| 続 (10041) |
- 日時:2018年08月20日 (月) 23時06分
名前:信者
日本の漁船員が船を拿捕され、抑留された場合、
日本に帰還する時に、スパイに養成するために、
彼らに次のような誓約書を書かせるという
ことを書いている。「国民協会の機関紙」
「私は日本に帰ったら、日ソ友好親善のために努力します。
アメリカ一辺倒の日本の内閣打倒のために身を挺して闘います。
私はソ連に協力するために次の事を行います。。。。。。。」
このように日本人漁船員抑留所長ウリヤノフスキー大尉が口述し、
帰還前の漁船員に帰国後やるべきスパイ内容の細目を書かせる。
そしてその内容に驚いて誓約書を書き渋っていると
目を廻すほど擲(なぐ)られる。
そして今度気がつくと、昨夜と打って変わった柔らかな語調で、
「どうだ、書くかね?」といって書くよりほかに仕方のない
恐怖の感情に追い込んでおいて「これこれのスパイを致します」
という誓約書を書かしめられる。
書き終わると、ウリヤノフスキー大尉は、
「君は情報78号です。君の誓約期間は20年間です。
君は早速日本に帰れるようにするが、日本に帰ったら最後、
この誓約書なんかどうでもいいと思ったら大間違いだ。
日本にはわれわれの〈細胞〉がたくさんいる。
それらの人達は君の身辺を監視するから、君がこの誓約を破ればソ連側にすぐわかるようになっている。
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