《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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《誌友会開催のために研修会資料》  神様と二人で始めた誌友会 (3293)
日時:2016年08月22日 (月) 15時16分
名前:童子

 時折、「脱会を決意しましたが、これからは何処にも所属せず一人『生命の實相』を読みます」 という書き込みをする人がありますが、それは「生長の家立教の精神」に反するものです。

 『生長の家』誌 創刊号にて、谷口雅春先生は 

 「真理はわたくししてはならない。 幸福になれる道があるのにその道を人に知らすのを吝んではならない。」 (『生長の家』出現の精神とその事業)

 とお教えてあります。

 また、某掲示板主が「誌友会開催マニュアル」を作成発表してありますが、まるで隠れキリシタン、地下組織的な誌友会のように感じとれます。 外に谷口雅春先生、生長の家の名を出さないで、何の意味があるのでしょうかねぇ。


 昭和61、62年頃の総本山で開催された研修会資料 『伸びる男子誌友会の秘訣』 という “誌友会開催マニュアル” を時間が許す限り紹介したいと思います。

 テーマは男子誌友会でありますが、老若男女の各層組織に適用できるものと思います。

       ―‐―‐―‐―‐―

      『伸びる男子誌友会の秘訣』


  ■ 二人から如何に発展させるか


  “二人そろえば男子誌友会” (群馬教区)

  “会場を先に作ったから男子が集まって来た” (香川教区)

  “神様と二人で始めた”  (旭川教区)

 この言葉によって、全国に続々と男子誌友会が誕生し、愈々全ての相愛会で開催される時が来ました。

 男子のみの相愛会にとって男子誌友会は、最高の真理を研鑚することによって、社会の第一線で活躍する男性の神性を現わし、地域光明化を実現していく相愛会活動の基盤となるべきものです。

 そこで “二人から始めた男子誌友会を如何に発展させるか” の観点から、続々と新人を集め、二人から三人、三人から五人・十人と拡大、発展させる秘訣を学んでみましょう。


  
  ◆ 男子誌友会発展の基本サイクル

 誌友会開催の手順をまとめると次の4点になります。

 【祈り】  ※実相を観る

   ↓

 【対象者名簿づくり】  ※訪問対象者の明確化

   ↓

 【家庭訪問の実践】   ※感謝・祝福・讃嘆の種まき

   ↓

 【男子誌友会の開催】  ※神性礼拝と讃嘆の徹底


  この基本サイクルを繰り返して行なっていけば、男子誌友会は必ず発展します。



   〈1.〉 祈り


 “祈り” によって一切が実現に向って動き出します。

 よく “男子は私一人しかおりません” と言う声を聞きますが、そんなことはありません。 人口の半分は男性ですから沢山いるのです。
 
 皆神性の輝く男子ばかりである、との実相を観ずることが “祈り” であり、それを掘り出すのが私達の活動であります。

 無限供給の原理により、必要な人も物も神様がご用意下さるとの信念を深めることが大切です。

 
    「神様と二人で始めた」
          旭川教区東光相愛会  〇〇〇〇会長

 「男子誌友会で男子の方々が集まって、教えを勉強している姿を描いて祈ったんですね。

 そうしていると、あの “新天新地の神示” の中にある “なんじ一人ならば吾れを念じて吾れとともに二人なりと思え” という聖句が浮んできました。

 改めて “神示” を拝読しましたら、 “われを信ずる者は黙坐してわれを念じ、われに依り頼れ。 われ汝等に 『神想観』 という観行を教えたれば、それを為せ。 われに汲むものは常に新しき力に涸れないであろう ・・・ ”  とありまして、そうだ!  これしかないと思ったら体が震えて来ましたよ」


 こうして11月11日に第1回の男子誌友会を開催。

 しかし、一人も姿を見せず内なる神様と二人で開く。 

 奥さん曰く 「お父さん何しているの」、 〇〇さん曰く 「神様と二人で誌友会を開いたんだ」

 12月も1月も “神様と二人”

 遂に2月、男子5名が集まり、3月には6名、4月には13名が参加。

 “祈りはきかれた” のだった。

             (『光の泉』誌 9月号に掲載)



    ―‐―‐―‐―

  次回は 「名簿づくり」 「家庭訪問」 について

 

