| 「トキ」さん、現教団の〝分裂〟を「トラブル」という捉え方で済むものなのでしょうか? (13417) |
- 日時:2021年05月22日 (土) 12時31分
名前:破邪顕正
今回の「生長の家」の〝分裂〟を、まるで世間一般にあるような人間関係の「トラブル」と同じレベルで捉える向きがありますが、本当にそうでしょうか。
「トキ」さんは、現総裁のことを〝過失犯〟と見ていました。
それに対して、私は最初から、一貫して現総裁は〝確信犯〟であると言ってきました。
その見解の違いが、そのまま今の立ち位置の違いにもなっていると思うのです。
今になってみれば、もはや結論は明らかではないでしょうか。
どう見たって、現総裁は〝確信犯〟であったのです。
〝確信犯〟というのはこういうことです。
現総裁は、学生時代から〝サヨク運動〟に加担していたのであり(それを証言する声はいろいろとあります)、そして本部に入っても、その思想が変わることはなかったのです。
そして、教団に乗り込むにあたっては、いずれ「生長の家」を自分のサヨク思想に合うように塗り替える…。
しかし、それには絶対権力を必要とする…。
それを奪取するまでは、自分にそんな野望、野心、下心があるなどとは絶対に気取られないように表に出さないようにする…。
現総裁の好きな表現を援用すれば、その意味で、現総裁こそがスリーパーセルだったのだと私は見ています。
そして、総裁代行となり一切の権力を手にするや、その正体をどんどん現すようになった…。
その結果、かつて愛国の柱としてあった「生長の家」は、今や〝立憲共産党〟の支持母体へと変質してしまった…。
何を申し上げたいか。
今回の〝分裂〟の背景にあるのは、純粋に〝思想問題〟であるということなのです。
現総裁にとっては、尊師の愛国の教えは、はっきり言って邪魔でしかなかったのです。
現総裁のその本性がはっきりと見えた以上、何としても尊師の教えを護らなければならない…。
そう思う者は、もはや現総裁とは袂を分かつ以外にはない…。
〝分裂〟以外の道はなかった…。
それをしも、相互の「和解」の努力で何とか回避できたのではないのかと言うのであれば、まずはこの〝思想問題〟をどう考えているのか、それについてきちんと説明をすべきであると思うものであります。
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