《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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「これでもソ連は平和勢力か」ソ連のポーランド侵攻(54年前)時に説かれた法語は今も生きている (14227)
日時:2022年03月24日 (木) 18時03分
名前:毘沙門天

ロシアがウクライナに侵攻して一ヶ月になります。
 昨日はウクライナ国のゼレンスキー大統領は日本の国会議員と国民に向けて、日本を新しい平和秩序構築に向けた日本リーダーとしての期待と復興に向けた支援を求める熱いメッセージを送られました。
 54年前の昭和43年1968年8月に当時のチェコスロバキアにブレジネフ政権下のソ連軍など5か国軍20万は一気にチェコスロバキアに侵入、「プラハの春」と呼ばれた民主改革を進める改革派指導者をソ連に連行したことがチェコ事件≠ニ呼ばれ、全土で抗議の市民集会が開かれ、ソ連の実力行使は世界的な批判を浴びました。
 当時その事件の最中に谷口雅春先生が『生長の家』誌でお説きくださった法語を拝読しました。谷口先生は、こう説かれています。
「憲法前文に…平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」などという荒唐無稽の空想的作文を書いているが(中略)日本国民が軍備をもたずソ連や中京を「平和を愛する諸国民」で公正と信義を保持する国々であるなどと信じていたら、日本国もチェコ同様の侵略を受けることは間違いないのである。」と強く警鐘をならされていました。
 今回のロシアのウクライナ侵略と重なってきて、「抵抗しないで妥協しろ」とかいうコメンテーター、メディアの論が飛び交う中で、先生の平和論、憲法論は改めて深く考えさせられました。以下紹介します。

谷口雅春先生
これでもソ連は平和勢力か 『生長の家』誌 昭和43年11月号 十三日の法語

 ソ連がチェコに戦車多数で侵入し、世界各国がソ連非難の声明を発表し、その轟々たるたる非難の最中、朝日新聞8月22日号の素粒子≠ニいう寸鉄欄には、
「大国との平和共存は外交的に出来て、小国との兄弟共存≠ヘ、戦車なしには出来ぬのか」という短評が載っているのである。共産びいきの「朝日」でさえ、こういわずにはいられなくなったのである。実際その通りの現実を吾々は、ソ連戦車のチェコ侵入によって、目の前に見せつけられているのである。米国やソ連のような超大の軍備を備えている国への侵略は、その反撃が恐ろしくて、できぬから「平和共存」が成り立つのであるけれども、チェコのような小国へ侵入しても反撃される恐れがないから、いつでも口実を設けて大国は小国へ侵入し、これを属国にしてしまうことができるのである。現行の日本国憲法の前文に、
「日本国民は、恒久の平和を念願し……平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」などという荒唐無稽の空想的作文を書いているが、日本国民が軍備をもたずソ連や中京を「平和を愛する諸国民」で公正と信義を保持する国々であるなどと信じていたら、日本国もチェコ同様の侵略を受けることは間違いないのである。ソ連が日本に進駐して来ないのは、日本がアメリカと手をつないで日米安保条約を結んでいて、若しソ連が日本へ侵入して来たらアメリカの反撃を食うおそれがあるので、「大国間の平和共存」という傘の中に保護されているからである。ソ連のチェコ侵入はソ連と中共とを平和勢力だから、これらと中立条約を結んで、アメリカを排撃したら、日本は永久平和を楽しむことができるんだと無防備中立論をぶった社会党などが、どんな愚かな政党だったか判るであろう。また人類ぜんたいから言えば、世界各国の精神的進歩は、日本の過去の戦国時代である。北条早雲もおれば武田信玄もいるし、上杉謙信もいるし、織田信長もいるし、豊臣秀吉も、徳川家康もいるのである。そして隙があれば攻め入って、天下をわが勢力下に征服しようとしているのである。そんな世界で軍備無用論を唱えることは国家としての自殺を勧めることになるのだ。」



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