国鉄の車にのりておほちちの明治のみ世をおもひみにけり(昭和天皇御製) (14891) |
- 日時:2023年11月06日 (月) 23時37分
名前:立葵
合掌 上掲の頌歌「明治節」の第一節の後半の詞、 敎あまねく 道明らけく 治めたまへる 御代尊(みよたふと) には、「明」「治」の二字が詠み込まれてゐることに氣が附きました。
やはり四大節の唱歌「一月一日(いちげついちじつ)」の第二節にも同樣に「明」「治」の二字が詠み込まれてゐます。 初日の光 明(あきら)けく 治まる御代の 今朝の空
(大正と改元しましたため、この部分の歌詞は大正二年に改作されました。) 初日の光 さし出でて 四方(よも)に輝く 今朝の空
尊師谷口雅春先生が明治二十六年十一月二十二日に御生誕になられてより間もなく百三十年を迎へます。 尊師や谷口輝子先生が生を享けて多情多感のお若き日々を生きられた明治の大御代を心の眼を開いて心の耳を澄ませてお偲びいたしたいと希ひます。 そのよすがは申すまでもなく聖帝と仰ぎまつる明治天皇樣の聖德であり、その御發露としての御製であると思ひます。 文化の日の、傳へられなくなつた本義である明治節には年々に皇室の彌榮を祈りまつる日として參りたいと思ひます。 再拜
宮内庁HPより(文字表記は出典の通り) ホーム>皇室に伝わる文化>歌会始>お題一覧(昭和22年から)>昭和63年歌会始お題「車」
昭和63年歌会始お題「車」 御製(天皇陛下のお歌)
国鉄の車にのりておほちちの明治のみ世をおもひみにけり
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