《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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谷口雅春先生に帰りましょう・伝統板・第二
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東大前刺傷事件から一週間経った今思うこと (14063)
日時:2022年01月24日 (月) 18時12分
名前:学ぶ会 青年

合掌 有り難うございます

約一週間前の大学入学共通テスト初日、試験会場の東京大学前で、受験生ら3名が包丁で刺されるという大変痛ましい事件が起きました。

事件が起きてすぐは、ただただ被害に遭われた方の無事を祈るのみでありましたが、幸い3名とも命に別状はないとの報道があり、安堵しました。

事件を起こしてしまったのは高校2年生の学生です。

今回の事件を受けて、SNSでは犯行の原因に関する憶測が飛び交っていました。

本人のせいと言う人や、親、学校、日本社会のせい等々、中には言いたい放題の暴言のようなコメントも多数ありました。

数日前、私は谷口雅春先生著『聖道へ』を読む機会があり、初版序文に書かれていたお言葉が心に残りました。

≪我々の住んでいるこの世界にはいろいろの矛盾が満ちている。「罪を犯さない」ことと「天分を生かす」事は一致しないし、貧民愛と文化生活への憧憬とは一致しない。人間が食物をとればほかの生物が生命を失はねばならないし、自分の欲情の満足は他人の欲情の満足をさまたげる。強制の道と愛の道とは一致しないのに、強制しなければ愛する同胞は道を失って深淵に落ちさうである。一身にして二人以上の恋人に熱愛せらるるものはその採るべき正しき道を見出すのに苦しまないことは難しい。自分はこの世界をこのままでよしと観ることが出来ない。何が故にこの世界はかくの如く不調和な相を示すのであらうか。又、如何にすればこの世界を調和ある世界となし得るであらうか。この「何が故に」と「如何にすれば」とは我等にとって最も本質的な問題でなければならない。≫

以上のご文章を拝読し、今回の事件を決して他人事とせず、我が事として受け止め、如何にすればこのような事件がなくなり、調和の世界となっていくだろうか、今の私は何ができるのだろうかと考えさせられました。

具体的な解決策を示すことは難しいですが、一つ言えることは雅春先生の御教えに高校2年生の彼が触れていれば絶対にこのような事件は起きなかっただろうということです。

SNSの普及などネット社会が形成され、直接的な人との関わりが薄まり、多くの若者が孤独感を感じている今日、雅春先生の御教えは強く求められていると思います。

しかしどれだけ御教えが素晴らしくても、伝わらなければ意味がありません。

如何にして若者に伝道していくか、その方法は若者である私たちが新たに生みだしていかなければならないことだと思います。

その自覚を持ち、これからも青少年・青年の活動の発展に努めてまいります。

再拝

谷口雅春先生「若い人に真理を与えよ」 (14069)
日時:2022年01月25日 (火) 16時02分
名前:謙信

学ぶ会 青年さんの14063の書き込み、すばらしい!同感です。

 桐蔭横浜大学の阿部憲仁教授は「使命を達成できなかった子供は、自己を否定し、夢をかなえることのできなかった社会を恨み、他者を巻き込んだ“拡大自殺”の道を選ぶことがある。親のエゴによって勝つことだけを強いられて育った子供は、当たり前の社会性を身に付けることもできず、まったく罪のない第三者に襲い掛かるのだ」と話しています。 その少年が行動に走った背景、家庭環境など縷々ゴシップを弄ぶように報道する話が多い中で、「学ぶ会 青年」さんは、真剣にこのままではよくないと考え、「具体的な解決策を示すことは難しいですが、一つ言えることは雅春先生の御教えに高校2年生の彼が触れていれば絶対にこのような事件は起きなかっただろうということです。」と勇気ある発をしてくれましが、私はそれに希望の光を見ました。

 谷口雅春先生は、『生長の家』誌の昭和47年3月号の3月4日の法語に次の様に、
若い人に真理を与えることが如何に偉大なことであるかということをお説きくださっています。紹介します。

三月四日の法語 若い人に真理を与えよ
「真理は、これを少青年に与えれば、それは男性にしろ、女性にしろ、人生の意義を知り、自分の生命を尊ぶようになり、従ってその行いが清浄となり、真面目に生きるようになり、生命の本源を知り、従って神を尊び、祖先を尊敬し、父母を本当の意味に於いて愛するようになるのである。
 生長の家で中学生、高校生、大学生等、少青年の練成会が各地の拠点で催されるのであるが、その練成会で真理をその精神に注ぎ込まれた若い人たちがどのようにその生活が真面目になり、祖先を礼拝するようになり、親に深切を尽すようになるかの事実を見るとき、真理の自覚が如何に人の生活に影響を与えるものであるかを如実に知ることができるのである。
 それ故に真理を若い人たちに与えることはその人一生の生涯にどんなよい影響を与えることになるか、まことに測り知れないものがあるのである。」

その人一生の生涯にどんなよい影響を与えることになるか、まことに測り知れない「真理」を伝えて行く素晴らしい活動が行われるよう願っています。学ぶ会の青年の皆さん頑張ってください。応援しています!



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