2. (3296)
日時:2016年08月23日 (火) 03時05分
名前:童子

 〈2〉 対象者名簿づくり

 家庭訪問をする前に、男子の対象者名簿を作成します。

 1. 聖使命会員台帳

 2. 講習会、教区男子大会、各種練成会 等の行事参加者名簿

 3. 隣近所の方、親戚、友人、知人、同窓生、職場関係、同業者 等

より男子の対象者をピックアップします。

 こうして実際に名簿を作成すると “男はいない” と思っていた相愛会でも、十名、二十名の男子名簿は必ず出来ます。 

 これも立教55年に亘る先達の方々の愛行の賜物であります。

 対象者名簿は、常に新しい情報を入れて拡大していきます。



      名簿づくりから発展
         沖縄教区具志川相愛会 〇〇〇〇

  本当は 「もっと人を増やしてから」 と思っていたんですが、各地で二人から始められたので、「二人でいいのなら」 ということで始めました。

 最近では、二人で会員名補をつくりました。 十名の対象者が出来たのです。

 「まずこの十名の方にぶつかってみようじゃないか」 ということになりました。

 始めは二人で心細かったのですが、3人になり、徐々に発展してきて、「ああ、これで男子は発展するなあ」 という実感をつかむことができました。


   ※資料に実名が記載されておりますが、この場では伏字にします。





3. (3297)
日時:2016年08月23日 (火) 03時41分
名前:童子

 〈3〉 家庭訪問の実践


 霊的新時代とは男子が家庭訪問する時代です。

 新人の男性にはハガキを出したり電話をかけるだけではなく、家庭訪問をして顔なじみになることが必要です。


 家庭訪問とは、勧誘に行くのではなく、感謝・讃嘆。礼拝の種まきをすることであるということを肝に銘じましょう。


 家庭訪問の手順を次に説明します。

 
 一。 対象者の祝福

  1 祝福名簿 (対象者名簿) を祈る

  2 対象者に神誌を送る 〈1冊1冊に祈りを込める〉

  
 ニ。 事前の準備

  1 家庭訪問日を決める
     ・一組は2人から3人が適当

  2 携帯・持参品を確める
     ・聖経、当月号3誌、誌友会案内のチラシ
     ・名刺、地図、懐中電灯 等

  3 お留守の場合、来訪の主旨を述べたメモを用意


 三。 出発

  1 “祈り” を行なって出発する 〈自分が行って話すのではない、神が伝えるのである〉

  2 対象者本人と話すようにする 〈ご主人の顔を拝む〉

  3 招じられれば、座敷に上がって話しをする

   ・ 第一印象が大切

   ・ ニコヤカに話かける 〈訪問の前に笑いの練習を〉

   ・ 説得ではなく、祝福・讃嘆・感謝を述べる

   ・ 自分の喜びと感激を述べる

   ・ 御仏壇で聖経を誦げる 〈この場合相手のお許しを得ること〉

   ・ 御家族の方の理解と協力を得る 〈御本人がお留守の時は、奥様に伝えてもらうようにする〉

   ・ 奥様や子供たちに感謝と祝福の言葉を忘れずに


 四。 帰ってから

  1 感謝の祈りを捧げる

  2 訪問記録に記す

  3 翌日、電話又は礼状を出す 〈非常に大切なこと〉



  ◎家庭訪問出発前の祈り

   「これから神様のお導きにより、

   神様のお使いとして家庭訪問をさせていただく事を感謝致します。

   これから訪問するお家が、この事によって神様に結ばれ、

   神様の祝福が満ちあふれんことを祈ります。」
  

   ※家庭訪問の実際例は次回に

童子様・素晴らしいご提案、ありがとうございます。 (3298)
日時:2016年08月23日 (火) 11時44分
名前:そーれ!!

一方、最近の教団の誌友会においては、

  真理の話がなかなか聞けない。

  こんな誌友会に、人は誘えない等々よく耳にします。

それは当たり前で、まともな講師はどんどん退会。

普及誌を輪読し、はい、これで終了。後は楽しいお茶会とか。

今、真理のお話しに飢えている方々が、本当に多いです。

その様な方々をリストアップし、お声かけする。

案外、皆さま参加してくださいます。

そして例外なく皆様おっしゃいます。

「谷口雅春先生を学ぶ会」の誌友会が本物だ!!

翌月からは、だいたいご参加いただけます。

時には仲間を連れて・・・。

新編生命の實相・学ぶ誌の輪読も好評です。

生長の家社会事業団認定講師の講話も好評です。

あちこちで、体験が続出中。

これがまた、素晴らしい。

童子様、これからも宜しくお願い致します。

家庭訪問の実際例 (3302)
日時:2016年08月24日 (水) 00時39分
名前:童子

     神様が素晴しい人材を
          大阪教区菱屋西相愛会  〇〇〇〇


 ・57年3月から男子誌友会を開催 〈毎月17日〉

 ・先ず38名の対象者名簿を作成 〈聖使命会員と近所の人〉

 ・第1回家庭訪問の際、講師会の新規開拓部と連合会の男子対策部から応援が駆けつけ、3人づつ3班に分かれて車に分乗、1班が10軒ほどを回る

 ・一番最初は、産土神社である都留弥神社にお参りして、地元の光明化を祈願。 宮司さんが出て来られ、男子誌友会のお誘いをしたら参加を約束。 〈氏神様に導かれ幸先よいスタート〉

 ・「最初の家の時はやはり勇気がいりました。 5,6軒回ってくると少しづつ慣れてきました。 ですから、最初応援が来てくれれば誰でも出来ますね」

 ・1回目は7名。 以後毎回8〜10名の男性が参集。

 ・「毎月20軒を回っています。 本人がいれば本人に、いなければ奥さんに神誌とチラシを手渡しながら 『今度は、この先生が来てくれます。 時間の都合は如何ですか』 と聞きます」

