《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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谷口雅宣総裁は、「冷戦は終結した」と言った、その自らの不明を恥じ、「愛国運動」を再開すべきなのではありませんか… (14196)
日時:2022年03月11日 (金) 09時51分
名前:破邪顕正


生長の家が、愛国運動から手を引いたのは、冷戦が終結したからだというのが、現総裁の持論です。

例えば、平成26年11月22日の総本山に於ける式典で、現総裁はこう述べています。

〈宗教は時代と環境の要請から生まれるから、その時代と環境が変化すれば、宗教自体も変化を要求されるのである。だから、戦前・戦後に説かれた教えは戦後に修正されることもあるし、冷戦時代の宗教運動の目標や方法が、冷戦後には採用されないこともあるのである。この時代応現の変化の意味が分からないと、宗教は社会に有害な影響をもたらすことになる。〉

また『新しい文明≠築こう(上巻)』では、わざわざ冷戦の時代≠ニいう見出しをつけ(29頁)、尊師の「明治憲法復原の宣言」も「東西対立」(『前掲書』30頁)への危機感から生まれたものだとし、その「冷戦」がなくなった以上、愛国運動を展開する必然性はない…。

それを如実に指し示しているのが、『前掲書』の中の冷戦終結とグローバル化の進展≠ナす(40頁)。

そして、現総裁は、生長の家の御祭神を所謂造化の三神≠ノ切り替えたことを、その時代的要請としてあったとして正当化してみせたわけです。

〈生長の家の祭祀の重点は「鎮護国家」から自然と調和による「世界平和」の祈念へと明確に移りました〉(『前掲書』58頁)

しかし、今や、ロシアによるウクライナ侵略という惨状を、私たちは目の当たりにしているわけです。

「自国は自国で守る」

この「世界の常識」とも言うべき、至極、当たり前のことを一貫して阻害してきたのが、所謂「占領憲法」に他なりません。

だったら、それを一刻も早く廃棄する…。

尊師は一貫してそう喝破せられたのに、現総裁は、何とその憲法を拝跪≠キるようなことを言うわけです。

現総裁は、自ら言ったことに責任を取るべきです。

宗教は時代と環境の要請から生まれるから、その時代と環境が変化すれば、宗教自体も変化を要求される

であれば、憲法もまた時代応現の変化≠ノ応じて改められなくてはならない…。

「冷戦終結」などという考え方は、もはや時代遅れとなってしまったのです。

新しい冷戦≠ェ始まっているのです。

否、私たちは、今や現実に熱戦≠目の当たりにしているのです。

であれば、当然、現総裁は新しい冷戦時代≠ノ突入したことを見て、これまでの方針を抜本的に改めなくてはならない…。

そうです、今こそ「鎮護国家」の御旗を高々と掲げるべきときなのです。


谷口雅宣総裁、今こそ持論の「今の教え」に従って、「鎮護国家」の教えを大いに弘めるべきときではありませんか。「石上げの行」に興じている場合ではないでしょう。 (14201)
日時:2022年03月12日 (土) 14時11分
名前:破邪顕正


現総裁と言えば、「今の教え」が持論。

常に移り変わる時代状況に応じて、教えの説き方も千変万化しなければならないし、当然、それに従って、運動方針もその目標も変わっていかなければならない…。

であれば、「鎮護国家」の教えを説くのこそ、まさしくその「今の教え」に合致するのではありませんか。

こんなときに「石上げの行」なんかやっている場合ではないでしょう。

尊師・谷口雅春先生は「何故、現象界の処置が必要であるか」と題して、次のようにお諭しくださっているのですから…。

《神のみが唯一の力であり、神は善であり、神は無敵であるから、神を信ずる限り、「実相の完全さ」を神想観で念ずる限り、中共が核兵器をもとうとも、神の力に敵するものはないから、それに対抗する日米安保態勢など不要ではないかというような議論が往々行われるけれども、それは実相と現象との区別をわすれて、現象界に於ける適当の処置をなおざりにするものである。「実相の完全さ」を念ずるとき、その「完全さ」があらわれるための現象的処置が自然に出来て来るのである。インフルエンザ・ヴィールスが侵入して身体に熱があるときには、寒む気がして自然に温かい衣料で身体を覆いたくなるように、内部の「神の力」(生命力)が催して来るのである。中共の核兵器が近くにあるのはヴィールスが皮膚面に迫って来つつあるのにも似ている。何かそれに対して危険を感ずるのは、カゼ引きの時、悪寒がするのに似ている。「温かい衣料で覆う」ことは充分の軍備で自国を覆うか、日米安保条約の外套で自分の身体を包むのに似ているのである。神は無敵であるということは、何もしないで外敵に身をさらすということではない。時と処と相手とに応じて、神が適当な処置をとらせ給うて、自然的過程を通じて敵と見えたものが害をしなくなるということである。》(『神と偕に生きる真理365章』279〜280頁)

