたすら戦前を悪だと決めつける…。これでは、谷口雅宣総裁が〝赤き龍〟だと難じられても当然ではないかと思うものであります。


令和2年12月~令和3年1月 (13557)
日時:2021年07月12日 (月) 15時36分
名前:破邪顕正


○12月18日

2020年第2回(通信第83回)「講師補・光明実践委員通信教育講座」解答(問題)用紙から窺える〝左翼思想〟

※表題は、2020年12月18日付けの通達です。
 表紙に、下線を引いた、こういう文言があります。

「〈参考〉として各設問に関連する聖典等を挙げていますので、よく熟読(又は視聴)し、その内容を十分に把握した上で」

「聖典等」とある以上、普通は、一冊ぐらいは『聖典』が入っているだろうと思います。ところが、頁をめくっても、『聖典』は一冊も見出せませんでした。〈参考〉すべき本は、すべて総裁・白鳩会総裁のものばかりでした。つまり、この「通達」で明らかになったことは、もはや現教団にとって尊師・谷口雅春先生、清超先生の『聖典』は必要ないということ。現教団の講師会は、現総裁の思想洗脳機関に堕しているということ。そして、もう一つ加えるならば、講師会は、サヨク政治活動の舞台となっているということです。それが如実に現れているのが、「第2問」です。こうあります。

「第2問」

「2021年は衆議院議員選挙が行われる年である。生長の家講師として、政治や選挙についての以下の問いに答えよ。」

(1)では、「日本学術会議」の問題が出てきます。
つまり、6名の任命拒否を行った菅政権を非難せよというのがその狙いなのです。
その上で、
(2)でこう言うのです。
「選挙の投票で大切な考え方とは何か。」
もう、誘導尋問そのままです。
総裁の〝イエスマン〟でなければ、もはや現教団の講師にはなれないということです。
こうして、ますます現教団の〝赤化〟が推し進められていくということでありましょう。

※今回の試験問題は4つあります。
具体的に、その一つ、一つを見ていくと、果たしてこれが宗教といえるのか。洗脳手段の一環ではないのか。そういう疑問が自然と湧いてきます。

【必須問題】の「第1問」は、“新しい文明”についての問いです。

今や、共産主義が人気を失い、それを糊塗するために盛んに用いられるようになっているのが“リベラル”という表現だと言われます。
それと同様に、現総裁が進める、この“新しい文明”という話もまた〝新しい共産主義〟の隠れ蓑ではないのか。隠れ蓑ですから、当然、その蓑の下から、共産主義の顔が覗くということになる…。それが上述した「第2問」の〝日本学術問題〟に如実に表れていると思われるのです。

「第3問」は、地球環境保全と日時計主義とは矛盾しないのかとの問いにどう応えるかという問題です。
尊師が説かれた日時計主義が、環境問題に関係づけられて説かれなければならないというのは、何とも傷ましい感じがしてなりません。

「第4問」は、「七重塔」の図版についての意義を説明せよとの問いです。
教団信徒は、「七重塔」の絵が描いてある用紙に、好きな真理の言葉(現総裁の動画〝七重塔に文字を重ねる〟から紹介すると、現総裁が書いている文言は「南無観世音菩薩」「南無万物大調和」「自然即我・我即自然」)を自ら墨書して、それを額装し、「実相」を構想するのだそうです。これは、明らかに、「實相」礼拝を冒涜する以外の何物でもありはしません。

