| もしかして拉致被害者奪還につながるかもしれないカードを簡単に手放すようでは我が国政府の拉致問題に対する姿勢を疑ってしまいます (11371) |
- 日時:2019年10月09日 (水) 11時16分
名前:コスモス
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一色正春~~
誤解のないように説明しておきますが、大前提としてこの処置は国際法上正しいです。
公海上(EEZは公海)で起きた衝突事件は旗国主義に基づくため日本と北朝鮮それぞれの国で裁かれますが、日本と北朝鮮は国交がないため非常にややこしいことになります。
また、違法操業の確たる証拠が沈没してしまったため、違法操業で検挙することもかないません。
それに60人もの人間を引っ張ってくれば衣食住のうち食べるものの世話と住むところ(監視員付き)、最後は帰りの便の手配まで、国費が浪費されるだけではなく、入国させるとなると入管(法務省)検疫(農水省)や外務省とのすり合わせ等々かなり面倒くさい業務に忙殺されるだけではなく、
取り調べに、ただでさえ足りない人数から多くを割かれるため日常業務に支障が出るだけでなく、その穴を突かれ結果的に違法操業が増える可能性もあります。
リーズナブルに考えると、その場で無罪放免が一番で、私も現場にいたらそう思うでしょうしかし、
相手は我が国の排他的経済水域内において違法操業やミサイル発射実験を確信的に繰り返し、公船が小銃で我が国の船に対して威嚇したり、自国の領海であると主張したりする、国際法の枠外で我が国に対してくる国であり、何よりも我が国の同胞を何百人も奪ったままです。
そんな国に対して教科書通り、国際法を順守する優等生的対応では限界があります。
我が国の排他的経済水域内で違法操業を行った挙句(証拠はない)、公船に体当たり(詳細は不明なので断定はできませんが)してきた船を、何らかの理由をつけて国家の意思をもって拘束することは可能なはずで、我が国の漁船はそうやってさんざん拿捕されてきました。
我が国は法治国家なのだからという批判はあるでしょうが、このことによって違法操業や北朝鮮国内の事情が明らかになるやもしれませんし、拉致問題に何らかの進展をもたらすかもしれません。
そこまでの強硬策ではなくとも救助治療を名目に日本国内に連れていき日本の社会の様子を見せて返すだけでも北朝鮮にダメージを与えることができるはずです。
私も相手が北朝鮮でなければここまで言いません。
もしかして拉致被害者奪還につながるかもしれないカードを簡単に手放すようでは我が国政府の拉致問題に対する姿勢を疑ってしまいます。
何よりも北朝鮮に組みやすしと思われては拉致問題の解決は遠のくだけで、教科書通りにしか動けない役人任せでは事態は進展しません。
汚い手でも何でも取れる手段を最大限使って拉致被害者を取り戻すという覚悟と実行力を政治家に求めたいところです。

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