 ・「最初は緊張気味で意気込んでやっていましたが、今は力まないでやっています。 かえってその方がいいようです」

 ・「去年の1月より強力な片腕となってくれる●●さんが現われました。 以来、誌友会の司会等種々の御世話をやってくれ、地方講師にもなってくれました」

 ・「今年の1月には神誌の献本がご縁で、壮年の△△さんが訪ねて来られ、熱心に参加してくださっています」

 ・「家庭訪問をしていると直接出てこなくても、神様が素晴しい人材を与えて下さるのですね」





     お礼と祝福を中心に
          大阪教区西堤相愛会


 ・55年5月より男子誌友会開催。 〈毎月第3土曜日〉

 ・対象者名簿を作成 〈聖使命会員、白鳩会員の御主人を中心に〉

 ・家庭訪問は、毎月第2日曜日の昼に2〜3人で車に乗って回る 〈10軒ほどを約1時間で〉

 ・末長くお付き合いするという気持でお礼と祝福を中心に、説得しようとあまり気張らないのがコツ

 ・「死ぬか生きるかの人は別ですが、一般の男性を誘うには、先ず顔なじみになったら来てくれるもの。 そういう雰囲気作りが大切です」

 ・「やるまでは、大そうなという感じですが、やり始めたら楽しみになってきます」

 ・「神誌を渡す時も、色々説明しなければならないと思うからおっくうになるのです。 『これを読んだら幸せになりますよ』 と言って渡せばいいのです」

 ・「奥さんが熱心な白鳩会さんの所へ行く時は、必ず御主人に会わせて頂きます。 『聖使命会費をいつも有難うございます』 とお礼をさせてもらいます。 もし御主人がそれを知らなかったとしても、やはりお顔を拝見してお礼を言うことが大切です。 これを繰り返しやっていくうちに自分も会員なんだという認識を深めてもらうのです」

 ・「回る時は、2人から3人がよいです。 相づちだけでも打ってくれれば雰囲気が和らぐのです」

 ・「家庭訪問が日常化したら、人は必ず集まります。 うごいただけ人は不思議と集まってくるのです」




      心と心をつなぐ家庭訪問
            沖縄教区


  〇〇連合会長が△△事務局長のお宅を家庭訪問された時のこと。

 △△事務局長 
  「私の家に来て何を言ったかというと、何も言わないんです。 3誌の話も男子誌友会の話もなく、お茶を飲んで、みかんを食べて帰って行ったのです。

 それをどの家に行ってもやって、しかも皆が喜んだというのですよ。 この辺が大切な所ですね」

 
 〇〇連合会長
  「その家に行って、やはり拝みたいという気持ですね。

  その人を拝む、家を拝むという “行” が家庭訪問だと思うのです。

  こういう心と心のつながりが次々と生れて来れば、組織というものは発展すると思うのです」




 ■祈りに始まり祈りに終る

  家庭訪問で重要なことは、

  訪問したお宅に神様の御愛がこの訪問を通じて天降り、

  そのお家が益々繁栄し、幸福になるのである、

  との信念を持ち、祈ることが大切です。

  一軒一軒真心をこめて祝福祈念し、愛語と讃嘆をもって訪れるようにしましょう。

  特に祈りに始まり祈りに終ることを忘れぬようにしましょう。

     ―‐―‐―‐―‐―

  次回は誌友会開催のためのプログラム等について

 

〈四〉 誌友会の開催 (3313)
日時:2016年08月25日 (木) 09時47分
名前:童子


 ◆誌友会会場は 「いのちの道場(ゆには)」

 誌友会は何よりも、その雰囲気が大切であります。 

 その会に来た人が、何か温かい感じ、清らかな感じがして参加するだけで心なごむようになると、必ず出席者は増えます。

 この為には、その誌友会が単なる人の集まりではなく、生長の家の大神様によって護られ、指導されている 「いのちの道場」 であるという深い自覚と、祈りが必要です。

 このような雰囲気と自覚を与えるには開会前に、 神想観を実修し、聖経を誦げることなども良い方法です。


 男子誌友会は、家庭訪問をしてお誘いした新しい人にとっては、「生長の家」 との最初の出会いの場となります。 第一印象を通して 「生長の家」 を判断しますので、真心を尽して全てに行届いた細かい配慮は大切です。 言わば “真剣勝負の場” であります。

 新人に必ず感動していただき、発展するためのポイントをまとめてみます。


〈1〉 企画 (幹部会又は準備会)

  1. 日時・会場の決定

     ・常に参加者の立場に立って考える
     ・会場は持ち回りにすることもよい
    
 「いつかやります」 「その内やります」 ということでは、何時まで経っても誌友会は出来ません。 具体的に 「いつ」 「とこで」 「講師は誰々です」 と決めてしまうことです。

 誌友会を開かないで人が集まることは絶対にありません。 

 人がいないから誌友会が出来ないのではなく、誌友会を開催するところに人が集まってきます。

  2. テーマの決定

     ・男をひきつける魅力あるテーマ

  3. プログラムの決定

     ・テーマ、目的にあった編成

  4. 講師の決定

     ・派遣講師のない場合は地元の布教者が担当するか、
      輪読形式で行なう

  5. 司会者の決定
 
     ・必ず前もって決め、準備しておく
     ・会員が交替で行なう  (幹部養成のため)
     ・司会者が雰囲気づくりのカナメ

  6. テキスト・資料の決定

     ・神誌当月号は必ず用意する



 ◆ 開催時間・閉会時間は厳守すること

 開催時間は原則として 2時間 が適当です。

 会合する時刻は、原則として夜間ならば 7時〜9時 昼間ならば 2時〜4時 とします。

 時間は生命ですから、この開会時間は厳守しなければなりません。

 ともかく定刻になったら一人でも始めるようにしなければ、新しい人が定刻通りに来ても予定通り始まらないで、遅れたりすると最初の第一印象で気分を害することになりますので

 どうしても集まりが悪ければ、聖経を読むとか、なんらかの工夫をして、始めるようにしなければなりません。

 こうしますと、最初は悪くとも次第に定刻通りに集まって来るようになります。 

 
 