今回の「通信教育講座」は、改めて尊師の正統なる教義を改竄せんとする企みから生まれたものだと言って過言では無いと思います。

○1月

『週刊ダイヤモンド』新春号に、「立正佼成会と生長の家が接近」という記事が掲載される

※注目すべきは、両教団とも、3代目の時代になって、急速に左旋回していると言うこと。
まずは、立正佼成会について、関係者がこう語っています。

「3代目(光祥)は戦後民主主義の申し子のような人。核廃絶や環境問題にも関心が深く、立憲民主党との独自のパイプも形成しつつある…」

当然、これには反発もあるようで、中にはこういう声もあるとか。

「3代目は急進的過ぎる。もともと佼成会は穏健保守で、自民党とのパイプも完全に切れていない。あのような姿勢で突っ走られたら、佼成会も…空中分解してしまう。」

「今の日本の政治状況を見た場合、例えば、立憲民主党支援に全力集中して得がある気もしない。本当に3代目の路線に従っていくだけでいいのかという葛藤はある。」

立正佼成会でも、生長の家と同じような問題が生まれているようです。
実際、この記事の中にも、生長の家のある会員の言として、こういうことが紹介されています。

「雅宣総裁の時代以降、特に古参会員の中から『雅春先生がつくった日本を守るための教団を破壊している』という怒りの声が噴出。脱会者も多く、組織の体力も確実に弱まってしまった。これ以上の左傾は避けてほしいというのが正直な思いです。」

両団体の3代目とも、揃いも揃って、戦後思想に膝を屈し、〝左傾化〟している点は同じだというわけです。
ただ、立正佼成会の場合は、2代目の庭野日鑛・現会長が傘寿を迎えてもなお教団トップにいて、3代目の娘の姿勢に「危惧」の念を抱いているような雰囲気がある…。
だからこそ、娘を3代目として指名はしても未だ実権を譲るまでには至っていない…。
それに反して、生長の家の3代目は、既に専制体制を布くことができている…。何でも自分の好き放題ができる体制を築きあげているわけです。
案外、立正佼成会の2代目現会長は、このまま娘に実権を譲ったら、「生長の家」と同じように、立正佼成会でも脱会者の会が生じるやもしれない。それを恐れて、いまだ実権を娘に譲っていないのではないのか…。
そんなことを想起させる興味深い内容でした。

○1月25日

同日付けで〈2021年1月20日参議会決定通達 PBS担当副会長が専属的に行う仕事の内容について〉という「通達」が出される

※PBSとは〝生長の家のプロジェクト型組織〟のことで、具体的には家庭菜園部、自転車部、クラフト倶楽部を指します。
今回の「通達」により、教区の中で、今後はPBS担当副会長が大きな権力をもつということが考えられます。
PBS担当副会長について、「通達」は、こう言います。

〈①…「白鳩会と相愛会の教区連合会長の中で要件を満たす人に専属的に「PBS担当」の役割を与えること」
②「運動基盤である従来型組織を、階層型組織からよりフラットな組織へと段階的に移行していくこと」…〉

 フラットな組織ということは、これまでの相・白・青の三者組織は消え去る運命にある…。そのための工作員として白羽の矢を当てられたのが、この度のPBS担当副会長であるということなのです。しかも、このPBS担当副会長というのは、今回の「通達」で、いわば、総裁の肝煎りで生まれた存在ですから、その任につくや、おそらく、それを葵の御紋の如く掲げて権力を行使するでしょう。それを掲げられては、さしもの教区連合会長も、そして教化部長すらもモノ言えないということになります。当然、そうなれば、教区連合会長も、そして教化部長も内心、面白くはないでしょう。
新たな権力者「PBS担当副会長」と、「教区連合会長・教化部長」との〝二頭体制〟が教区内に生まれ、対立感情がどんどん大きくいくのではないでしょうか。


令和3年2月 (13570)
日時:2021年07月20日 (火) 17時51分
名前:破邪顕正


○2月24日

2月24日付けで、全国の教化部長宛てに〝2021年4月度/5月度「地方講師・光明実践委員研修会」のテーマについて〟が送付される。

4月度
〈テーマ:居住地の自然と文化を顕彰するとはどういうことか〉
5月度
〈テーマ:「石上げ」とは何か〉
この「石上げ」について、通達はどう説明しているか。
………………………………
※機関誌『生長の家』2021年2月号に掲載されている、総裁・谷口雅宣先生のご文章「八ヶ岳で石を上げる」を精読し、また、生長の家総裁のFacebookページ動画【九折スタジオから㊹】―石の力」を視聴して、以下のポイントについて理解を深める。

