合掌。錦糸町深川『生命の實相』勉強会の誌友でいらっしゃる信天翁様のご依頼にお応えいたします。 (10376) |
- 日時:2018年10月19日 (金) 06時16分
名前:「生長の家」創始者 谷口雅春先生を学ぶ会 錦糸町深川『生命の實相』勉強会
生長の家は、尊師が、社会の矛盾に絶望し、家庭生活の不調和で行きづまって、その解決策を模索し真剣に祈る中から生れた教えです。それ故に、人を救い、国家を救い、世界を救う教えとなったのだと思います。
その尊師を導いた原点が、国家の救いに関しては、住吉大神である事は言うまでもありませんが、立教当時生長の家に導かれた人は、観音信仰を通じて導かれた人が多かったことから、生長の家の本尊は、住吉大神であり、観世音菩薩であることになりました。
尊師の人生を転ぜしめた大きな機縁は、輝子奥様とのご結婚にあるのは言うまでもありません。
『女の浄土』289ページによれば、奥様の心臓弁膜症を癒すために医学書を渉猟し、医者や民間療法を渉猟したことが、人間無病の生長の家の真理に到達した機縁となったと述べられ、その機縁を与えてくれた奥様を、尊師を導いた観世音菩薩と述べておられます。
そしてその病が癒された奥様との結婚生活のさらに一大転機となったのが、恵美子先生の懐妊です。そして、その恵美子先生が無事に生れるように尊師が真剣に祈られたのが、この如意輪観音堂なのです。
国家を救う生長の家の教えの父親が本住吉神社の住吉大神とすれば、人を救い家庭を救う生長の家の教えの母親は観世音菩薩ともいえます。その原点がこの如意輪観音堂にあるような気がしてなりません。
お祀りされた観世音菩薩たちの暖かいまなざしは、慈愛に充ちた観音様の権化そのものです。
今回一緒にお詣りした人生経験豊かな女性の方が、これは三世代の大調和した家族の姿に見えたと云われましたが、まさに家庭の幸福を其の儘現しているような本当にありがたいお姿を湛えた、仏たちの石像群でした。
人生苦に悩める者は、拝めば必ず救って下さるという慈愛に満ちた仏様たちでした。
尊師が一坪に満たないこの場所を、「霊場」と呼んだのもむべなるかなというような、神々しくも暖かい場所であり、それは近所の人と思われる人たちからの供華が絶えない祭壇に如実に表れていました。
本当にありがたい霊場でした。
尊師が観世音菩薩に毎日祈願されたという事もうなずける素晴らしい霊場でした。
今回偶然のことからお詣りすることになりましたが、真理勉強会に参加する悩める者を救ってあげようという尊師の温かい心配りかも知れないとの感じを強くした今回の巡礼の道でした。
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《如意輪観音堂》 道順
JR山手線御徒町駅北口改札を出て、昭和通り方面へ行き、春日通りを厩橋(隅田川)方向へ進み、10分ほど歩いた小島二丁目交番のある交差点を右に曲がり、一つ目の角を右に入り、20メートルほど先の左側に、優しく笑っている仏様たちがいらっしゃいます。
グーグルマップで、「台東区 如意輪観音」で検索すれば、地図上で位置が確認できます。
みなさま、どうぞお詣りください。
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