プログラムの項目 (3314)
日時:2016年08月25日 (木) 10時05分
名前:童子


 誌友会を開くに当たって、一つの課題になるのがプログラムの内容です。


 1. 谷口雅春先生の録音テープによる御講話

 2. 講師による講話 (20〜30分位)

 3. 神誌の輪読、精読、講話、レポート発表

 4. 『生命の實相』 の輪読、精読、講話、レポート発表

 5. 聖典の輪読、精読、講話、レポート発表

 6. 自己紹介 (氏名・年齢・住い・職業等)

 7. 新人紹介 (紹介者、新人係、又は司会が紹介する)

 8. 近況報告 (1週間内で良かった事、など)

 9. 体験発表 (なるべく身近な事)

10. 練成会参加者の体験発表

11、 座談会 (意見交換、感想発表)

12. 質疑応答

13. 相互讃嘆 (隣の人を讃める)

14. 聖歌斉唱 (テープ使用)

15. 神示拝読

16. 笑いの練習

17. 先祖供養 (聖経読誦)

18. 招神歌の練習

19. 神想観の実修 (新人向け)

20. 祈り合い神想観

21. 実相円満完全誦行

22. 入院中の会員のための集団祈願

23. ビデオテープの上映

24. 連絡事項



  これらを参考にして、創意工夫により企画して下さい。


  次回は誌友会テーマによるプログラム構成の実例と注意です

プログラムの組合せ実例 (3320)
日時:2016年08月25日 (木) 21時56分
名前:童子

 ◆誌友会は講演会ではない

 よく講師一人が、最初から終りまで喋り続けているという場合がありますが、理想としては、最初講師が30分くらい講話して、後は全員が日頃かかえている問題や疑問の点を気軽に話し合えるという感じにし、各自の感想や体験談を和気あいあいの雰囲気の中で出し合えるようにします。


 ◆テキストは必ず使う

 誌友会に於て、どのようなプログラムを組むか、ということが非常に重要であります。 プログラムの組み方によってその会の雰囲気も変わってきますので、充分創意工夫するようにして下さい。

 誌友会の際は必ずテキストとなっている聖典を用意して置くことが必要です。 持っていない人には、なるべくその場で求めてもらうようにします。 また、神誌の年間講読も積極的にすすめて下さい。

 講師は必ずテキストを使うことが大切です。 テキストを使用する場合、特に大切なことは、そのテキストの重要な部分に傍線を引かせながら読むと効果があります。




 ◆誌友会のテーマ
     (神奈川教区横浜中総連)

 ・他人の生かし方
 ・困難の生かし方
 ・夢と理想  ―  男の夢とロマンを語ろう
 ・教育とオヤジの役割
 ・家庭・職場における人間関係
 ・人間関係を調整する道
 ・不思議 心に描いたものが実現する
 ・絶望からの立ち上がり
 ・価値の本質  ― 人生の価値と実現
 ・「行」 やっていますか  ― 神想観 ―
 ・健康の新生活
 ・世相を考える
 ・天皇仰慕の根拠は何処にあるか
      ・・・・ 等


 

 ■ 輪読を主体としたプログラム
      (群馬教区相生地区連のケース / 以下同じ))

  1. 開会の祈り、挨拶
  2. 聖歌斉唱
  3. 神示拝読
  4. 近況報告
  5. 神誌輪読
  6. 座談会
  7. 笑いの練習
  8. 連絡事項
  9. 閉会の挨拶、祈り


 ■ 講師による講話の場合

  1. 開会の祈り、挨拶
  2. 講師の紹介
  3. 自己紹介
  4. 講師による講話
  5. 座談会  (感想発表・質疑応答)
  6. 祈り合い神想観
  7. 連絡事項
  8. 閉会の挨拶、祈り


 
 ■ 宗教行を取り入れた場合

  1. 開会の祈り、挨拶
  2. 神示拝読
  3. 招神歌の練習
  4. 神想観実修
  5. 実相円満誦行
  6. 笑いの練習
  7. 体験発表
  8. 連絡事項
  9. 閉会の挨拶、祈り


 ■ 新人に感動して頂くために

  1. 開会の祈り、挨拶
  2. メンバー自己紹介
  3. 新人自己紹介
  4. ビデオテープの上映
  5. 各自の体験発表
  6. 相互讃嘆
  7. 祈り合い神想観
  8. 連絡事項
  9. 閉会の挨拶、祈り