▲生長の家国際本部で始まった「石上げの行」とはどのようなものか。
▲石と人間との関係性は、古来どのようなものであったか。

◎テキストおよび動画:
①機関誌「生長の家」2021年2月号(4~9頁)
②生長の家総裁のFacebookページ動画【九折スタジオから49】―石の力
※生長の家総裁の動画リンク一覧↓
https://snivideolinks.ubemstudygroup.com/home/p_listoflinks/

◎サブテキスト:
①機関誌『生長の家』2020年9月号(4~16頁)「石と信仰(1)」
②機関誌『生長の家』2020年10月号(4~15頁)「石と信仰(2)」

<テキスト①からの引用文>
 今日は皆さんに、最近“森の中のオフィス”で始まった新しい儀式についてご紹介したいと思います。オフィスの敷地内のエネルギー塔と呼ばれる場所の北側に、祠があります。今までは小川のほとりにあったのですが、このたび移設しました。皆さんもご存知だと思いますが、天之御中主大神、高御産巣日神、神産巣日神の造化の三神を祀ったお社です。この祠のすぐ後ろに、大きな岩があり、私たちはこれを「ムスビ岩」と呼んでいます。なぜムスビかというと、もともと一つだった岩が二つに割れているからです。
 このムスビ岩の周りに石を並べました。ピンと来る方もいらっしゃると思いますが、縄文時代からある風習といいますか、宗教儀式の原型――最も古い形のものを再現いたしまして、「ムスビの庭」を作りました。環状列石という言葉を使うこともありますが、そういうものを作り、この一番大きなムスビ岩の北側に、私たちが三角形を刻んだ石を納めるという儀式を始めたのです。
………………………………………………
 これが、“森の中のオフィス”で執り行っている儀式です。
 それが如何に面妖な儀式であるか、文中に出て来る文言をピックアップして確認します。

〈石上げでは、先ほど述べたムスビの働きを強く心に意識します。まず三角形の底辺を結ぶ点――右でも左でもいいですが一一の一方に穴を開けます。その時に「これは今の自分である」と強く念じながら穴を開けます。簡単には開きませんから、ハンマーとタガネを使いますが、その間ずっと「これは私です」と念じます。〉

 穴を開けるとき、〝「これは私です」と念じます〟
 こう念ずるのが「今の教え」ということなのです。次にこうあります。

〈一点目が開いたら、底辺を結ぶもう一方の点を刻みます。人間はいろんな課題を持って人生を生きています。その課題がもう片方の底辺の点であると考えます。「これが今の私の直面している問題である」という念を強く持ちながら穴を開けます。〉

 穴を開けようが開けまいが、「これが今の私の直面している問題である」というのは、本人が一番、分かっていることなのではないでしょうか。
 で、こう続くわけです。

〈三点目は、この「自分」と「課題」のムスビを考える。ムスビというのは、二つとは異なる新価値が生まれるということでしたね。ですから、「この二つのものをムスビ合わせる解決法が必ずある」と念じながら、三番目に頂点の穴を開けます。〉

 こんなことをしないと問題解決が見えないのでしょうか。『聖典』の中に、すべての解決の道があるというのが、本来の「生長の家」の教えではなかったのでしょうか。
 いよいよ、結論部分です。

〈こうして刻んだ石を、自転車に乗る人は自転車で、徒歩の人は徒歩で、バッグに入れて背負いオフィスまで、または天女山まで持ち上げます。その時に、自分が刻んだ三角形のことを強く意識しながら登ります。そして、オフィスのムスビの庭に納める――こういうことをやっていくのです。
 自分が具体的にどんな課題を持っているかということは、その人だけが知っていればいいので、人に大声でいう必要は別にありません。まあ、言ってもいいですけれども、それは成功した時に、つまり、この三点目が成就した時に発表されると、立派な体験談になると思います。〉

 もう、これは完全な〝カルト〟と言ってもいいのではないでしょうか。だって、石を運んでそれを納めるという光景を、第三者が見れば、これは〝カルト〟だと思っても何ら不思議ではないでしょう。



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