《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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「tapir」さん、今回の投稿は、もはや黙過し得ません。「国体」の根幹に関わる重大な問題に触れているからです。 (13796)
日時:2021年11月02日 (火) 10時28分
名前:破邪顕正

以前から、「tapir」さんの投稿に関して、「こんなに非難されているのに、見過ごしてばかりでいいのか」と云われてきました。

何を言っても空しいという気がして、また関わり合いたくもないし、それに費やされる時間がもったいないという思いもあって、とりあわないことにしてきました。

私に関してであれば、何を言われてもいいし、勝手に言わせておけばいいという気持ちでやり過ごしてまいりましたが、しかしこと皇室に関してであれば、そんな態度は許されないと思うに至りました。

「根本的なこと以外は寛容であれ」

これが私の信条でありますが、もうこれは寛容ではいられない、根幹に関わる問題であると判断したからです。

問題の投稿は、「トキ掲示板」でのこれです。

…………………………………………………………

時と共に (45198)
日時:2021年10月31日 (日) 19時31分
名前:tapir

(前略)

天皇陛下が切望されて来たのは、女性天皇の成立、女性宮家の創設です。
それは2005年以来の課題です。上皇陛下の、遡れば明治天皇のご意志です。

眞子さまに、女性宮家当主になっていただきたい。
というのが天皇陛下のご意志でした。(政治的課題とされ、ご発言できません。)

それを無惨に踏みにじったのは男系男子固執派の竹田恒泰氏らです。
こともあろうに、眞子さまの婚約者の悪評を捏造するという卑劣な手段で。

天皇陛下のご意志を無視したのは男系男子固執派です。
眞子さまではありません。

(以下略)

…………………………………………

私が、もう、これは黙過しえないと思ったのは、

(政治的課題とされ、ご発言できません。)

と書いておいて、だったら、どうして

〝天皇陛下が切望されて来たのは、女性天皇の成立、女性宮家の創設です。〟

こう断言できるのかということなのです。

女性天皇といい、女性宮家といい、これは実に重大な〝政治的課題〟に他なりません。

こういうことについては、「tapir」さんも〝ご発言できません〟と判っているはずなのに、にもかかわらず、一体、何の根拠をもって、ここまで断言されるのか。

その根拠を一切、提示することなく、こういうことを言い募り、あろうことか、

〝それを無惨に踏みにじったのは男系男子固執派の竹田恒泰氏らです。〟

ここまで決めつけて難じられる…。

「tapir」さんが、ここまで言ってのける以上、その大前提として、きちんとした明白なる根拠を提示するというのが、当然の礼儀というものではないでしょうか。

そうでなければ、これもまた「tapir」さんが嫌われる〝デマ〟の類いと見られても抗弁のしようがないと思うものであります。

とにかく、私が申し上げたいことは、確たる根拠を提示ください、これにつきます。

それなくして、勝手に、

〝天皇陛下が切望されて来たのは、女性天皇の成立、女性宮家の創設です。〟

と言うのは、それこそ天皇陛下を恣意的に政治利用する、私どもが最も避けなければならない〝不忠〟の極みと断ぜざるをえません。

だって、「tapir」さんがいうように、それが天皇陛下の御意志であらせられたとしたら、「女性天皇の成立、女性宮家の創設」に反対するものは、まさしく〝不忠の徒=国賊〟となってしまうのですからね。

日本の歴史においては、〝不忠〟というのは、ご存じのように、最大の不名誉なことなのです。

そんな大事なことを、それに関わるようなことを、「tapir」さんは投稿しているわけです。

その自覚が本当にあるのだろうか…。

ことの重大性に鑑み、もはや好き勝手、言いたい放題をこのまま許すというわけにはいかないと思った次第です。

もう一度、申し上げます。

〝天皇陛下が切望されて来たのは、女性天皇の成立、女性宮家の創設です。〟

何の根拠があって、ここまで言い切られるのか。

どういう情報源で、ここまで決めつけられるのか。

「トキ掲示板」でも結構ですから、ご回答いただければ幸甚です。

もし、そういうものが一切、ないということであれば、自分の投稿がどれほど重大な問題を孕んでいるか…。

余りにも迂闊すぎる、軽率すぎる、不誠実極まりないということを知っていただきたいと思うばかりです。

天皇陛下の〝政治利用〟を平然と行ってしまうということが、どれだけ「国体」を危殆に瀕せしめるか…。

「国民統合の象徴」たる天皇の御存在を、まさしく国民分断に導く、それこそが元凶だと私は思っております。


「tapir」さん、私も回答を首を長くして待っております (13797)
日時:2021年11月02日 (火) 23時48分
名前:亀の子

合掌

 以前、「tapir」さんと論争になった「亀の子」です。

 確か、半年前、「tapir」さんは、私が遣わした「亀の使い」さんにこのように言われていましたね。もうお忘れですか?

--------------------------------------------
亀の使い様 ご返信いただき有難うございます (40622)
日時:2021年04月28日 (水) 00時00分
名前:tapir

>tapir 様―
そして、畏れ多いことですが、今上陛下も、上皇陛下も、女系容認であることは、まず間違いありません。

亀の子 ―
逆質ですが、その根拠となるものをお示しください。 tapir様がそう思っているだけでなく、今上陛下、上皇陛下が「女系容認」だと言われたという根拠です。<


回答を今準備中です。重要なことなので、整理するのに、時間がかかっています。

--------------------------------------------

「tapir」さんが、
「回答を今準備中」とのことなので、私は楽しみにしているのですが、未だに回答を貰っていませんが、いつまで待てばよいのでしょうか?

