| 本日、「谷口雅春先生ご生誕百二十六年報恩感謝祭」を謹んで齋行させていただきました (11503) |
- 日時:2019年11月22日 (金) 17時38分
名前:護法の天使
本日、令和元年11月22日午前10時半より、東京都国立市の公益財団法人生長の家社会事業団の「谷口雅春先生報恩全国練成道場」の神殿において、関東近県並びに地元多摩地域の信徒の方々もご参列のうえ、「谷口雅春先生ご生誕百二十六年報恩感謝祭」を謹んで齋行させていただきました。
以下は、奏上いたしました祝詞(のりと)の全文です。
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谷口雅春先生ご生誕百二十六年報恩感謝祭祝詞(のりと)
令和元年十一月二十二日午前十時半 谷口雅春先生報恩 全国練成道場
是(これ)の谷口雅春先生報恩全国練成道場神殿を斎(ゆま)はり清(きよ)まはりて奇御魂(くしみたま)幸(さき)はふ御霊(みたま)と御床(みゆか)に座(ま)さしめ奉りて斎(いつ)き奉る 大聖師谷口雅春尊師 解脱名 實相無相光明宮大真理説授正思惟大聖師の御前に公益財団法人生長の家社会事業団理事長 久保文剛 慎み畏(かしこ)み敬いて白さく
人類の苦悩をみそなはし給ひ、明治二十六年十一月二十二日、教祖(おしへおや)谷口雅春先生をこの地上に天降し給ひて広大の慈門を開き給ひし大神の深き御神慮(みはからひ)を謝(ゐや)び奉(たてまつ)り、教祖(おしへおや)御生誕百二十六年の記念すべきこの日を迎えるにあたりて、今日を生日(いくひ)の足日(たるひ)と斎(いは)ひ定めて御饌(みけ)御酒(みき)種々(くさぐさ)の味はひよき物を献げ奉(たてまつ)り、過(す)ぐる月日に御護(みまも)り蒙(かがふ)りて禍事(まがごと)なく健やかに生かされたる大御神徳(おおみうつくしび)を忝(かたじけな)み奉(たてまつ)り、御教えの御恩(ごおん)を謝(ゐや)び奉(たてまつ)らんと大神の使徒ら集(こぞ)りて御祀(みまつ)り仕(つか)へ奉(たてまつ)る状(さま)を、平らけく安らけく聞こしめ給へと畏(かしこ)み敬(うやま)いて白(まを)さく。
思へば 尊師は新嘗祭の前日にあたる 陰暦(いんれき)十月の満月が西の山の端(は)にさしかかりながら光を失はず 東にはさし昇る曙(あけぼの)の太陽が雲を破りともに天空に輝きてそのご生誕を天地万物ことごとく祝福するがごとく 神霊に見まもられて兵庫県烏原(からすはら)村にて此(こ)の現世(うつしよ)に生(あ)れまし出給(いでたま)ふ。
尊師は立教に至る過程を『視えるいのち』の自覚から『本当にあるいのち』への自覚(じかく)転換史(てんかんし)なりと説(と)き給(たま)ひ 人類救済の道を希求しつつ思索を重ね求道の日々を送り給ひぬ。
しかして昭和五年 宇宙の大神 尊師谷口雅春先生を通して真理を啓示し給ひ 尊師は「自分の身体が燃え尽すまで蝋燭のやうにみづからを焼きつつ人類の行くべき道を照射する」との宣言とともに敢然と起ち給ひ 釈迦・キリストの御教えをも完成する人類最後の最高の真理を掲げ給ひて生長の家人類光明化運動を創始せられてより半世紀以上の永さに亘りて聖なる使命を遂行せられたり。
尊師は 諸々の人類の苦悩をみそなはし 生長の家の大神の神導(かむみちび)きの随(まにま)に広大(こうだい)の慈門(じもん)を開き給ひて すべての人々の神性仏性を開顕し「神の子」として拝まれ 悲しみの心を明るき光の心に変へ 希望にあふれる喜びの生活へと導き給ひぬ。
