《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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さくらの日 八百万の神共に咲ひき (14673)
日時:2023年03月27日 (月) 13時17分
名前:下総の野人

本日3月27日は「さくらの日」ですね。

《「咲く(3×9)=27」の語呂合わせと、七十二候の一つ「桜始開(さくらはじめてひらく)」にあたる時期であることから、公益財団法人 日本さくらの会が1992年に定めました。》
ウェザーニュースより

今年は桜の開花や満開が早いようですけれども、また折角の時期にお天気がパッとしないですけれども、皆さまお花見はいかがでしょうか。

ところで、桜など「花が咲く」という場合の「咲」という字は「笑」の古字だそうですね。

なるほどそれで『古事記』には「咲」を「笑」の意味で使っている箇所があるのですね。同書は和銅5年(712年)成立の現存最古の書物と古いのでした。

それは神話の中でも有名な「天石屋戸」(天岩戸)のところに出てきます。

《八百万の神共に咲ひき》と。

今なら「笑ひき」と書くところを「咲ひき」と書いています。

初めて知った時、へぇ〜面白いなぁと感心したものです。

この「咲」がいつの頃からでしょうか「花が開く」という意味で使われるようなるわけですが、この用法は日本独自だそうです。これがまた面白いところであります。

白川静博士の『常用字解』をひもときますと《花咲くのように咲を「さく」の意味に使うようになったのは、花の開く様子を人の口もとのほころびる様子にたとえたのであろう。》とあります。

「笑う」ことと「花が開く」ことを同じように考える感性。
この連想は言われてみれば今の私たちでも「なるほどなぁ」とごく自然に納得できますよね。

さて『古事記』に戻りますと、神々の「咲い(笑い)」は「高天原動(ゆす)りて」〈「動(とよ)みて」と訓む説も〉というぐらい、ドドドドッ〜とものすごく鳴り響くほどの「大笑い」でした。

この「大笑い」が直接的なきっかけとも言えるかと思いますが、天照大御神が天の石屋戸から出て来られて、暗黒に覆われていた世界に光明が戻ったのでした。

笑いの大切さは谷口雅春先生から教わっていて私たちには身近なものでありますが、こうした神話からも知られますね。

春爛漫…神々や花々と同じように大いに🌸咲って🌸まいりましょう!



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