早く「今上陛下も、上皇陛下も、女系容認であること」の根拠をお示し下さい。もう半年の年月が流れてしまいました。

最初は、勉強家で誠実な方だと思っておりましたが、信頼が裏切られた感じです。私が買い被っておりました。

以前、「tapir」さんを批判されていた破邪顕正様に対して大変失礼なことを申し上げてしました。深くお詫びいたします。ブログの方も、その時の言葉は、削除、訂正させていただきました。誠に申し訳ありませんでした。

今回の件に関しは、破邪顕正様に完全に同感です。

「国体」の根幹に関わる重大な問題だけに、「tapir」さんの誠実な回答をお待ちしています。


  再拝



割りこみですみません。tapirさんは「切腹覚悟で皇室を語れ」と命令しているから、必ず回答をくださると思います。 (13798)
日時:2021年11月03日 (水) 02時05分
名前:亀の子さんの一ファンです

最近のトキ様の掲示板
https://bbs5.sekkaku.net/bbs/toki2/mode=res&log=7187
の28番目ぐらいにあるtapir様の御発言。


(45167)
日時:2021年10月29日 (金) 10時34分
名前:tapir

学ぶ会脱会さま
>本当に赤心から諌言したいならしなさいよ。腹を切る覚悟でね。<
深く共感いたします。学ぶ会脱会さまに、漢気を感じます。皇室のことを真剣に考えるなら、切腹覚悟、というのが武士道でした。皇室を畏れる気持ちがあるなら、仰る通り、もっと本気でなければならないと思います。



初めて投稿させていただきます (13801)
日時:2021年11月03日 (水) 16時14分
名前:tapir

管理人様

合掌ありがとうございます。

初めて投稿させていただきます。

私はこちらの掲示板の目的に賛同する者ではないので、投稿資格はありません。

しかし、この度、破邪顕正様から名指しでご質問をいただきました。亀の子様からもご質問をいただきました。破邪顕正様、亀の子様からご招待を受けたものと解釈し、無資格者であることを承知の上で、投稿させていただきます。

ご迷惑でしたら、いつでも、削除なさってください。

再拝

+++++++

亀の子様に取り急ぎ、ご連絡申し上げます。

亀の子様

合掌有難うございます。

亀の子様から、回答を貰っていないとの投稿を拝見し、驚きました。ご質問には、本年5月、以下スレッドにおいて、ご返事しております。

https://bbs5.sekkaku.net/bbs/toki2/mode=res&log=7003

41044~41105(1)~(12)+ 41145「感謝の言葉」を投稿いたしました。

(9)が、破邪顕正様、亀の子様の、この度のご質問への回答に関連すると思います。

この度のご質問について、上記の全文を通して、回答したつもりでおりました。言葉足らずであったのなら、再度、要点をまとめてお答えする所存です。

ご参考までに、(1)、(9)、(12)のタイトルと、「感謝の言葉」を転載いたします。


>(1)お答えを投稿する前に申し上げておきたいこと―天皇の大御心に沿い奉る、それが私の唯一の願いです (41044)
日時:2021年05月22日 (土) 17時06分
名前:tapir<

>(9)天皇の大御心が女系容認であることを本流派・男系維持派ブレインは分かっている (41086) 日時:2021年05月25日 (火) 15時49分
名前:tapir<

>(12)女系天皇反対論者の主張が、女性差別や人種差別に親和性があるのは、人間を肉体で差別することが唯物論につながるからではないでしょうか (41105)
日時:2021年05月26日 (水) 18時51分
名前:tapir<


「感謝の言葉」

>(18)ご質問いただいたことに感謝申し上げます (41145)
日時:2021年05月28日 (金) 21時12分
名前:tapir

亀の使い様

亀の子様

(中略)

いくつものご質問をいただき、有難うございました。

ご質問をいただいたお蔭で、これまで漠然としていた思考を、整理することが出来ました。
皆様からの真剣なご質問がなければ、怠け者の私はこれまで書き散らしていたことをまとめようという気になりませんでした。まとめようという気持ちを起こすきっかけを作っていただいたことを、深く感謝申し上げております。袖振り合うも他生の縁との谷口雅春先生のお言葉の通り、きっと他生で御縁があったのでしょう。

一方的に私の意見を書き綴りました。足りない点があると思いますので、ご遠慮なく、ご質問やご感想をお聞かせください。

皆様との議論の中で、天皇が国民の間で皇室のこと、国のこと、憲法のことを広く議論することを願っておられることに気づけたのは大きな発見であり、深い感動を覚えました。

ご質問をいただいたことに改めて感謝申し上げます。

合掌<


これらに対して、亀の子様は、ご自身のブログで、以下のようにご返信されました。


>二〇二一年水無月七日22:22
カテゴリ生長の家皇位継承
『皇統は万世一系である』をお薦めした理由<

>これは、「生長の家信徒の間に女系天皇奉戴」を唱えている中心人物が言っていた、

>>もしも、天皇陛下が「男系男子による継承」を推奨されることがあれば、いつでも、大御心のままに従うという、決意でおります。(tapir)<<

 という論法の出典がこの『新天皇論』だったとわかった時点から、相手にすることがバカバカしくなってしまったので、當該人物のスレッドを讀まなくなってしまったということです。<
http://kamenoko4126.livedoor.blog/archives/2021-06.html?p=2


小林よしのり氏の『新天皇論』に影響された人物(すなわち私)のスレッドは読まないと宣言されています。

このご投稿を読んで、亀の子様へのご回答(1)~(12)+「感謝の言葉」は読んでいただけないのだと、了解いたしました。心血をそそいで、命を削る思いで書きました。しかし、「去るもの追わず」と考え、その後、特にリアクションはいたしませんでした。

けれども、このたびの「回答が無い」とのご発言に驚きました。ご自身で読まないと宣言されたのは亀の子様ご自身です。回答文があることさえ、見落としていらしたのでしょう。

ここに、すでに回答申し上げたことを、改めてお知らせいたします。読む、読まないは、亀の子様のご自由です。不足な点があったのなら、読んだ上で、ご質問いただければよかったのです。ご自身が読まないでいて「回答が無い」というのは、事実と異なります。既に回答したつもりでおりました。