中心帰一・万教帰一・万物調和・恒久平和の神一元なる「生長の家」の大真理を 宝玉(ほうぎよく)の如き言の葉もて説き給ひ神筆(しんぴつ)もて聖典神誌となして 人類の苦悩を消滅し滅罪(めつざい)清浄ならしめ給ふ。
その御光遍(あまね)く六合(りくごう)に照り徹らせ 人類渇仰の慈雨としてすべての宗派を超越し天翔(あまかけ)り国翔(くにかけ)りて 暗黒は消え 醜悪(しゆうお)は滅し 病は癒え 悲しみは慰められ 苦しみは和らげられて 神秘なる体験となり 奇蹟ともなりて あまたの人々を救い給へり。
さらに 立教以来一貫して変わることなく 神の国の「中心帰一の真理」を唯一地上の国家として顕したる 万世一系の天皇(すめらみこと)を仰ぐ「真理国家日本」の実相を 「天皇国日本」の理念を縦横無尽に説き給ひて 日本国実相顕現運動の陣頭に起ち給へり。
とりわけ大東亜戦争の敗戦と占領により 意気消沈する国民を鼓舞し励まされ 愛する祖国の再建にいち早く踏み出し給へり。
しかして昭和二十一年一月 財団法人生長の家社会事業団を設立し給ひ 天皇中心国家護持をはじめ十項目に亘る「生長の家社会事業団設立の大構想」を掲げ給ひ 戦後の人類光明化運動の発進を高らかに宣言せしめ給ふ。
かかる尊師の憂国のたたかいは 国想う数多(あまた)の人々に勇気と希望を与え給ひ 日の丸掲揚運動となり給ひ 紀元節復活の運動となり給ひ 占領憲法の無効 正統憲法実現の運動となり給ひ 胎児(たいじ)の生命(いのち)を救ふ 優生保護法改正の運動となり給ひ その火は燎原(りようげん)の火の如く燃え拡がり 一大国民運動となり給へり
さらに尊師谷口雅泰先生は齢(よわい)八十歳を超え畢生(ひつせい)の大業(たいぎよう)として 鎮護(ちんご)国家龍宮住吉本宮(ほんぐう)御造営の陣頭に起ち給へり。
そは龍宮より住吉大神(すみのえのおおかみ)の御神威(みいつ)を直接顕(あらわ)し出(いだ)し この世界を浄化し給ひて天照大御神の御光(みひかり)を六合(りくごう)に照(て)り徹(とお)らせて「天皇国日本」をして 千万年(せんまんねん)安泰(あんたい)ならしむる霊的(れいてき)礎(いしずえ)を築くためなり
「旅すれば遇(あ)う人毎を拝むなり遍路(へんろ)の心尊くもかな」
「人生は浄土に向ふ旅なれば一歩一歩に愛を重ねん」
尊師の御生涯は まきに神の愛を そのまま貫かれたるひとすじの道なり。
本年 御代替わりの時を迎え 畏くも 新帝陛下におかせられましては 五月一日「劍璽等承継の儀」並びに「即位後朝見の儀」厳かに執り行われ 国民等しく 奉祝の慶び国内(くぬち)に漲れり
さらに十月二十二日 世界各国の元首・代表者 参(まい)来(き)集ひて「即位の大礼」執り行われ 新帝陛下の御即位を内外に宣明せり
さらにまた十一月九日皇居二重橋に 天皇皇后両陛下のご来臨賜り「国民祭典」盛大に開催せられ 六万の国民(くにたみ)の万歳の声 響き渡れり
しかして十一月十四日より翌十五日に亘りて 神代さながらに「大嘗祭」厳かに執り行われ 天照大御神より
歴代の天皇を通して継承し来たり給ひし皇位(みくらい)の 厳(いず)の御光(みひかり)厳かに発揚せられたり
さらに本年一月より「谷口雅春先生報恩 全国練成道場」にて開催せられし 「谷口雅春先生報恩 全国練成会」は回を重ね四(よ)回(たび)を数へ 数多(あまた)の人々参(まい)来(き)集ひて救いの渦は巻き起これり 吾ら魂浄め心浄めて今こそ尊師への報恩の誠を捧げる秋(とき)と日々の行に勤しめり。
