原宿にありました生長の家本部会館ついての案内資料を転載させて頂きました (10126) |
- 日時:2018年09月01日 (土) 11時06分
名前:コスモス
合掌 有難うございます。
tapirさまの貴重な「原宿にありました生長の家本部会館についての案内資料」を転載させて頂きます。tapirさま 有難うございます。 再拝
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メモリアル:東京、原宿にあった生長の家本部会館の案内資料 (4548) 日時:2018年08月29日 (水) 22時37分 名前:tapir
ずいぶん前のことになりますが、来客(遠方から来られた幹部信徒の皆様)案内用に作成された、東京原宿の生長の家本部会館の説明資料コピーを分けていただきました。
内容を見ると、谷口雅春先生が生長の家総本山に移転された後、なおかつ御存命の頃なので、昭和55年〜56年頃に作成されたものと思われます。
このまま、私の机の中に入れていても、歴史の彼方に消えてしまうでしょうから、皆様にシェアさせていただきます。
大道場の説明には、早朝行事等、そこで開催された行事のことが書かれています。当時を知っておられる方には懐かしい資料ではないかと思います。
今は光明の塔の一部を残すのみです。改装されてから入った事はありませんが、昔の面影は残っているのでしょうか。
****************************** 生長の家本部会館案内資料(東京、原宿)
正面玄関: ここは、土地の高低の関係で階別から言うと、地下一階になりますが、地下であっても太陽の光があたる素晴らしいところにあります。
御神像: 玄関の前に立って塔を見上げますと、御神像が全世界を見渡しております。 これは元本部理事・服部仁郎(はっとりにろう)氏の製作された生長の家大神(せいちょうのいえのおおかみ)の応化神像でございます。最近になって、御神像の見つめられている方角が、ピッタリ宮城(皇居)の方角であることがわかりました。熱心な生長の家信徒の方々が時々この神姿を拝されます。
光明の塔: 光明の塔は正面玄関からはいりますと、地上六階、地下一階で、七層の塔となり、七つの灯台を象徴しております。(階別表示は新館の一階を基準としている関係上、地下二階、地上五階となります。)等の内部は、最上階が「栄光の間」その下が「祈りの間」で、上部の窓のキャセドラルガラスを透して、さしこんで来る光が空間一杯に満ち溢れ、和やかな雰囲気に包まれています。その中に、円型のシャンデリヤが、完全無欠の象徴として、また、高さの表現として吊られてあります。その真下には、平和のシンボルとして、大理石で作られている二羽の白鳩があり、その口より清らかな神泉がこんこんと湧き出ています。
神泉の間: この建物を建設中に、基礎工事でここを掘っていたら、きれいな水がわき出てきました。これは神からの祝福であるということで、神泉の間と名付けられました。
栄光の間: 栄光の間は光明の塔最上部にあたり、維摩の居室が「空っぽ」であったと同じく「空」であって何の置き物もありません。空にして無礙光(むげこう)であるのが神仏であります。栄光の間で礼拝、拍手すれば、その響きが四壁に鳴り渡り、天地に感応するとされています。
祈りの間: ここは神の栄光を受けて神癒の祈りを致すところでございます。荘厳な雰囲気の満ちている中で、日夜、全世界から寄せられる神癒祈願を行っております。
大道場: 神泉の間の左右の階段を昇りますと、大道場がございます。ここは聖経読誦や神想観等によって清められた、霊気みなぎる百六十八畳敷きの大広間でございます。荘厳なる『實相』の大文字が掲げてあります。ここでは毎日、早朝行事が行われており、また新年及び立教記念日の祝賀式、春・秋季慰霊祭、月初めに誠魂仮奉安式、大祓い式等の諸行事が行われます。道場前方中央に見える宝筐に聖使命会員の方々の誠魂が仮奉安されており、申し込まれてから一ヶ月間は毎朝の集団神想観・聖経読誦により祝福祈願申し上げております。一ヶ月を過ぎると誠魂は総本山に送られ奉安されます。その他、毎週土曜日には土曜講演会、日曜には日曜大誌友会が開かれます。
総裁室: ここは別名円光の間と称し、谷口雅春先生の御上京の折りにご使用になるお部屋でございます。
〈[以下総裁室の調度品〉 〈霊芝〉:ガラスケースの中には瑞兆をもたらすと言われている珍しい霊芝がございます。これは聖(ひじり)たけ、万年たけの別名もあります。嘗て生長の家赤坂道場の奥に、海軍大将川村伯爵邸がありまして。そこで信徒で貴族院議員の秋田子爵がたまたま、お客様をご案内された途中で数本の霊芝を発見されました。それでこれは近く川村邸に何か素晴らしい瑞兆が訪れるのではないかと噂していた所、数日たって、明治天皇から、川村伯爵に、急ぎ参内せよとの聖旨が伝達されました。何事かと威儀を正して拝謁賜わると、御幼少時の今上陛下〈[昭和天皇〉、秩父宮殿下を預かって育成せよとの御沙汰があったとのことです。その霊芝の一つでございます。
〈総裁先生刺繍御肖像〉:これは大阪の橋本刺繍店主、橋本友蔵氏がそこひ(眼病)を患い、入信して開眼、全快を悦び、感謝の気持ちを一針一針真心をこめて完成、古希を境に、刺繍界から引退の決意をした最後の作品であります。作品の完成した時、御肖像の真に迫る、奥深い慈悲心の御姿を拝観して感動のあまり、作者自身がその場で静座礼拝されたと言うことです。
〈観音像〉:これは白檀材で、作者は正面玄関の御神像と同じく、元帝展無鑑査、人類光明化運動の先達服部仁郎氏でございます。
〈大聖典〉:大聖典は、宇宙の真髄を解明した、教義の中心である『生命の實相』十数巻が一冊に集録されています。昭和十一年十一月二十二日、総裁先生御誕生日の記念に、限定版として、一二〇〇帖刊行されました。二十数度漆を塗った漆塗箱に収められています。表紙は西陣織で、日、月、星が同時に出現せる蓬莱島を図案せるものです。また三方には、幅十五センチの純金箔がはってあります。金沢箔職人が今日では大変少なくなり、また生漆を塗っては消し、炭で研ぐ、本研ぎ仕上げの堅い漆器の御文書筥職人や、西陣織の名工がすたれ、立教三十年記念(昭和三十四年・一九五九年)の時点では、再版することが出来なかった大変な貴重品です。
〈木彫・高啼く雉〉: 作者は、松江市の元帝展審査員、山根八春(やまねやつはる)氏でございます。山根氏は昭和十年(一九二五年)二月一日に定められた生長の家信徒徽章図案の作者でもあります。
補注:
各会館 落慶の日
@本部会館 本館 昭和二十九年(一九五四年)三月一日 A本部会館 新館 昭和四十一年(一九六六年)三月一日 B本部会館 別館 昭和五十四年(一九七九年)三月二十七日
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