亀の子様と互いの意見が平行線であることは、十分に承知いたしました。ご多用な亀の子様を、これ以上わずらわすに忍びません。本年5月と状況の変化もあります。従って、上記の回答文にご質問、ご感想をいただくつもりはございません。回答文を読んでいただかなくても結構です。回答が済んでいることのみご了承ください。
                          再拝
+++++++

破邪顕正様の、この度のご質問への回答は、(1)~(12)では長文で読みにくいと存じます。要点を、短くまとめて、近日中に改めてご返信いたします。

管理人様による削除がなければ、この掲示板に、続きを投稿したいと思います。削除されるなら、続きはトキ掲示板に投稿する所存です。

「tapir」さんへ、とりあえず感想などを (13802)
日時:2021年11月03日 (水) 17時23分
名前:破邪顕正


「tapir」さん、早速、ご回答くださり、感謝申し上げます。

「天皇陛下が切望されて来たのは、女性天皇の成立、女性宮家の創設です。」

こういう表現をすれば、天皇陛下がどこかで、そう〝切望された〟という証拠があるのだと誰もが思うのではありませんか。

それを示してほしいと思っているわけです。

これから、それについての回答を整理して投稿くださるとのこと、楽しみにお待ちしておりますが、とりあえず、私が感じたことを書いておきます。

例えば、「tapir」さんは、

https://bbs5.sekkaku.net/bbs/toki2/mode=res&log=7003

において、こう書いていますね。

〈天皇、皇室が「双系容認」、「女系容認」でいらっしゃることは今や疑う余地がありません。

政府も、宮家系子孫男子の皇室入りは断念しています。

谷口雅春先生、輝子先生が「男子男系限定の皇統継承を、皇室が滅びるとしても、固守せよ」と言われないことだけは、確信しております。〉

〝今や疑う余地がありません〟とか〝確信しております〟とか、そういうものは、絶対に客観的な根拠とは成り得ないシロモノです。

そんなもので、「国体」に関わることを軽々に論じていいものでしょうか。

で、私が興味を覚えたのは、根拠を示し得ないこと、他ならぬ「tapir」さん自身も感じているのではないかということなのです。

その証拠と言えるのが、「tapir」さんの喫緊の投稿、これです。

………………………………………………

「私は考える」を天皇のご意志より優先するのが男系固執派 (45205)
日時:2021年11月02日 (火) 12時37分
名前:tapir

男系固執派様の投稿に、

>と述べられている。その維持されている形態の中に「男系」が含まれていると私は考える。<

>「一系の中心者が国家の象徴として不易に存在する」ことを担保するものが「男系」であると私は考える。<

とあります。

天皇のご意志が「双系(男系・女系)容認」と拝察されるのに、「私は考える」を優先し男系に固執するのは、「皇恩に感謝せよ」の、谷口雅春先生の教えから離れていませんか?

なお、谷口雅春先生の同じご文章を拝読して、

『「双系」が含まれていると私は考える。』
『「双系」であると私は考える』

と書くことも可能であると、私は考えます。

…………………………………………………………

ここで、注目すべきが、この表現です。

〈天皇のご意志が「双系(男系・女系)容認」と拝察されるのに…〉

どうして、「拝察」なのですか。

さすがに、そうだと断言することは憚られると思ったからではありませんか。

つまり、「tapir」さんは、自らそう「拝察」していること(その願望が強いということがあってのことであろうと私なりに「拝察」しておりますが)を、恰も陛下の御意志であるかの如く決めつけてしまった…。

「決めつけてしまった」ことは、内心、「しまった」と思ったからこそ、ここにきて「拝察される」という表現に変えたのではありませんか…。

私なりに、そう「拝察」申し上げている次第です。

多分、こういうと、「tapir」さんは、それは違うとすぐさま反論されるでしょうね。

そうなのです、「拝察」というのは、如何様にもとれるということなのです。

そういうものでは、根拠たり得ない!

それを申し上げているのです。

ついでに、申し上げておきます。

〈政府も、宮家系子孫男子の皇室入りは断念しています。〉

断念したという事実がどこにありますでしょうか。

とにかく、「国体」に関しては、自らの願望を「事実」であるかのように語ることは厳に慎んでほしいと願うばかりです。


思えば思うほど恐るべき所業 (13803)
日時:2021年11月03日 (水) 19時39分
名前:下総の野人

以前小生も「愛国本流掲示板」にて反応したことがありました。

.............................................

国民の叡智への御信頼にこうべを垂れる (29777)
日時:2020年12月21日 (月) 20時39分
名前:下総の野人

天皇陛下は何かの容認や否認といった御意思を示されることは無いと思います。超越者であられます。仮定の問いを立てての論法にはそもそも疑問を感じます。

.................................................


どこをどう探しても根拠は見つからないでしょう。

発言者の推測、願望にすぎません。

にもかかわらずなされる発言は「冒涜」以外の何ものでもありません。

合掌ありがとうございます (13804)
日時:2021年11月03日 (水) 20時38分
名前:tapir

破邪顕正様

合掌有難うございます。

>>〝天皇陛下が切望されて来たのは、女性天皇の成立、女性宮家の創設です。〟(tapir)<<

>とにかく、私が申し上げたいことは、確たる根拠を提示ください、これにつきます。(破邪顕正様)<


「天皇は国政に関する権能を有しません」と上皇陛下が言われた通り、天皇の公の場でのご発言はありません。

しかし、重要な情報として、以下の高森氏のブログがあります。

+++++++++++++

②上皇陛下は、本書にも引用されている平成28年8月8日のビデオメッセージの一節で、皇位の安定継承を切実に願っておられるお気持ちを、丁寧に述べておられた。その皇位の安定継承は、女性・女系天皇を認めなくては可能にならない。


《奥野修司氏の取材》

③ノンフィクション作家の奥野修司氏の取材により、上皇陛下はご自身が天皇であられた平成当時、以下のように述べておられたらしいことが明らかにされている(『天皇の憂鬱』新潮新書)。