 ■ 早朝神想観を基本とした場合

  1. 神想観
  2. 聖経読誦
  3. 『生命の實相』輪読
  4. 体験発表
  5. 座談会
  6. 閉会の挨拶、祈り



     ・・・・・

    次回は 座談会について

    ※他の研修会での資料、ノートもつかって記載しています
   

誌友会、座談会 (3330)
日時:2016年08月26日 (金) 21時06分
名前:童子

  ■ 素晴しい誌友会

 〇 明るい雰囲気、明るいコトバに満ちている誌友会

 〇 真理が正しく、適切に説かれている誌友会

 〇 救い、感動、連帯感けがある誌友会

 〇 また参加したくなる、新しい人を誘いたくなる誌友会


 そのような誌友会を開催するためには ・・・

  1. 常に 『生命の實相』 をはじめとした聖典を精読する

  2. 毎日神想観を実修し、聖経『甘露の法雨』を読誦する

  3. 聖典・神誌をもとにして真理を説く

  4. 参加者は何が聞きたいか、何を求めているか的確に把握する

  5. 参加者が理解出来る言葉で話す

  6. 参加者の理解の程度を確めながら話をすすめる

  7. 適切な事柄、体験談を交えて話す

    
  感動に溢れた誌友会にするためには ・・・

  自分が先ず感動すること、自分が感動したら相手に感動が伝わります。

  義務感でやる誌友会ではなく、感動出来る、感動する誌友会を心掛けます。

  この感動の中から、救いも体験も出て来ることになります。



   ■ 座談会の意義

  発展している誌友会は、必ず座談会を行なっています。

  それは内在する “いのち” が引出されるからです。

  この世界は 「陰」 と 「陽」 、「受ける」 と 「与える」 の結びによって創造がなされています。

  例えば、空気は必要であると言っても、吸ってばかりいて吐くことを忘れていたならば、気絶してしまいます。

  真理を聞き、受けることと、自らの体験・感想を発表し、与えることの二つの働きによって、誌友会は新価値創造の場となるのです。

  男子は職場や地域において、皆重要なポストに就き、社会の第一線で活躍されている方々ばかりです。 豊かな経験の中から、ホンモノを見分ける鋭敏な眼を持っているのです。

  それを認めて引き出し、真理を研鑚し合うことが座談会の意義です。


   
   ■ 座談会運営の心得

  
  1. 明るく運営する

    どんなにすぐれた内容であっても暗い雰囲気ではダメである。

    明るく底抜けに明るく運営することが肝要である。

  2. 発信者を讃嘆する

    讃嘆の徹底実践。 礼拝の心を大切に。

    この二つがなくなれば、生長の家の座談会ではなくなってしまう。

    相手を注目し、個性を把握したうえで最も適切な讃嘆の言葉をタイミングよく使う・

  3. 司会者が話し過ぎない事

    司会者が目立っては失格。
   
    全員の喜びを引出させる事に専念する。

  4. 公平に

    一部の人、特定の人だけが話しすぎて、一言も言わないで黙っている方のないように気を配る。

 
  5. 真理を鮮明に浮び上がらせる

    発言の一つ一つ、体験・結論等すべての言葉に含まれている真理をハッキリと浮び上がらせる。

  6. 随時拍手を入れる

    素晴しい発言、体験等には全員で拍手をする等、悦びの感情表現を行なって雰囲気を盛り上げる。

運営スタッフ (3341)
日時:2016年08月27日 (土) 18時40分
名前:童子


 〇 祈りによって、必要な人も物も神様がご用意して下さるとの信念を深める

 〇 お世話している支部の会員に、必ず新しい人を誘って参加するようにうながす。 又、神誌を持参することを徹底させる

 〇 明るい雰囲気の会となるように心がける

 〇 テーマ、テキスト、参加者の年齢層、居住地域の生活環境等を事前に講師に連絡する

 〇 役割分担が可能な場合は、なるべく兼任をさけ、幹部養成の機会とする  〈司会係、講師係、受付け係、新人係、聖典頒布係 等〉

 〇 新人のために必ず神誌・聖歌集を準備しておく

 〇 次回の誌友会の案内。 また近隣支部の誌友会・講演会等の案内チラシを用意しておく

 〇 参加者名簿を作成し、誌友会終了後はただちに新しい情報を書き込んでおく

 〇 出講して下さった講師に御礼の電話をし、参加者の声もお伝えする

 

運営スタッフ  (3342)
日時:2016年08月27日 (土) 18時58分
名前:童子

 ■ 司会者の準備

 1. 参加者についての予備知識

  話の好きな人、聞くことだけが好きな人、新人はどのような人か。

  各々の信仰歴、趣味、職業、役職等を事前に知っておくと

  讃嘆のきっかけになる


 2. 講師に関する予備知識

  信仰歴、役職、職業等 を知っておく

 3. テーマのねらいの把握

  テーマのねらいは何か。 

  どのような方向の結論が出れば一番よいかを把握しておく

 4. テキスト・資料に精通

  神誌当月号は必ず精読し、随時活用する

 5. 質問を予め用意

  座談会の際、発言を引出すためにいくつかの質問を予め用意

 6. 明るい雰囲気、明瞭な言葉で会を誘導する

  会の始まりと終りをはっきりさせ、

  祈りに始まり祈りで終る習慣をつけるようにする



 ※生長の家の集まりは、

  最初谷口雅春先生が御一人で始められたのでありますから、

  一人ででも、又6畳一間でも誌友会は開けるものです。

  特に新規開拓の場合は、講師が右の各係を兼ねるという気でやって下さい



      ・・・・・・
 
   次回は誌友会にのぞむ講師のあり方、講師に求められているもの

 

神誌を如何に活用するか (3345)
日時:2016年08月28日 (日) 13時26分
名前:童子

谷口雅春先生は“神誌”について  ――

 『生命の實相』 の真理を知った諸君こそ、人類を、永遠平和のエデンの楽園に復帰せしむべき使命を受けている 「神から選ばれた選士」 なのであります。

 新約聖書の 『黙示録』 をごらんになると、いよいよこの地上天国が実現したときの有様が書かれています。

 其処には、生命の川が流れていて、その両岸に生命の樹があって、「月ごとに実を結ぶ」 と書いてある。

 その生命の実は、『生命の實相』 の象徴であって、「月毎に実を結ぶ」 というのは 『生命の實相』 の真理を説いた雑誌が月ごとに発行せられる事で、それを食べることによって、エデンの楽園に人類は帰ってくることが出来るのです。

