| 本書に寄せる (8129) |
- 日時:2017年11月11日 (土) 08時22分
名前:中仙堂
谷口雅春師の著書「生命の實相」は私の幼時、つねに病める祖母の枕頭に並んでいた。燦然たる光明の下に生命の芽の芽生えるその象徴的デザインは、幼い私の脳裡に刻まれていた。 それから四十年、俄に身辺に谷口師 私淑している人たちを見出すようになったのである。 つい先頃も、「生長の家」の信仰を 抱く二三の学生が、私の自衛隊体験入隊の群に加わったので、親しく接する機会を得た。 彼らは皆、明るく、真摯で、正直で、人柄がよく、しかも闘志にみちた、現代稀に見る好青年ばかりであった。そして、「もし日本に共産革命が起きたら、君らはとうする ?」という私の問に、 「そのときは僕らは生きていません」という、最も潔い、最も爽やかな言葉が帰ってきた。(略) 現代に政治を語る者は多い。 「占領憲法下の日本」には、 幾多の政治的事象がとらえられ分析されているけれども、それらは決して現象論でもなければ情勢論てもない。すべては烈々たる精神の顕現てある。「生命体としての日本国家」に集中しているのである。私はこの書によって自信と力を与えられたと感じ、この書がただ「生長の家」の信仰者ばかりでなく、広く江湖に迎えられることを望む者である。
「占領憲法下の日本」本書に寄せる 引用
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