「ゆくゆくは愛子(内親王)に天皇になってほしい。だけど、自分も長く元気ではいられないだろうから、早く議論を進めてほしい」と。

これは「ある人物」という匿名の情報源によるものだ。しかし、ご発言の内容から匿名になるのはやむを得ず、奥野氏のこれまでの堅実な仕事ぶりから、十分に信頼に足るはずだ。

(「上皇陛下の皇位継承へのお考えが奥野修司氏の取材で伝わる」高森明勅公式ブログ)
https://www.a-takamori.com/post/211008

++++++++++++++

これを読んで、「政治的発言だ」と非難する保守派が有るかも知れません。私は、国政に関する権能を有しないと言われながら、思わずこのようなお言葉を述べられた上皇陛下の御心中を思うと、申し訳なくて、涙が溢れそうになります。一日も早く、安定的な皇位継承を実現して安らかな御心になっていただきたいと、願わずにいられません。

これ以外の証拠は、いわば「間接証明」です。ある事柄が正しいことを、真偽が明確な他の事柄をもとに、間接的に示す方法です。直接証明ではないので拝察と申し上げました。

以下に間接証明の証拠を列挙します。


1、各内閣における女性天皇、女性宮家の検討。

2005年、小泉政権下の、「皇室典範に関する有識者会議」にて、直系子孫優先で、男女を区別せずに長子優先が適当であるとして改正案が出されたこと。

2011年 野田内閣は「皇室制度に関する有識者ヒアリング」を設置して女性皇族の婚姻による皇族数の減少と皇室活動の安定的維持について論点整理した。 そのなかで、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する「女性宮家」創設案が示されたこと。


このような皇位継承に関する重大事を、各内閣総理大臣が自らの思い付きで提案することは考えられません。天皇から宮内庁を通じて、内々のご依頼があったと考えるのが自然です。即ち、天皇が女性天皇成立、女性宮家創設を希望されていることの「間接証明」になります。


2、旧宮家案を検討しないとの各内閣の答弁

>〈政府も、宮家系子孫男子の皇室入りは断念しています。〉<

旧宮家案の手続きを進めていないことを、安倍元首相、菅官房長官(安倍政権当時)が明言しています。

+++++

『平成31年3月20日、参院財政金融委員会で、国民民主党の大塚耕平議員と当時の安倍晋三首相との間で、次のようなやり取りがあった。(中略)

安倍前首相

「皇籍を離脱された方々はもう既に、これは…70年以上前の出来事でございますから、今は言わば民間人としての生活を営んでおられるというふうに承知をしているわけでございます。それを私自身がまたGHQの決定を覆(くつがえ)すということは全く考えていないわけでございます。』

(「旧宮家案」否定の国会答弁」高森明勅公式ブログ)
https://www.a-takamori.com/post/201016

++

『同日(2020年2月10日)、衆院予算委員会において山尾志桜里議員が質問に立たれた。皇位の安定継承を巡り、政府はこれまで、旧宮家系国民男性に果たして皇籍取得の意思があるのかどうか、当事者の意向を確認して来なかったという。

ならば、“今後”は当事者の意向確認を行うのか、どうか。そこを質問された。対象となる旧宮家系男性は皆さん、国民だ。だから「強制」は論外。本人の意向を確かめなければ何も始まらない。しかし、この時、菅官房長官は「今後もそのようなことは考えていない」旨、明確に答弁された。これは極めて重大な答弁だった。


それが虚偽でない限り、政府は“旧宮家案”を採用しない方針であることを明らかにしたに等しいからだ。』

(『「旧宮家」を巡る菅答弁の“重み”』高森明勅公式ブログ)
https://www.a-takamori.com/post/200916

++++++++

安倍元総理

「私自身がまたGHQの決定を覆すということは全く考えていないわけでございます」

菅元官房長官

(“今後”は当事者[旧宮家系男性]の意向確認を行うのか、どうか。という質問に対して)

(当事者の意向は確認して来なかった)「今後もそのようなことは考えていない」


安倍元総理「GHQの決定を覆すことを考えていない」、菅元官房長官が『「旧宮家系男性」の意向確認を行うようなことは考えていない』としているのは、旧宮家案を採用しない方針である。宮内庁を通じて天皇のご依頼が無い、と考えるのが自然です。即ち、天皇は旧宮家系男性の皇籍取得を希望されていないことの「間接証明」になります。


3、皇位の安定継承

2016年の上皇陛下のビデオメッセージで、上皇陛下(当時は天皇陛下)は、皇位の安定継承をひとえに念じておられ、国民の理解を得られることを切に願うと、話されました。

☆☆

「始めにも述べましたように,憲法の下(もと),天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で,このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ,これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり,相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう,そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ,ここに私の気持ちをお話しいたしました。

国民の理解を得られることを,切に願っています。」

(「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(平成28年8月8日)宮内庁HP」
https://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12

☆☆

国民の一人として、この大御心にお答えしたいと、熱願いたします。


4、現状

眞子さまは、臣籍降下されました。佳子内親王も、現状では、臣籍降下されるでしょう。愛子内親王が臣籍降下されたら、悠仁親王お一人となり、皇位の安定継承が望めなくなります。

〇旧宮家案は取り組まないと、元総理、元官房長官が、現役時代に述べている。

〇女性天皇成立、女性宮家創設は、男系派が強固に反対する現状では、実現不可能。

このままでは、八方ふさがりです。

国民の一部には、ごたごたの続く皇室は不要であるという人々も現れています。

皇室の廃止こそ、「国体」を危殆に瀕せしめると考えます。


5、結論

皇位の安定継承を切望される天皇。そのために実現可能なのは女性天皇成立、女性宮家創設。それぞれのお子様に皇位継承権を与える制度改革しかありません。

即ち、皇位の安定継承を切望される天皇が、女性天皇成立、女性宮家創設を切望されていることが、間接証明できると考えます。


要点のみ述べました。それぞれの説明は、これまでトキ掲示板で、何回も書いております。また主な情報源は、高森明勅氏の公式ブログ、近著『「女性天皇」の成立』(幻冬舎新書)です。https://www.a-takamori.com/
高森氏は、学生時代、孝明天皇に不敬な映画を作った会社に乗り込み、監督に直接会って、不敬な場面を削除させたという方で、尊敬に値すると思っています。


