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- 日時:2023年04月13日 (木) 18時45分
名前:アクエリアン
「生長の家高校生連盟の歌」は本当に素晴らしい歌ですね。
生長の家の教えの根本が、この歌の中で、説かれているのではないか、と、私は勝手に、思っています。
私も大きな影響を受けた、生長の家の教えの実践者でもあられた鈴木邦男氏が最近逝去されて、非常に寂しい思いをしています。
その鈴木邦男氏の「生長の家高校生連盟の歌」の解説のご紹介。 ______
100歳の誕生日。友達100人、出来ました! http://kunyon.com/shucho/130812.html
「生高連」とは、生長の家の高校生の組織だ。正確には、「生長の家高校生連盟」という。
「生長の家高校生連盟の歌」は、谷口雅春先生作詞で、7番まである。7番に、「万教帰一」が出てくる。
〈7.こころあかるく 身を清く 悦びを宣べ 世を照らし 光輪卍字 十字架の 万教帰一の 旗のもと 平和の真理を 宣べんかな 平和の真理を 宣べんかな〉
当時、生高連に入って、この歌はよく歌っていた。
しかし、高邁な理想だ。とても、完全には理解して歌っていたとは思えない。
それに1番が凄い。神話の日本建国から始まっている。難しい。
〈1.日出ずるくに たぐいなき 六合を兼ね 連邦の みやこをひらき 八紘は 兄弟なりと 宣言し 神武建国 三千年〉
他のところにも、愛国的な歌詞が多い。
たとえば
「民族の使命、実現に 邁進せんと集まれる 聖愛の使徒 高校生」
「正をやしない 皇国に 身を捧げんと ちかいたる 愛国の使徒 高校生」
そうか。こういう歌を高校生の時に、私は歌っていたんだ。だから、「愛国高校生」になったのかもしれない。
しかし、生長の家は決して、自国さえよければいいという、排外主義ではない。
この歌の3番を見て、ハッとした。無意識のうちに、これが頭の中に入っていた。
だから、排外主義にはならなかったし、万教帰一を体得出来たのかもしれない、と思った。
〈3.正大の気を 神に享け 大和の理想 国に享け 愛国の情 父に享け 人類愛を 母に享け 光明思想を 師にまなび〉
そうか。これだ!と思いましたね。
これこそが真理だ。「愛国」だけではダメなんだ。「人類愛」を持たなくては。
それがないと、「愛国」故の、喧嘩、戦争ばかりになる。他国批判ばかりして、それが「愛国者」だと思う今の下らない状況と同じだ。「人類愛」がないとダメだ。
それと「光明思想」だ。心の持ち方だ。明るくものごとを考える力だ。
愛国、人類愛、光明思想…この三位一体だ。
勿論、高校生の時は、よく分からなかった。しかし、歌詞だけは頭の中に残っていた。
そして、その後の私の人生を導いてくれたのだろう。そんな気がする。 _______
鈴木邦男氏は、生長の家の教えとは、
<愛国、人類愛、光明思想…この三位一体だ。>
と、喝破されましたが、私も、まったく同感です。
この<愛国、人類愛、光明思想…この三位一体>が崩れたとき、生長の家は混迷に陥ってしまうのではないか。
そんなことを、生長の家の信仰者同士の間で、裁判闘争が行われている悲しい状況の中で、感じています。
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