| 今の生長の家は本当の生長の家に非ず!「トキ」さんの本質をついた指摘に全く同感です。 (7284) |
- 日時:2017年08月07日 (月) 13時47分
名前:破邪顕正
最初、“和解派”として登場していた「トキ」さんが、今や、完全な反総裁の急先鋒となっています。
隔世の感を禁じ得ません。
ともあれ、その急先鋒ぶりをとくとご覧ください。
《5025: トキ :2017/08/06(日)
(略)現在の総裁が自分の方針を正当化する理論として、機関誌8月号の10ページでとかれたのは、「教えの中心部分は変わらない」という理屈です。
「教えの中心部分」とは、「人間は神の子だ」という部分であり、その部分は変えていないから、それ以外の部分は時代の趨勢に応じて変えても良い、というのが現在の教団が自分たちの言動を正当化する根拠です。
この理屈に従わないと「異端」の扱いを受けるのですから、実に恐るべき理論であると 言えるでしょう。
(略)
いわゆる「唯神実相論」自体は、ギリシャ時代から発想としては存在していたと言われています。
しかし、それが現実の人間に広まるようになったのは、「生命の実相」や「聖経」が世に出たからであり、それこそが宗教法人 生長の家の「教えの中心部分」であります。
現に生長の家の規約の目的には大調和の神示が書かれていたと記憶しています。
しかし、現在の生長の家では、どちらも存在していません。
教団の基本聖典や聖経がなくなったという状況は、「教えの中心部分」がなくなったと言われていも仕方ない状況です。
これは、どう見ても「教えの中心部分は変わった」としか思えません。…》
《5029 : トキ 2017/08/07(月)
(略)
現在の教団は、生命の実相もない、聖経もない、それでいて「人間 神の子」と言う基本が変わっていないから問題はないのだ、と言うのは幾ら何でも信徒をバカにしているとしか言いようがありません。
別に総裁個人は悪い人でもバカな人でもないとは思いますが、最近の彼の言動は正常とは思えないものが多々あります。
何か私が知らない事情はあるのでしょうが、権力病にかかっているのでしょうか。
別に本流復活派が正しいとは思いませんが、ここまでくると教団もおかしいと言わざるを得ません。》
読まれて如何ですか?
総裁のことを〝彼〟呼ばわりして、「最近の彼の言動は正常とは思えないものが多々あります」と言い、更に「権力病にかかっている」とまで言うのを聞いては、もはや、「トキ」さんは完全に、“和解派”の看板は下ろしたのだなと見て間違いはないでしょう…。
ただ、「別に本流復活派が正しいとは思いませんが」というくだりだけは、何だか「トキ」さんの意地みたいなものを感じて、ちょっと微笑ましく思って読ませていただきました。
閑話休題。
長々しく、引用したのは他でもありません。
「トキ」さんの指摘は、実に正鵠を射ていると思ったからです。
総裁は、持論の目玉焼き論において、教えを、黄身に当たる「中心部分」と白身にあたる「周辺部分」とに二分化し、白身は変えても黄身は変えないと言ってきたわけです。
しかし、教えの黄身に当たる部分とは何か?
それについては、一切、判然とはしないまま、今に到っています。
しかし、教えの「中心部分」と言うのであれば、誰がどう考えたって、『生命の實相』しかありません。
だって、それは、聖典中の聖典とまで称されてきたのですから!
それを失った以上、今の教団には、教えの「中心部分」がないと言われても致し方ないと私は思うのです。
もっと言えば、今の教団は、本当の生長の家ではない、少なくとも谷口雅春先生の創始せられた生長の家ではない、ということなのです!
ところが、今の教団の講師達はどんなことを言っているか。
《谷口雅春先生は明治時代の生まれ、そんな先生が書いたものは今の時代にはそぐわない、古い!》
そういうことを平気で言ってのけているというのです。
こんな論理が罷り通るのであれば、伝統ある仏教、キリスト教などは、一切、成立しません。
だって、両者とも、明治どころか、3,000年も2,000年も前の話なのですから…。
真理に古いも新しいもない!
この、至極、当たり前のことですら、今の教団講師たちには判ってはいないのです。
こういう講師達が幅をきかす教団が、谷口雅春先生の教えから、どんどん外れていくのは火を見るより明らかです。
そもそも、『生命の實相』を一切、拝読せずしても、今の講師試験には合格できるというのですから、実にオソロシイことであります。
否!『生命の實相』を拝読してしまうと、却って、合格できないとすら言われている有様です。
こんな教団とは縁を切る、それが一番いいと私は思っていますが、「トキ」さんは、こういうことを書いても、それでも教団に残っている。
まあ、それはそれで、結局は、生き方の違いなのでしょうから、これ以上は何も申し上げません。
ただ、今後とも、このような投稿を引き続きお願いしたいと思うばかりです。
「トキ」さんの投稿で、少しでも眼が覚める、そんな信徒がどんどん生まれることを心から願っております。
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