>だって、「tapir」さんがいうように、それが天皇陛下の御意志であらせられたとしたら、「女性天皇の成立、女性宮家の創設」に反対するものは、まさしく〝不忠の徒=国賊〟となってしまうのですからね。<

>天皇陛下の〝政治利用〟を平然と行ってしまうということが、どれだけ「国体」を危殆に瀕せしめるか…。

「国民統合の象徴」たる天皇の御存在を、まさしく国民分断に導く、それこそが元凶だと私は思っております。<

私はどの政党の支持者でも議員の支持者でもありません。皇統継承が、政治課題になっていることそのものが、不自然だと思います。本来、皇位継承の仕方は、天皇にご一任すべきものです。政治利用どうのこうのというより、皇統の危機に如何に対処するか、その危機をどう乗り切るのかということだけが、私の関心事です。

天皇国日本が悠久に続くことをひたすら願っているだけです。その志は、破邪顕正様も、本流派の皆様、男系派の皆様とも一致すると思います。

国民分断、国論の二分と、意見の対立を恐れていらっしゃいますが、片方の意見が封殺されて統一されるよりも、喧々諤々、論議が交わされる民主的な体制の方がはるかにましです。人間は神の子であり、本来ひとつの生命であると教えられている生長の家では、意見の対立を恐れる必要はないと考えます。恐ろしいのはむしろ、異論に耳を傾けず、議論が封殺されることです。

これまで、私はかなり失礼な言葉遣いがあったと思います。 その点は反省しております。これからは、互いを礼拝する礼儀を失わないように、心がけたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

再拝

「tapir」さんへ (13805)
日時:2021年11月03日 (水) 20時39分
名前:亀の子

 合掌、ありがとうございます。

 早速のご返事、誠にありがとうございます。

 わざわざお越しいただき、いたみいります。

 今日も今日とて、休日出勤で、先ほど帰宅したばかりで、早速、コメントをいただいたのですが、お示しのスレッドは読んでおりますが、小生の申し上げている「根拠」となるものが、上手く伝わっていないようで、誠に申し訳ありません。


 小生として、ご回答して戴きたい「根拠」とは、ただ一つ、「客観的事実」ということです。「tapir」さんの願いとか思いを訊ねているわけではありません。


 “今上陛下、上皇陛下が「女系容認」”と公言されたという「客観的事実」です。


 例えば、何年何月のこの本に、月刊誌に、あるいは何年何月何日の新聞に、「今上陛下が「女系容認」しますと仰っしゃられた」というような誰が見てもわかるようなものです。


 小生もブログで書きましたが、100冊以上の“日本国家"、“天皇陛下"、”皇位継承”も読みましたが、まだまだ寡聞にして存じあげません。

 その後もそれらの関係の書籍や月刊誌を購入し、またニュースやネットでもその関係にはアンテナを張っておりますが、“今上陛下、上皇陛下が「女系容認」”されたというような文言は、一切、目にしたことはありません。


 小生の申し上げたい「根拠」の意味は、そのような意味です。小生も、ブログでは自分の結論となるべきものは、谷口雅春先生、谷口輝子先生の御著書を中心に、その根拠となる御著書とページを示しているつもりです。

 結論として、ほとんど「破邪顕正様」と同意見です。


 また、その根拠となるような本が、「tapir」さんの論法と同じような、「何某」の拝察とか、推測とか、願望等に類するものであるなら、それは、小生の申し上げている「根拠」とはなりませんので、あらかじめ申し添えておきます。


 今上陛下、上皇陛下、もしくはご皇族の方が、陛下にお尋ねして、「陛下は「女系容認」との御意思を示された」というようなことしか信じません。


「tapir」さんのご回答を楽しみにしております。

 でも、あまり無理なさらないように。


  再拝

「tapir」さんの「根拠」なるもの (13806)
日時:2021年11月04日 (木) 00時23分
名前:亀の子

 合掌、ありがとうございます。

 「tapir」さんの投稿と同時刻になってしまいました。申し訳ありません。

 破邪顕正様への回答ですが、夜しか時間のない「亀の子」の横入りをお許しください。


 やはり、「tapir」さんの「根拠」なるものは、上記の小生のスレッドの元の文章である「亀の子ブログ」の「亀の子の憂鬱1」(2021/04/29)で書いた通りでありました。

--------------------------------------------

  (前略)

「回答を今準備中」ということなので、楽しみにしているが、

 たぶん『天皇の憂鬱』奥野修司著(新潮新書 2019年3月20日発行)の「あとがき」に書いてある「ある人物」の言葉でも持ってくるつもりであろうが、「ある人物」がどういう人なのか把握した上でのことなのであろうか。「ある人物」が、どう云おうが、小生は全く意に介さない。

  (後略)
----------------------------------------
 まさに書いた通りであった。


 しかも、高森明勅氏のみの情報です。あまりにも偏向しすぎていませんか。

>「天皇は国政に関する権能を有しません」と上皇陛下が言われた通り、天皇の公の場でのご発言はありません。

>しかし、重要な情報として、以下の高森氏のブログがあります。


これが「tapir」さんが、

>皇室のことを真剣に考えるなら、切腹覚悟、というのが武士道でした。皇室を畏れる気持ちがあるなら、仰る通り、もっと本気でなければならないと思います。

 と言われているのなら、「切腹覚悟」ぐらいの気概で、先ずは谷口雅春先生、谷口輝子先生の御本を拜讀、心讀、魂讀してから投稿して戴きたい。これでは、「生長の家」の御教への信者ではなく、高森明勅教(敢えて書いています)の信者そのものではないですか。


