| 『“新しい文明”を築こう』は総裁が勝手につくりあげた“フェイクヒストリー”である… (12210) |
- 日時:2020年06月17日 (水) 16時29分
名前:破邪顕正
「毘沙門天」さん、先には「托卵」、今回は「換骨奪胎」。
実に刺激的な、的確なご批評、心から感謝申し上げます。
最近、私は、麗澤大学・ジェイソン・モーガン准教授の「正論」(6月11日付け)の投稿“「フェイクヒストリー」にご用心”に大変、注目しています。
こういう書き出しです。
〈フェイク(偽)ニュースが最近注目されるようになってきているが、ずっと昔から、フェイクヒストリーがもっと大きな問題だ。あったことのない「過去」をでっち上げて国家の神話として政治家に利用されていた。〉
南京大虐殺に、従軍慰安婦…。
まさしく、「フェイクヒストリー」に他なりません。
で、モーガン氏はこう言います。
〈不思議なことに、フェイクヒストリーの方が世界で信じられていることが少なくない。事実による反論を怠れば、歴史をねじ曲げた嘘の宣伝が広がるのは慰安婦問題を例にしても分かる。
日本は、実証研究をもとにしたリアルヒストリーにかじを切っている。慰安婦問題では暴力によって無理やり女性を強制連行したなどと嘘の証言が、現代史家の調査などで否定された。一面的に日本を悪く描く「自虐史観」を見直す動きも進められてきた。
学校現場を支配していた日教組の力が和らぎ、昔の東大、京大などのリベラルやマルクス主義者の影響が弱くなって、健全な日本史が学校や大学で教えられるようになっている。
まだ足りない面はあるが、日本のまともな歴史家の取り組みは世界の模範にもなると思う。〉
これを読んで、私は、今回の『“新しい文明”を築こう』を、総裁が自己正当化するためにつくりあげた“フェイクヒストリー”に他ならない…。
そう指摘していこうと思うにいたりました。
総裁にとっては都合の悪い“事実”を、どんどんつきつけてくしかない…。
それが、尊師の教えを護り抜く力となる…。
心ある信徒を覚醒さすには、“事実”の重みを知らしめることである…。
その思いで、これからも大いに尽力してまいります。
「毘沙門天」さんのような方がいること、本当に心強いです。
ありがとうございました。
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