天照大御神は女神か男神か? の質問に対して谷口雅春先生のお答え (13458) |
- 日時:2021年06月05日 (土) 12時30分
名前:コスモス
合掌 有難うございます。
昭和60年当時、生長の家河口湖道場の総務でいらした鹿沼景揚先生が、谷口雅春先生に次のような質問をされました。
「日本の国は生命体であり、その永遠の生命の中心が天皇において現れている。その天皇の大本の祖先であられる天照大御神が陰の神、女神であられることは、原理(中心が陽である)に反するのではありませんか」
これに対して、先生から次のようにメモを下さいました。
『おたずねの天照大御神がイザナギの命の左(霊足り)の眼から生れた光の極点の神なのに、何故女体かと言いますと、これは「変生女子(へんじょうにょし)」と申します。 その霊性(内性)が万物を輝かし、生かす愛の光でありますから、内性は霊です。
"霊"を"陽"に配置しますと、陽性すなわち男性になります。"霊"が男性で、"体が女性"になっているのです。だから"変生男子"なのです。 これでスサノオノミコトの剣を天照大御神の体で包んで三女神が生れたということになります』
『素佐之男命の場合は、肉体は男神の姿をもって天照大御神の霊魂を宿してお産みになりました最初の人間が天忍穂耳命であり、日本天皇は天照大御神の霊をうけて、この世に出現せられてきたのです。
天照大御神は女神にあらず、また男神にもあらず、男女両神を内包せられる天之御中主神の中心原理の表現神であられるわけであります』
谷口雅春先生、これからも霊界にあって尚も貴き黙示をもってお導き下さることを感謝いたします。」
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以上は長年の生長の家の書類を整理している時に見出した大切な谷口雅春先生のお言葉でありました。
このお言葉は、昭和60年9月号の『生命の教育』誌に掲載されていたものをコピーしていたものです。
これからも大切と思われるものがありましたら、ご紹介させて頂きたいと思っております。 有難うございます。再拝
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