 小生は、上記に書いたように、『天皇の憂鬱』奥野修司著も讀んでいるし、それを引用して書かれた月刊『Hanada』(2019年6月新元号)の「愛子様が天皇になる日」(本郷和人・工藤美代子)も讀んでいる。


 そしてそれに対する反論も持っている。


 申し訳ないが、高森氏の本はブログは見ていない。同様に「tapir」さんのお嫌いな竹田恒泰氏の本もYouTube等もあることは知っていますが、最近まで見たことも讀んだこともありませんでした。ブログで竹田恒泰氏の書いてゐた葦津珍彦先生の言葉の部分のみ讀んだだけです。その他の竹田恒泰氏の本も敢えて讀まずにいた。


 しかし、「tapir」さんがトキ掲示板で竹田恒泰氏の事を批難しているスレッド名を見て(内容は讀んでいません)、ひねくれ者の亀の子は、これは竹田恒泰氏の本を讀まなければと最近2冊の本を購入しました。


>〝それを無惨に踏みにじったのは男系男子固執派の竹田恒泰氏らです。〟

 ここまで書いておられるのであるから、逆に考えれば、竹田恒泰氏の意見を相当恐れていると思ったからである。そこにこそ真実があるのではないかと思うからである。


>〝それを無惨に踏みにじったのは男系男子固執派の竹田恒泰氏らです。〟

を逆に言えば、

>〝それを無惨に踏みにじったのは女系・双系固執派の高森明勅氏らです。〟

ということができますから…。


一冊は、『入門「女性天皇と」と「女系天皇」はどう違うのか』(竹田恒泰・谷田川惣 株式会社PHPエディターズ・グループ 2020年3月31日)と、

『なぜ女系天皇で日本が滅ぶのか』(門田隆将・竹田恒泰 株式会社ビジネス社 2021年7月1日)である。


さて、最後にその「反論」を『なぜ女系天皇で日本が滅ぶのか』から紹介しておこう。


 < 第三章 まぼろしとなった「養子案」
 〔問題提起〕天皇を政治利用する人たち 竹田恒泰
  デマだった「天皇陛下のご意見は女系天皇」

   (前略)
 そして「女系継承で行くのがご意思に沿うことで、男系継承は駄目だ」との雰囲気に変わってしまいました。
 そこで私は寛仁親王殿下の所に行って確認しました。「殿下、このような話が政府内で出回っているのですが、本当でしょうか」と。そうすると殿下は驚いた様子で「100%ありえない。分かった、確認してくる」と仰せになり、「おやじ」(三笠宮崇仁親王殿下)に頼んで確認してきてもらうからと、直接、大殿下に電話なさいました。
 そして数日後、寛仁親王殿下から私の携帯に電話があり「恒泰君、あの噂は嘘だったよ」と教えて下さったのです。どうやら、大殿下も「絶対にありえない」と思召され、急いで参内なさって、天皇陛下(現上皇陛下)に拝謁して直接真偽をお確かめになったというのです。
 その時の天皇陛下のお答えは、「麻生総理の内奏の折りに皇位継承の話題が出たことはない」とのことでした。イエスともノーとも仰られないながらも、漆間氏の言が虚偽であることをお示しになったのです。…(略)
 少なくとも陛下のご意思が「女系天皇」であるという話は、これによって嘘であることが分かりました。
 …(略)
 あの時の寛仁親王殿下は相当ご立腹でした。「天皇陛下のご意思は〇〇である」という類の噂はまことしやかに語られることがありますが、このような「精度」高そうな話であっても、結局は嘘なのです。>(64~66ページ)


>恐ろしいのはむしろ、異論に耳を傾けず、議論が封殺されることです。

 全く「tapir」さんその通りです。竹田恒泰氏らの異論にも耳を傾けましょう。小生は、高森明勅氏のブログも観てみます。


  再拜

「根拠」を提示してほしいというだけなのに、どうしてこんな長文が必要なのでしょうか…。回答は一行で事足りる筈です。勿論、根拠があればの話ですが…。それがないからこそ、このように長々と書かざるを得ないのです! (13808)
日時:2021年11月04日 (木) 09時40分
名前:破邪顕正


「亀の子」さんの投稿によって、私の提起させていただいたことが、実り多きものになっていることに心から感謝申し上げます。

「亀の子」さんの投稿で、すべて言い尽くされているように思うのですが、「tapir」さんの今後の投稿のために、私なりに今、思っていることを書いておきたいと思います。

実は、今回の件の回答は、既に「tapir」さんは書いているのです!

