| 「憲法改正」が政治的イシューとして持ち上がったことの意義は限りなく大きい! (7978) |
- 日時:2017年10月25日 (水) 09時23分
名前:破邪顕正
安倍首相は今回〝国難突破解散〟と銘打って、解散に打って出たわけですが、ご存じのように解散時の安倍内閣支持率は、不支持率を下回っていました。
まかり間違えば、大敗して、そのまま安倍首相退陣ということも大いにあり得た、そのただ中にあっての解散だったわけです。
確かに、自民党の獲得議席数は解散前と同じ284議席。
全体が10議席減った中でのそれですから、たとえ同じ議席数でも議席数を伸ばしたとは言い得るかもしれません。
しかし、それにも関わらず、なぜ〝自民党圧勝〟という文字が紙面を飾ったのか?
やはり、事前の議席予想で、自民党が議席数を減らすのは当然のことと見られていたからだと思うのです。
問題は、どれだけの減少で食い止め得るか。
それ結果如何で政局は大きく変わる…。
ということで、専ら、関心はその一点にありました。
左翼マスコミは、だからこそ、この日のために、さんざん、モリトモ〝事件〟をしかけて「反安倍キャンペーン」を繰り広げてもきたわけです。
まさに、安倍自民党にとっては、逆風の最中での解散であったわけですから、それでなおかつ議席を減らさなかったということは、〝圧勝〟に値するということであるのでしょう。 密かに、安倍首相退陣を目論だ左翼マスコミが歯がみするのも当然と言えば当然です。
さて、今回の総選挙で大きく変わったこと。
それは「憲法改正」が政治的イシューとして俄に現実味を帯びてきた、それに尽きます。
戦後始まって以来の、これは大きな、大きな出来事と言わなければなりません。
どの政党も「憲法改正」にどんなスタンスで臨むのか、それを明らかにしなければならない、もはや「憲法改正」の問題から、逃げ隠れできなくなったのです。
ようやく、この日が来たのかと感慨もひとしおです。
ここに到るまで70年もの月日が徒に流れてしまいました。
尊師・谷口雅春先生があれほど「占領憲法」の非を獅子吼せられたのに、私達は、その尊師のお心に何一つ、お応えできないで来ました。
何とも申し訳なくて、慚愧に堪えません。
しかし、遅れたとは言え、今、眼前には「占領憲法」体制に風穴を開ける、その絶好の機会が訪れているわけです。
この機会を決して逃してなりません。
何としても、この機会をモノにする、そんな思いでいっぱいです。
安倍自民党圧勝の選挙結果に、22日は、有り難く美酒を頂戴いたしましたが、今度はぜひ「憲法改正」を成し遂げて、心ある同志とともに祝杯をあげたいと思います。
その日を夢見て、ただただ前進あるのみです。
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