            『日本を築くもの』 より



 
 神誌は、神様からの情報である“真理”を載せた最高の情報誌です。

 神誌から真理の情報どれだけ掘り起こし、生かすことが出来るか、

 これが誌友会発展の一つのポイントとなります。



     「真理の最高峰を究める」
           旭川教区旭川第一相愛会

 男子誌友会では、今 『生長の家』誌 の輪読を中心に進めています。

 神誌をテキストにすることで、そこから良いものを引っ張り出したいのです。

 同じ本を読みましても、色んな人が違う見方をされますでしょう。

 そこに男子の奮い立つ条件が出て来るのです。

 真理を究めることを山登りに例えれば、色々な登山口から登れるんです。

 こっちからも登れる、あっちからも登れるという具合ですから、

 お互いが高い山の登り方を発見し合えて、

 皆さんと一緒に真理の高いところまで登りつめられるということです。

 輪読会は素晴しいですね。




      「神の啓示をそのままに伝える」
           旭川教区啓明相愛会

 『生命の實相』 に説かれていることは、そのままズバリと出していきます。

 初めての人に、「こういうことを言ったのではいけないだろうか」 

 などと、考える必要はないのです。

 神の啓示を、そのまま谷口雅春先生がおっしゃっているのだから、

 真理はそのまま相手に伝えたらよいのです。

 そうすることによって、

 真理を受取った人の中で、自覚されるときが来る訳です。



 ■ 『生長の家』 誌

  
  1. 表紙裏の真理の言葉を最初に拝読する

  2.「七つの光明宣言」 は新人が参加した場合

  3. 「法語」 は講話及び輪読に活用

  4. 「光明説話」 は講話及び輪読に活用
       専門的な用語は事前に調べておく

  5. 「特別企画」 は講話、輪読
       基本の御文章と体験、取材記事がセットになっていて活用しやすい
         
  6. 「この人に聞く」
       各界の著名人が登場するので、新人がいる場合の導入に

  7. 取材記事は講話、もしくは座談会の話題として

  8. 「男の視野」
       男子誌友会の話題提供として設定されている
       社会の第一線で活躍する相愛会男子が続々登場




 ■ 『光の泉』 誌

  
  『光の泉』誌 の特徴は、何と言っても分りやすく、体験談が豊富に掲載
   親しみやすい


  1. 「放送人生読本」 「体験実話物語」 は講話と輪読

  2. 「生長の家入門講座」 は新人向け

  3. 取材記事は座談会の話題に



 ■ 『精神科学』 誌

  『精神科学』誌 は会社員や商店主が多い場合有効です。

  1. 巻頭言
 
  2. 繁栄・健康・教育等の特集

  3. 「成功する人間像」

  4. 繁栄体験、企業ルポ 等



  〇 その他、同教区の会員の体験談が掲載されている場合、大いに活用する 
           (親近感がわく)

  〇 参加者と同業の人の体験談、同じような体験 

   (経営問題、病気、子供の教育)で悩んでいる場合、その体験談を活用する

  〇 神誌を1年間整理すれば、あらゆる問題についての体験談が揃うので

    誌友会で活用したり、個人指導の際に役立つ


 

誌友会にのぞむ講師のあり方 (3351)
日時:2016年08月29日 (月) 14時22分
名前:童子

 
 ■ 神をあらわす最高の場  ―  神に派遣されて臨む自覚

 誌友会こそは教勢拡大の場の第一線であり、講師自身にとっても自らを磨き、鍛え、高める練成道場であります。

 そこに臨む講師は、神様より選ばれ、神様より派遣されて臨むものであることを銘記し、ただひたすらに、そこに神を顕わすことを心掛けることが大切です。



 ■ 謙虚な態度、丁重な応対

 誌友信徒の人たちから、丁重に応対されますと、つい自分がそれに値する人間であるかの如き錯覚を起こしがちでありますが、丁重な応対は謙虚な気持で有難く受け、あくまでも教えを自ら行じ、お伝えする「生活者」としての立場を持することが大切です。

 質問されて分らぬことがあったら、いい加減な答えをせず、「私も分りませんので、次までによく調べておきます」 とか 「教化部長に聞いて改めて御手紙します」 等 素直に答えます。



