《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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総裁持論の「目玉焼き・黄身白身論」は、そもそも黄身のない〝中心〟なき空洞論なり! (7481)
日時:2017年08月29日 (火) 16時46分
名前:破邪顕正


今回の投稿も「ちいさいうさぎ」さんとのやりとりの一環ということで、当初、その子記事にしようかと思ったのですが、敢えて親記事にして、総裁の〝今の教え〟の重大な欠陥について関心を払っていただければと思った次第です。

今にして思うのですが、総裁は、最初から、谷口雅春先生の教えを全て変えようと考えていたのではないでしょうか。

しかし、所謂、法燈継承者が、その法燈をすべて変えてしまうというのでは如何に何でも信徒の了解を得ることは難しい。

だから、まずは変える部分(白身)と変えない部分(黄身)とに腑分けして、結果として全てを変えてしまう。

そういう戦略をとったのだと思うのです。

だから、最初から、総裁の意識の中には、変えない部分、黄身というのはなかった…。

ザックリ言ってしまえば、すべてが白身だったということです。

それが証拠に、未だに、黄身とは何か?

一切、説明していないでしょう。

説明できるわけがないのです。

そもそも、そういう黄身にあたるものは、総裁の中にはナイのですから!

中心のナイ、いわばドーナッツのような代物、それが総裁の〝今の教え〟の本体なのです。

いや、ドーナッツはまだ食べておいしいですから、その喩えもよくないですね。

毒をもったドーナッツということにしておきましょう。

なぜ、それが毒をもっているのか。

ご説明しましょう。

私は、谷口雅春先生の教えの中核は「神示」であると思っています。

で、その「神示」において、『生命の實相』は神殿であると言われているわけです。

「声字即実相の神示」にこうあります。

《吾が第一の神殿は既に成れり。名付けて『生命の実相』と言う。》

その『生命の實相』を谷口雅春先生を通して書かしめたのが、住吉大神であります。

ですから、住吉大神こそが中心であり、そこから天降ってくる「真理」こそが、中心と言えば中心なのです。

尊師ははっきりと「聖経」もまた住吉大神からの啓示であるとも仰っています。

総本山のご祭神がなぜ住吉大神であるのかも、そう考えれば得心いくはずです。

その「中心」である住吉大神を、総裁は、勝手に、実質上、外してしまったわけです。

「中心」生命たる住吉大神なき教え、それが〝今の教え〟の本体、本質、本性であるということです。

そこに生命がないのですから、魂の救いが生まれようはずもありません。

だから、今、奇蹟が起きないのです。

今の教団にいても、昔のような、みずみずしい感動、よろこびがないという声をよくききますが、それもまた宜なるかな。

だって、そこには「中心」がないのですから!

蛻(もぬけ)の殻、何にも無い、空洞そのもの、それが〝今の教え〟です。

それで組織を維持しようとするならば、疑似「中心」をもってくるしかない。

そこで持ち出されたのが、〝総裁〟というヒトを、その「中心」にもってくるという考え方であったということです。

今の教団は、「真理」でも「実相」でも「住吉大神」でもない、ただ〝総裁〟というヒトが「中心」。

そういう歪んだ、歪な、ヒトが一切を支配するという組織に堕してしまったところに、今の教団の悲劇があり、毒があると申し上げているのです。





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