〈「天皇は国政に関する権能を有しません」と上皇陛下が言われた通り、天皇の公の場でのご発言はありません。〉

それが全てだし、根拠などどこにもないのです。

ところが、「tapir」さんは、そこから、こういう話を始めるわけです。

〈しかし、重要な情報として、以下の高森氏のブログがあります。〉

結局、「tapir」さんは、高森氏のブログを信じたということに尽きるのです。

だったら、正直に、こう書いていたら好かったと思うのです。

〈根拠はありません、ただ高森氏のブログを信じているだけです。〉

これで留めておけば好かったのです。

ところが、「tapir」さんは、こう断言してしまったわけです。

〈天皇陛下が切望されて来たのは、女性天皇の成立、女性宮家の創設です。〉

事は「国体」に関することであります。

そこに言及することは、とても恐れ多いことであるという、幾ばくかの謙虚さがあれば、こんな断言口調など絶対に口にはしませんし、またできもしません。

今になってみれば遅きに失した感は否めませんが、「tapir」さんには、投稿するのであれば、せめて、このように書いていただきたかった…。

〈高森氏のブログによれば、「天皇陛下が切望されて来たのは、女性天皇の成立、女性宮家の創設である」とこのように拝察されます。〉

私が、何故、「tapir」さんの投稿を殊更に問題視しているかと言えば、高森氏のブログを拠り所として、こんなことまで言い放ってしまっているからなのです。

〝それを無惨に踏みにじったのは男系男子固執派の竹田恒泰氏らです。〟

「tapir」さん、よろしいですか。

こういう言い方は、とりもなおさず、〝男系男子固執派の竹田恒泰氏ら〟は「朝敵」であるということなるのですよ。

「朝敵」と言われてしまえば、これはもはや末代の恥、とても許されることではないのです。

足利尊氏がどうして国民の間に人気がないのか。

それをこそ、日本人が最も恐れてきたことだからです。

それほどの重大なことを書いているのだということを、ぜひ、「tapir」さんには自覚してほしかった…。

それが私の思いのすべてです。



竹田恒泰氏の考察 (13810)
日時:2021年11月04日 (木) 22時14分
名前:tapir

破邪顕正様

合掌有難うございます。

>結局、「tapir」さんは、高森氏のブログを信じたということに尽きるのです。<
と破邪顕正様は、コメントされています。

私は、高森氏のブログを盲信していません。1件ずつ、自分の経験に照らして、腑に落ちた部分、納得した部分のみを信じています。尊敬していますが、盲信ではありません。

これだけは明言しますが、竹田恒泰氏の考察は、私が単独で調べたもので、高森明勅氏の意見ではありません。皇統に関して参考にした点はあります。しかし、以下のコメントは、私独自の意見です。高森氏は全く関係ありません。

>こういう言い方は、とりもなおさず、〝男系男子固執派の竹田恒泰氏ら〟は「朝敵」であるということなるのですよ。<


破邪顕正様のご投稿に、朝敵、国賊、不忠の徒と、私の使い慣れない言葉が出て来たので、それぞれの意味を辞書で確認いたしました。

その結果、竹田恒泰氏は「朝敵」、天皇に敵対する者、と呼ぶにふさわしいと思いました。


理由を挙げます。

1、三種の神器をプリントしたTシャツを、私利私欲のために、高値で販売した。
2、内親王の婚約者の評判をおとしめる番組「竹田恒泰チャンネル」を20回以上、全世界に配信して、皇室の評判を著しく毀損した。


1、は私自身、竹田恒泰氏ブログ「竹の間」で直接、見ました。八咫鏡、草薙剣をプリントしたTシャツが、2、3万だったと思います。宮内庁の委託を受けているのかと思いきや、間もなく消されたので、無許可だったと分かりました。

三種の神器を私利私欲に利用するのは、不敬です。

2、全世界に20回以上、「竹田恒泰チャンネル」で皇室のスキャンダルを配信。皇室の名誉を毀損し、日本国の名誉を著しく毀損した「朝敵」です。

竹田氏は「眞子様は悪くない、K.K.が悪い」と言い訳していますが、皇族の婚約者の真偽不明な悪評を全世界に流布すれば、皇室の評判をおとしめるのが見抜けないほど、竹田氏が愚かだと思えません。確信犯の「朝敵」と呼んで差し支えないと思います。

竹田氏が、日本国内の雑誌・月刊誌で通常の言論活動だけに留めていたのなら、朝敵とまで申しません。全世界にyou tubeで、皇室スキャンダルを1回につき10~20万人以上、累計200~300万人以上に発信して、全世界に、多大な影響を与えたゆえに、「朝敵」と言わせてもらいます。


別件ですが、竹田恒泰氏は「教育現場に出してはいけない人権侵害常習者」との論評が、東京地裁、東京高裁で名誉棄損に当たらず、公正な論評と結論づけられています。
https://bbs5.sekkaku.net/bbs/toki2/mode=res&log=7147

このような人物を「谷口雅春先生を学ぶ会」が支持し続けて、谷口雅春先生のお名前に傷がつくことを、他人事ながら懸念しております。

なお、竹田恒泰氏らの「ら」は、同氏に付和雷同して、同氏の見解を拡散した人々を指します。男系派すべてを指すものではありません。

再拝

亀の子様 ご返信ありがとうございます (13811)
日時:2021年11月04日 (木) 22時23分
名前:tapir

亀の子様

合掌ありがとうございます。

ご多用の中、ご返信いただき、有難うございます。

今日はこれ以上、時間が取れないので、明日(夜)返信申し上げます。すみませんが、お待ちください。

再拝

亀の子様 お待たせいたしました (13814)
日時:2021年11月05日 (金) 22時13分
名前:tapir

亀の子様

合掌有難うございます。

お待たせいたしました。早速本題に入ります。

>さて、最後にその「反論」を『なぜ女系天皇で日本が滅ぶのか』から紹介しておこう。<

亀の子様は、竹田恒泰氏のご著書から『デマだった「天皇陛下のご意見は女系天皇」』と、竹田氏が寛仁親王殿下から聞いたお言葉を、引用されています。


>どうやら、大殿下も「絶対にありえない」と思召され、急いで参内なさって、天皇陛下(現上皇陛下)に拝謁して直接真偽をお確かめになったというのです。
 その時の天皇陛下のお答えは、「麻生総理の内奏の折りに皇位継承の話題が出たことはない」とのことでした。イエスともノーとも仰られないながらも、<

大殿下は、寛仁親王殿下の御父君・三笠宮崇仁親王殿下ですね。

〇上皇陛下はイエスともノーとも仰られないながらも

大殿下のご証言だけでは、イエスともノーとも分からない、すなわち上皇陛下が「女系容認ではない」と断定できません。「麻生総理内奏の折に…話題が出たことはない」と上皇陛下が仰っただけです。 それ以上でもそれ以下でもない。小泉総理や他の総理の内奏の折はどうだったかさえ、分かりません。