 ■ 日頃の勉強、精進、品格の向上

 指導者の雰囲気がその会の雰囲気をつくります。

 講師自身の日頃の絶えざる勉強、精進、品格の向上が何よりも必要であり、どんな場合でもその事が色々と影響を与えます。


 ■ 事前の連絡、祈念

 開催者から連絡がない場合、講師の方からテーマ、テキスト、その他、会場にいて準備するもの、宣伝方法等について事前に連絡します。

 そして、当日の誌友会で神のみ榮えがあらわれますようにと真剣に祈念して会場にのぞむことが大切です、


 ■ 時間厳守

 「時は金なり」 と谷口雅春先生御自身、身をもって教えておられます。

 講師たるもの所定の時間に遅刻することは恥としなけばなりません。


 ■ 会場宅に感謝、参会者の実相礼拝

 会場に着いたら、神前・仏前で今日招かれたこと、御家族の日頃の愛行に感謝し、会場の弥榮を祈ります。

 誌友会に臨んでは、集まられた方の神性・仏性を拝む心で話し、質問に答えます。




   ◆誌友会リーダーから講師に求められているもの◆

 1. 開会前にある程度の打ち合せが出来るよう、早めに会場に到着する

 2. 初参加者、2回目の参加者等の有無を調べ、歓迎と讃嘆をする

 3. 講師のみの話で終るのではなく、質疑応答・体験の発表時間も入れ感想等も聞く

 4. 講師の体験談だけではなく、必ずテキストを使用する

 5. 堅苦しくならないように、楽しい人間神の子の真理を説く

 6. 明るい表情で語尾まではっきり発音する

 7. 神想観等についてわかりやすく説明する

 8. 『生命の實相』 を読破するようすすめる

 9. 運動への積極参加をすすめる

10. 受ける立場から与える立場へ、お世話される側からお世話する側へ変わる立場の素晴らしさ、悦びを説く

11. 新人を必ず連れて参加するよう毎回強調する

12、 次に出講する講師へ必ず申し送り事項等を行なう

13. 必ず毎月のテーマにそった話をする

14. ・・・・

 

『一人で十人に伝えるよう指導せよ!』 (3352)
日時:2016年08月29日 (月) 15時09分
名前:童子


 谷 口  雅 春 先生  
      『生長の家』誌  昭和36年9月号より


 本当の癒しというものは、単に肉体の一部の病気が癒されるだけではなく、人間全体が全面的に癒されるのでなければならない。

 病気だけが癒された結果、身体が丈夫になったから神経が太くなって、どんな悪いことでも平気でできるとか、恩を忘れて利己主義者になるような導き方をしてはならない。

 肉体だけではなく、心も魂も癒されるように導いてあげなければ本当の導き方にはならないのです。

 あちらを向いて “さよなら” というように導いたら、それは人間を恩知らずに導いたのであって、それは魂の上から言うと却って悪く導いたという事になるのであります。


 だから皆さんは折角この教えを伝えるときには、その伝えられた人が必ず少なくとも十人には伝えるように導いて頂きたいのであります。


 誰でも十人位は勧め易い近親者や友人があるでしょう。

 生命保険でも外交官になったらですね、最初は誰でも親類の人や、知人の人に頼んではいってもらって、責任契約額を果すのであって、それから後は、その人の熱意と手腕とにあると言われます。

 生命保険でさえもそうでしょう。 そうすれば人を救ける、真に生き甲斐を与える生長の家の教えは、一人が十人位に伝える位の事くらいは何でもない易しいことだと、私は思うのであります。


 こうして一人が十人に伝えたら、十人のうちの一人や二人位は本当にまた真剣になり、本当に神から与えられた使命を自覚して、神様のために伝道しようという人が出来て来るに相違ないのであります。

 そうすれば本当に真剣に真理を伝える人が次第に倍加倍加して行って、ついに人類全部を光明化することも可能となるのであります。

 だから、肉体を癒すことだけを主眼にしないで、魂を救い、それによって神の榮えをあらわす人数を倍加、倍加していって頂きたいのであります。

聖なる、強力な組織をつくろう! (3354)
日時:2016年08月30日 (火) 00時43分
名前:童子

 谷 口  清 超 先生
       昭和33年 『光明化運動要項』 より




 信仰が御利益を追及し私腹をこやすものであった時代はもはや過ぎ去ったのだ。 御利益は私有するべきものでなく、隣人と共に共有すべきものである。

 そのためには 『己れ度らざるさきに、衆生を済度する』 ところの 『聖使命菩薩』 の自覚が大切なのである。

 誰でも最初のうちは、人を救うよりは自分が救われたいと一心に念願するものである。 そのような人々も真理にふれれば、生活はおどろくほど好転する。 しかしそのときが、その人にとっての人生の第2の岐路である。

 そのとき心が 「愛他」 にふりむく人々は菩薩として向上の一路をたどるが、そのとき心が 「利己」 に定着する者はやがて脱落者として救いの王座から転落するほかはない。

 彼には 「信仰」 を利用して私腹をこやそうとする卑怯者のレッテルがふさわしいのである。

 このように脱落して行く人々がおるとすれば、それはあまりにも気の毒であり、かつ悲しむべきことであるが、しかし、その数はいぜんとして大きいのである。  ・・・ (中略) ・・・


 
 而も我々の目撃する脱落者は、決して教えが不合理であると考えて脱落する者ではなく、つまらぬ利己心や怠惰心によってうちまかされて、よろこびの集いから遠ざかって行く者が大部多いのである。

 これらの人々は決して真底においては真理にそむいているのではなく、ただ 「真理ならざるもの」 に幻惑されて、道をあやまったに過ぎないのである。

 だから、このような人々には、私達はあたたかい呼びかけと愛の導きが必要である。 多くの人々は、真理とは結びついていても、人間と人間とで横に結びついていない場合が多い。 それでは、その人々の生活に真理は生きて来ないのである。 何故なら、真の自他一如を生きるのが真の信仰生活であるからである。
 
 
 こうした場合、我々の楽しい集会から遠ざかって行く者を、正しく救いとる道とは、人と人との愛の結合の組織以外にはない。 その愛の結合こそ、我々の横のがっちりとした組織であり、「相愛会」 「白鳩会」 「青年会」 等である。


