| 「正論大賞」贈呈式での安倍首相の挨拶に感銘! (10597) |
- 日時:2019年02月06日 (水) 12時20分
名前:破邪顕正
昨日(5日夜)、ホテル・ニューオータニで開かれた「正論大賞」(フジサンケイグループ主催)の贈呈式に出席させていただきました。
贈呈式では、百地章先生のプロフィールが写真付きで紹介されました。
とりわけ、関心を引いたのは、「中学生、高校生のときの勉強合宿で、今の憲法が占領軍の押しつけであったことを学び、それがきっかけで、憲法改正への思いが高まった」という箇所でした。
明らかに、それは、生長の家の練成会のことでありました。
若き日の志を一貫して貫いてこられた百地先生。
御年72歳、前期高齢者ならぬ〝元気高齢者〟として、憲法改正実現に向けて頑張ってまいります!との力強いご挨拶に心から讃歎の拍手を送らせていただきました。
ビックリしたのは、その会場に、安倍首相が急遽、お祝いに駆けつけてこられたことでした。
短いご挨拶でしたが、深い感銘を覚えました。
とりわけ、印象に残っているのがこれです。
〈やはり正論というのは時を経ても色あせない、時を経てこそ、その真価が分かってくるものであるのではないか、それがまさに正論ではないのかと思います。
その時々、議論に於いては、もしかしたら少数意見かも知れない、しかし、やはりあれは正しかったなあと皆が思う、そのまた逆のこともあります。
吾々が進めた平和安全法制もあの時は戦争法案という批判を受けた。
しかし今そういう議論をしてもまさに空論にしかならないということになっている。
お互いに助け合える同盟はその絆を強くしたことに間違いないわけであります。
特定秘密保護法につきましても「もうこれで映画が出来なくなる」という言論を展開していた人たちもいましたが、出来なくなった映画は一本もないと思う次第であります。
正に正論路線を貫いた姿勢はしっかりと脈々と代を経て継がれていくことを期待しているわけであります。〉
どうして、ここに関心を抱いたかと言うと、『憲法を知ろう』にこうあるからです。
〈安倍政権では、憲法違反といわれる集団的自衛権を行使できる安全保障関連法案(2015年)や、基本的人権の保障を脅かす共謀罪(2017年)を強行採決するなど、独裁的な傾向があらわになっています。〉(22頁)
安倍首相の言う「特定秘密保護法」のことを、教団は敢えて〝基本的人権の保障を脅かす共謀罪〟と称したわけです。
〝共謀罪〟という言い方が、これまた日本共産党と同じであります。
因みに、〝「もうこれで映画が出来なくなる」という言論を展開していた人たち〟の一人に、是枝裕和氏がいます。
「万引き家族」の監督です。
ちゃんと、映画をつくっているではありませんか!
何を申し上げたいか。
現実の外交では、どれだけ機密情報を共有できるかが重要なのです。
きちんとした法整備を行うというのは、そのための大前提の大前提であるということです。 こうしたことに反対するというのは、ザックリ言って、国家意識がないからと言うほかはありません。
教団もその例に漏れません。
国家意識のない教団は、改めて、尊師の教えに反するものであると思うものであります。

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