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- 日時:2016年03月14日 (月) 16時30分
名前:明鏡
( 答 ) ― 生長の家では 「 現象は実在でない、病は実在でない 」 という言葉を
各所(かくしょ)のページで説いておりますが、また時には、非実在(ひじつざい)と書いて、
「 あらず 」 とか 「 ない 」 とかふりがなをつけたところもあります。
が、近ごろは いっそう平易(へいい)な わかり易(やす)い言葉で
直截(ちょくせつ)的簡明(かんめい)に 「 病気は ‘ ない ’」
「 現象は あるように見えても ‘ ない ’ 」 と 力強く言いきることにしているのであります。
わたしが なぜ こう言うかは 悟った人は知っていると思います。
われわれが平常(へいじょう)使っている言葉は、現象界を言いあらわす言葉であって、
実相に直参(じきさん)する言葉ではありませんから、その言葉をそのまま利用して、
゚ 至妙の実相 ゚に ‘ 直参せしめる ’ ためには、普通とちょっと違う 「 奇矯(ききょう)に
見えるかもしれない 」 言葉を使うのであります。
言葉は 月を指(さ)す指(ゆび)であって、言葉の表現にとらわれていては、
月を指す指の形が 太いとか細いとか議論していると同じで、いつも 月が見えないことに
なるのであります。
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