《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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花まつり (14248)
日時:2022年04月08日 (金) 16時58分
名前:下総の野人

本日は「花まつり」ですね。

全日本仏教会のHPより

《仏教の「花まつり」とは、毎年4月8日にお釈迦さまのご生誕をお祝いする行事です。
今から約2500年前の4月8日、ネパール国 ルンビニーの花園で、お釈迦さまは誕生されました。
お釈迦さまは、生まれるとすぐに7歩歩まれ、右手は天を、左手は地を指して、「天にも地にもただ独り私として尊いのである(天上天下唯我独尊)」と宣言されました。
この時、お釈迦さまの誕生を祝い、周囲の花々は咲き乱れ、空からは産湯代わりの甘露の雨が降り注ぎ、世界中が輝き喜びで溢れたと伝えられています。
この事から寺院や地域で行われる法要やイベントでは、たくさんの花々でお寺やお堂を飾りつけ、お釈迦さまの像に甘露の雨を表現した「甘茶(あまちゃ)」をかけるようになりました。》

甘茶を注ぐ(灌ぐ)ことから「灌仏会(かんぶつえ)」、ご誕生から「降誕会(ごうたんえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)」ともいわれます。

せっかくの機会でもあり、近くでやっていないかを調べて行って参りました。

花御堂に祀られた誕生仏に甘茶を灌ぎ、世界の平和と子供たちの健康を祈念したことでした。

谷口雅春先生の『真理』第7巻悟入篇より

《釈尊も一遍肉体が自分だと云う自覚を抹殺してそして新たに生れられたのです。それが釈尊誕生の神話の形で仏典に書かれております。即ち釈尊がお生れになった時に、七歩お歩きになって「我は天上天下唯我独尊である」と斯う仰ったとあります。赤ん坊が生れるなり歩くと云うことも、こんな難解な言語を話すこともありませぬ。これは、二度目の誕生即ち一度「物質としての自己」を否定したときの「復活」即ち「二度の誕生」をしたとき「天上天下唯我独尊」――「天上天下に自分こそ最も尊きいのちである、自分は決して物質が生きているのでない。宇宙に充ちている仏のいのちがここに生きているのだ」斯う宣言されたことが象徴的に描かれているのであります。斯ういう悟りの境涯に入ることを日本語では「仏」になるというのであります。「仏」というのは解けた姿、解放された姿であります。何物にも縛られない自由自在の自分のいのちの実相(ほんとのすがた)に目覚めた状態なのであります。生長の家で説いているところは、「肉体なし、物質なし」といって、肉体・物質を十字架につけて抹殺することによって「唯仏のみ実在である、唯神のみ実在である、自分の生きているいのちは仏のいのちであり、神のいのちである」と生命の実相(ほんとのすがた)を再認識し復活せしめるのでありまして、この生命の実相の復活的自覚により、人間が本来の生命の自由自在を恢復し、仏教的に謂えば「天上天下唯我独尊」の自覚を得、キリスト教的に謂えば「われ神の子」(最早われ生くるに非ず、キリスト我にあって生くるなり――パウロ)の自覚を得て、現象界に於いては肉体は健康に、社会百般の事業に於いて自由自在を得るに到のであります。》



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