尊師がこれをお説きになられたとき以上に、中共は今やアメリカ・ロシアに匹敵するような核兵器をもち、更には北朝鮮だってそれを保有していると見られているわけです。

そんなときに、「無防備・無抵抗」の第九条≠ナあっていいわけがないではありませんか。

谷口雅宣総裁は、「冷戦が終結」したと思ったら、そうではなかった…。

素直にその自らの不明を認めて、尊師が仰ったように「占領憲法」では駄目であることをはっきりと訴え、「憲法改正」の運動を支援するよう説いていくのが、まさしく「今の教え」であると思うものであります。


谷口雅宣総裁は、新しい冷戦≠フ時代に入ったことを受け、「日本学術会議」を支持したことを猛省すべきです… (14216)
日時:2022年03月16日 (水) 11時56分
名前:破邪顕正


虚妄の戦後日本の「平和主義」を一貫して下支えしてきた、その一翼を担ってきたのが、他ならぬ「日本学術会議」であります。

以前、それに関して、こういう投稿をいたしまた。

………………………………………………

谷口総裁夫妻には、『理想世界』誌・昭和42年10月1日号の尊師の「輪読のための青年法語」を読んでほしい (13205)
日時:2021年02月01日 (月) 17時38分
名前:破邪顕正

加藤陽子氏を薦める前に、「生長の家」の総裁であり、白鳩会総裁であるならば、創始者の教えをこそ、まずは紹介してほしいと思います。

そうすれば、如何に、自分達の考えていることが、創始者の思想と相容れないものであるか、よく分かるでありましょう。

たとえば、表題のご文章です。

《十一日のことば ◇ 屈辱の平和よりも更に尊いのは自立の精神である。

 アメリカの愛国者にして雄弁な政治家として知られているパトリック・ヘンリー(Patrich Henry−1736~1799)は或る日の演説の中で、「いのちがそんなに尊いか、平和がそんなに甘いものか。それを得るために鎖と奴隷の価を支払ってさえもそれを得る価値があるか。そんな卑怯な考えを棄てよ。他の人はどの道を選ぶか知らないが、吾れに自由を与えよ、然らざれば死を与えよ」と叫んだということである。

…敗戦後の日本では平和ノイローゼにかかって、国内では同胞相闘うために旺んに闘争精神をあおりながら、外に対しては、防衛の武器も持たずに、奴隷の如く外国にお辞儀をして平和を守りたいと言う卑怯な人が随分多いのに驚くのである。

…平和という偶像が尊いのではないのである。各国の威嚇の前に奴隷の如く跪いて平和を希うのは日本民族の自尊心が許さないのである。》

何に驚いたかといって、平和ノイローゼ≠ニいう表現です。

尊師にとって、戦後の平和思想というものは、一種のノイローゼと見えたということなのでしょう。

また、平和に対しても、尊師は偶像≠ニまで仰る。

戦後日本の「平和主義」とは、尊師にしてみれば、いわば偶像崇拝≠ノ他ならないということなのでしょうね。

そして、極めつけは、日本民族の自尊心≠ニいうお言葉です。

平和という偶像崇拝≠ノ酔いしれるのは、換言すれば、日本民族の自尊心≠ェ忘失せしめられたからに他ならない…。

そうせしめたもの…。

それが加藤陽子氏に象徴される「自虐史観」ということではないでしょうか。

なるほど、「日本学術会議」のメンバーに、防衛の武器も持たずに、奴隷の如く外国にお辞儀をして平和を守りたいと言う卑怯な人が随分多いの≠煖Xなるかな。

そういう「日本学術会議」を応援しようというのですから、もし、それを尊師がご覧になられたら、間違いなく悲しまれるに違いないと指摘しても、決して抗いようがないと思うものであります。

……………………………………………………

今のウクライナを見ていれば、尊師が仰った「屈辱の平和よりも更に尊いのは自立の精神である」は誠に傾聴に値するものであり、戦後日本の問題点はまさしくそこにあった…。

それをまざまざと痛感いたします。

当然、「日本学術会議」の皆さんは、ロシアの侵略行動を目の当たりにして、これまでの自分達の言動を心から悔い改めるべきでありましょう。

それと同時に、その「日本学術会議」を支持してきた現総裁夫妻もまた、自らの間違い、不明をはっきりと信徒の前で詫びるべきではないでしょうか。

尊師とは真逆のことを言ってきたのですから、法燈′p承者として、それが当然の姿勢ではないかと思うものであります。





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