時あたかも尊師の御悲願たる憲法改正の機運は国内(くぬち)に広がり来たり 今こそ住吉大神の全身全霊として鎮護国家の祈りを顕す時を迎へり
今こそ、尊師畢生の大業として建立せられし「鎮護国家出龍宮住吉本宮」の理念開顕の時来たれり 吾らこころ空しふして 住吉大神の御顕齋を仰(あお)ぎ奉(たてまつ)りて「鎮護国家」の聖なる使命を果たすべき時を迎えり
公益財団法人生長の家社会事業団は 尊師谷口雅春先生創始の教えを歪みなく純粋にその全相において継承せる「生長の家」の名を冠する 唯一無二(ゆいいつむに)の正統なる法人なり
さればこそ 吾らは 谷口雅春先生より託されし 願いと使命果たすべく 五大事業に取り組めり
一に 『生命の實相』等の著作権を護り抜く事業なり 新編『生命の實相』全六十五巻中三十八巻 刊行されたり
二に 谷口雅春先生報恩練成会の開催なり そは 〝神癒と奇蹟ある練成会〟開催を希求せる信徒に応える一大事業なり
三に 尊師の御教えを正しく生きる講師の養成事業なり 正しいみ教え学ぶ「生長の家教義」研修講座 全国十四会場にて開催せられ 一千名以上聴講し 約三百名の講師生まれたり
四に「児童養護施設生長の家神の国寮」の運営なり そは 虐待等苦しめる児童を養護支援し 薄幸の子ども達を「神のいのち」として礼拝し 立派な日本人として自立せしめる 聖なる事業なり
五に 「谷口雅春先生記念図書資料館」分館設置の事業なり そは全国四十七都道府県に 「神殿」『生命の實相』はじめ 尊師の珠玉の聖典を閲覧供与する分館即ち「神殿」を建立する大事業なり
この世に大神の御稜威(みいつ)、彌高(いやたか)に彌遠(いやとお)にひろがりゆきて、 天照大神の御光(みひかり)遍(あまね)く六合(りくごう)に導き出(い)だし給ひて、御皇室の彌栄(いやさか)をはじめ、天下四方(あめがしたよも)の国々の公民(おほみたから)諸々に至るまで、穏(おだ)やかに守り給ひて立ち栄えしめ給ひ、永遠不滅なる尊師の生命の實相を観じ 報恩感謝の想ひもあつき誠心(まごころ)もちて 人類光明化の霊の使徒(みつかい)としての自覚を愈々(いよいよ)深めしめ 尊師の生長の家立教の精神に想ひを致し 人類救済国家救済の誠を尽さむとの決意も新たに 使命邁進の秋(とき)は〝今〟との堅(かた)き誓ひをこめて 今ゆ往先(ゆくさき)神の聖業なる公益財団法人生長の家社会事業団に協力奉讃せし諸人等(もろびとら) 多(さわ)に参(まいき)集(つど)ひて五大事業実現のために至誠を尽くし事業を伸展拡大せしめ給ひて 久遠永遠なる『生命の實相』の大真理を述べ伝ふ使命を神導(かむみちび)き給ひ 人類光明化・日本国実相顕現の聖なる生長の灯(ひ)を弥益々(いやますます)に燦然として輝かしめ給ひ 各(おの)も各(おの)も、無量寿(むりようじゆ)、無限供給の生活(なりはひ)に導き給ひ、持(も)ち分(わ)くる業(みわざ)の随(まにま)に恪(いそ)しみ励ましめ給ひて、家門(いえかど)高く興(おこ)さしめ、子孫の八十連(やそつづき)に厳(いか)し八桑枝(やくはえ)の如く立栄(たちさか)えしめ給へと願ひ奉り、紅葉(もみじば)の赤き誠心(まごころ)以(も)ちて、聖経『甘露の法雨』の 一斉読誦を献げ奉らくと畏(かしこ)み敬いて白(まを)す。
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