《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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《お勧めの本》今、話題の書『サイコパス』(中野信子・著)が面白いです! (5404)
日時:2017年03月15日 (水) 14時17分
名前:破邪顕正


『週刊文春』2月16日号の「阿川佐和子のこの人に会いたい」は、脳科学者の中野信子さん。

中野さんによれば、サイコパスとは、特定の脳神経機能、もしくはそれを有する人の事であるといいます。

そして、その特徴をいろいろと挙げています。

「いわゆる人間らしい感情の部分が普通の人とは違う人」

「この人はいまこういう思いをしているんだろうなという共感力のない人、つまり他人の気持ちを慮れない人」

「瞬間湯沸かし器みたいになる人」

「自分の利益のために人を利用しても心が痛まない人」

「過去の言動が間違っていた事がわかっても、臆面もなくそれを忘れて正反対の言動を取れる人」

「サイコパスは環境によって差異が生まれる、豊かな環境で育ったものほどその傾向がみられる」

この対談で、私が笑ったのがこの箇所。

《阿川 じゃあ、そういう人が近くにいて、振り回されないようにするにはどうすればいいんですか?

中野 もう逃げるしかありません(笑)。》

大変、興味を覚えましたので、表題の本を買い求めた次第です。

いろいろと教えられることがありましたが、とりわけ、その60頁以降にある、この文章が目を引きました。

《彼らには周囲の人間が敵に見えており、それゆえ今ある世界を壊さずにはいられない。

自分が破壊した結果を前にしても、とくに何とも思わない。

あらゆる対象への愛情や愛着が欠如しているから、責任感が芽生えることもない。

今の仕事への満足感が低く、次から次へと関心を移し、付き合う人間も取り替えていく。》

皆さんの身近に、心当たりのある人がいませんか。

もしいたら、「逃げるが勝ち」のようですよ!




なぜ、「退会」しないのか、し得ないのか、その理由について… (5447)
日時:2017年03月18日 (土) 13時17分
名前:破邪顕正

『サイコパス』を読んでいて、実に興味深い指摘であると痛感したのが、この箇所です。

「サイコパスと信者の関係」(『サイコパス』197頁~)

こう書いてあるからです。

《自分が騙されていることがわかったり、犠牲者の存在が明らかになったりしても信者であり続ける-不思議な話だとは思いませんか?…

人は、自身の中で矛盾する認知を同時に抱えて不快感(葛藤)をおぼえると、その矛盾を解消しようと、都合のいい理屈をつくりだすことが知られています。

簡単に言えば、「これは正しい」と思い込んだことが後から「間違っている」と証拠を突きつけられた場合、人間の脳は「言い訳」の理屈を考え出し、何とか間違いを認めずに済むようにしようとするのです。

何かを信じたら、そのまま信じたことに従い、自分で意思決定しない方が、脳に負担がかからず、ラクなのです。》

最後の、「ラク」。

これがキーワードだなと思った次第です。

組織に残っている信徒の心理分析として、これは見事に当て嵌まっているように思えてなりませんでした。

「総裁先生はお孫さま、そこについていけば間違いがない」とか「中心帰一、ハイが生長の家の教えだから」等々、いろんな「言い訳」があるわけですが、煎じ詰めれば、それが脳にとっては「ラク」だからなんだと思い知らされた次第です。

「ラク」に生きる。

「凡庸」に生きる。

〝そのままでいいんだよ〟

何か、そこには共通したトーンがあるように思えてなりません。

でも、そういう生き方で本当に好いのか。

それが本当の意味での〝しあわせ〟と言い得るのか。

この本を読んで痛感したこと。

それは結局、ここに本当の幸せがある、悦びがある、救いがある!

それを自らの生き方で指し示すこと。

それが、今、一番、求められているのだということでありました。

「組織」を退会した人が、今、「谷口雅春先生を学ぶ会」に行って、見違えるように生き生きとしている!

その姿しか、「ラク」に生きようとする信徒を振り向かせる道はないのではないのか。

それを改めて痛感した次第です。





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