尊師谷口雅春先生・谷口清超先生共著<苦難と恐怖の克服法>(人間救いの原理)⑥ (6182) |
- 日時:2017年05月08日 (月) 10時14分
名前:平賀玄米
モルガン氏は如何なる点でクリスチャンサイエンスとディヴァインサイエンスとが異なるものであると言っているかと云いますと、それはクリスチャンサイエンスが「病気なし、従って病気を癒す医薬も必要ない。物質は無である。」と言っているのに対して、
「私はクリスチャンサイエンスが医者仲間に対する態度に承認出来ないものを感じました。私は勿論、人間の心は神の心の一部であることを信ずる者でありますが、現在の我々の悟りの状態では有能なる医者の仕事は屡々大切な必要なものであると思うのです。」と言って神癒教会の牧師として神癒に従事する間中、専門の医者と協力し合い、完全に調和して仕事を続けて来たと言っています。 氏は「どんな有能な医者でも彼らは仕事のインスピレーションを受けるために私の教会をくぐる」と言い、そう云う風でなければならぬと言っているのであります。
クリスチャンサイエンスでは「物質無」を標榜し、物質的な方法を用いる医療を不要であると宣言しているのに対して、「医者も教育の門をくぐってその治療法に就いてのインスピレーションを受ける必要がある」とモルガン氏は言って、医者の存在の必要を認めながらも、その医者がインスピレーションによって神の啓示を受け、医療が神の方法によって行われることを希望しているのは、確かに現代科学に一層調和していると認められるのであります。
つづく
<平成29年5月8日 謹写> ありがとうございます 合掌。
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