 そこでは難しい理屈や差別心がはばをきかしてはならない。 そこは愛の実践道場であり、正しい真理が語られる場でなければならないのである。

 すべての吾々の会合は、決して裁きの会合ではなく、治病集団でもなく、闘争大会でもないのである。 そこにおいて神の智慧と愛とが語られる悦びの集いである。

 それは 相愛会、白鳩会、青年会等において、それぞれの個性を発揮しながら、しかも同じ神の御徳をたたえる和顔愛語讃嘆でみたされている聖なる会合である。

 そしてその会合では、弾圧や不正はなく、すべてののが奉仕する悦びに満ち溢れているのである。 一個のニセ指導者が自分の教えを切売するところではなくして、皆がより合って、霊的先覚者を通して神の御言葉を聞き、かつ神の御力をほめたたえ、体験を語り合うところの聖なる会合である。

 このような聖なる会合が持たれさえするならば、その会合は発展して行く他はない。 会員一人の問題は全会員の問題として、一致協力して助け合って行く生活の集合体が出来上がるのである。

 それらの集合体は、その地方の町や村や市のために役に立つ働きをし、生長し、発展して行く。 だから当然、その市町村は栄え、それらの市町村から成り立つ祖国は、真の大和国たる建国の理想を実現することが出来るのである。  ・・・ (中略) ・・・



 吾々の運動は決して個人の治病や致富にアクセクする運動ではなく、広く世界を救済し、世界のすべての国々をして、平和な安住の地ならしめる聖使命活動であることは、もうみなさんの充分御承知のとおりである。

 そしてそれを実現する方法は、決して非現実的大言壮語をもてあそぶことではなく、着々として吾々の毎日の生活を 「真理」 にのっとった 「菩薩行」 たらしめること以外にないのである。  ・・・ (中略) ・・・


 しかし吾々は智慧なくして真理を高く掲げることは出来ない。 吾々の行動は、決して無秩序であったり、ひとりよがりであったりしてはならないのである。

 試みに共産党大会に行って、いくら神の福音を説いても彼らは耳を貸さないであろう。 それは何故か。 それは智慧ある行為ではなく、勝手気侭な説法であるから、その説法が生きて来ないのである。

 それと同じように、吾々の光明化運動がテンデバラバラであったならば、折角の光も暗黒に吸収されてしまって何の役にも立たなくなる。 

 それは何故かといえば、「数の威力」 ということを知らないからである。 一人よりも二人。 二人よりも三人、三人よりも十人が、より強力である。

 従って今ある吾々の会合を数多く強力にすることに、どうして冷淡でいられるのだろうか。 

 個人の信仰は、冷たい灰の中に抛り出された炭火のように、やがて立ち消えてしまう。 しかし組織立って組み立てられた炭火は、ますます強く燃え盛るのである。


 そのように、吾々は先ず吾々の誌友会の数を増やし、強力にし、組織化し、魅力的にし、圧倒的にして行こう。 そうすれば、そこへ人々をひきつけることが出来るのである。


 私はこの最もな根本的な問題を、とくに皆さんに考えて貰いたいと思うのである。

 立教の当初からとられているこの方法に、強力な愛の筋金を入れることは重大である。 愛と団結の力が今ほど要請されているときはないのである。 5千万の人間が団結すれば、この国をとのような楽園にでも創り上げることが出来る。 しかし10万や20万では、残念ながらそれが出来無ないのである。

道場と講師と役員との関係 (3426)
日時:2016年09月10日 (土) 14時05分
名前:童子

座談会と懇話会とを混同している人がいますが ・・・


 『到彼岸の神示』 「いのちのゆには」の神示講義 より


 私たちは自分だけ 「神の子」 だとわかったからとて、晏如として惰眠を貪っているわけには行かないのであります。

 それなのに自分だけ真理を知って恰も良い 「処世の術」 を独占して自分が他の人よりも有利な位置に立ちたいなどと浅間しい心はまことに唾棄すべきであります。

 神様の目から見たら、悟れる立派な人々よりも迷える一匹の羊の方を可哀相に思召して救いたくてたまらないのでありますから、インテリで本を読んで 「解った」 と済ましている人よりも、「話をききたい、話をきいて救われたい」 と思う人や、人を救うための指導者になりたいと思う人に、尚一層深く真理を研鑚するための道場として、各地に建設せられるのが、すべて 「いのちのゆには」 であると思うのであります。


 ですからこの道場ではただ学究の講義のように真理の知識を切り売りするのでは宜しくないのでありまして、「智慧の光に、愛の温かさを加えて色々世話をやくように智と愛との十字で曼陀羅を織らせるのが見真道場 (いのちのゆには) である」  とお示しになっているのであります。

 
 智慧は上から下へ伝える縦のハタラキでありますが、「色々に世話をやくように」 と仰せられているのは、横のハタラキであります。

 
 道場では概ね、講師の方へ信徒が向いて話を聞くばかりで、信徒同士が話し合う情景が見られませんが、信者の先達の方や連合会の役員の方などは、講師の講話の始まる前とか、講話が終わったあととかには信徒同士が横に親しく交際して互いに扶け合える世話をやいてあげなければなりません。

 それによって 「智と愛との十字で曼陀羅」 が織り作されるのであります。


 「曼陀羅」 と言うのは諸仏諸菩薩をズラリと並べた図会でありますが、それから転じて 「聖衆集会の道場」 のことを申します。

 「いのちのゆには」 は智と愛との十字で織りなされる 「聖衆集会の道場」 でありますから、これを曼陀羅という語で表現されているのであります。


 



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