さらに大殿下、三笠宮崇仁親王殿下は、かつて建国記念の日制定に対して反対を表明された方です。当時、「赤の宮さま」(共産主義の宮さま)と綽名されたほど、異色の宮さまです。

谷口雅春先生が、『日本を築くもの』86ページ~74ページまで、「紀元節不要論争について」と題して詳述されています。

++++++

『文藝春秋』新年號(昭和三十四年)に、三笠宮さまが(中略)『日本書紀』にしるされている日本建國紀元は架空であるから、そういう架空の日をもって建國を祝う祝祭日とするというのは科學的でないから、この日を紀元節とするのは賛成しがたい――という意味の論文みたいな随筆みたいなものを書いておられた。
(『日本を築くもの』p56)

宮さまは「私自身が騙され通しだという氣なんですね」と言って、日本國を神聖視して建國紀元祭をつくることに感情を興奮させて反抗していられるが、日本軍の中央部にいる首腦者が騙したのではないということである。
(前掲書p62)

++++++++

大殿下御長男の寛仁親王殿下は、1982年皇室離脱発言があり、男系支持を表明されています。その寛仁親王殿下のご依頼で三笠宮崇仁親王殿下が拝謁された状況下で、上皇陛下がご本心を明かされるはずがありません。ご発言が、寛仁親王殿下を通じて外部に流出したら大騒ぎになることが、十分に予測できたはずですから。

三笠宮崇仁親王殿下のご気性、寛仁親王殿下の自由なご気性を思えば、前述のご発言から、上皇陛下が「女系容認ではない」と断定するのは、根拠薄弱だと思います。


>全く「tapir」さんその通りです。竹田恒泰氏らの異論にも耳を傾けましょう。<

竹田恒泰氏の著書は何冊か読みました。『語られなかった 皇族たちの真実』、『ECO MIND』、『怨霊になった天皇』、『皇室へのソボクなギモン』。ひところ、ファンだったのです。『ECO MIND』は、竹田恒泰氏のサイン入りです(笑)

しばらくの間同氏のブログ「竹の間」を愛読し、ネット上の古事記講義も熱心に読みました。
最近では、千葉教区青年会会員氏のお勧めで、北海道神宮における長い講演録にも、ざっと目を通しました。


>ここまで書いておられるのであるから、逆に考えれば、竹田恒泰氏の意見を相当恐れていると思ったからである。そこにこそ真実があるのではないかと思うからである。<

竹田氏の意見は講演録で拝見しました。 知識は豊富ですが、皇統継承に関しては、恐れる価値はなかったです。 竹田氏の意見は、男系維持の根拠は、理屈は無い、続いて来たから尊い、に尽きています。


私が恐れるのは、竹田氏の「差別主義者」、「いじめ常習者」的な軽率な言動が、日本国と皇室の名誉を毀損することです。

>2、全世界に20回以上、「竹田恒泰チャンネル」で皇室のスキャンダルを配信。皇室の名誉を毀損し、日本国の名誉を著しく毀損した「朝敵」です。

竹田氏は「眞子様は悪くない、K.K.が悪い」と言い訳していますが、皇族の婚約者の真偽不明な悪評を全世界に流布すれば、皇室の評判をおとしめるのが見抜けないほど、竹田氏が愚かだと思えません。確信犯の「朝敵」と呼んで差し支えないと思います。

竹田氏が、日本国内の雑誌・月刊誌で通常の言論活動だけに留めていたのなら、朝敵とまで申しません。全世界にyou tubeで、皇室スキャンダルを1回につき10~20万人以上、累計200~300万人以上に発信して、全世界に、多大な影響を与えたゆえに、「朝敵」と言わせてもらいます。<


竹田恒泰氏の、品の無い侮蔑的な女性差別発言は、明治天皇の玄孫と思えません。看過できない低劣な発言です。

[竹田氏十八番の発言]

女性を誘うのに、最初からホテルに行こうとは言わないでしょう。
最初は、コーヒーでも飲みませんか。…そして、最後はホテルに行く。
最初は、お酒いっぱい付き合いませんか。そして、最後はお持ち帰り。

皇統継承に関わる「女性宮家創設」に、このような例えを持ち出す品の無さ。とても旧宮家の子孫と思えません。


[歪んだ女性観]

眞子さまご結婚反対の理由。眞子さまは悪い男に騙された。それ見たことか。女というものはすべからく、男に騙されるものという、差別と偏見に満ちた女性観。

騙されるのに性別は関係ない。男でも騙される人は騙されます。真面目な皇族である眞子さまが異性に騙されるほど愚かだと決めつける、竹田氏の見方は、歪んでいます。

こういう差別主義者を、血筋だけで持ち上げる愚かな世間を懸念しています。

竹田氏の空理空論など少しも恐くありません。

どんな立派な御託を並べても、人間性が歪んでいたら、その意見に耳を傾ける価値はない。

血筋、家柄、学歴、社会的地位に関係なく、誠実な人であれば、その意見に耳を傾ける価値がある。

私はそう考えます。

再拝

「tapir」さんへ感謝申し上げます (13815)
日時:2021年11月05日 (金) 23時22分
名前:亀の子

「tapir」さんへ

 合掌、ありがとうございます。


 私に対する長文のご回答、誠にありがとうございます。

 しかし、誠に申し訳ありませんが、これ以上、永遠に交わることのない平行線の論争を續ける気持ちは、さらさらありません。


私は、「tapir」さんの「根拠」という「伝聞」の類が聴けただけで、充分です。


「tapir」さんが、

>私は、高森氏のブログを盲信していません。1件ずつ、自分の経験に照らして、腑に落ちた部分、納得した部分のみを信じています。尊敬していますが、盲信ではありません。

と言われるように、


私も、竹田氏の本を盲信していません。1件ずつ、自分の経験に照らして、腑に落ちた部分、納得した部分のみを信じています。尊敬していますが、盲信ではありません。


 天皇陛下は、61歳誕生日の記者会見で、

> 問4 現在、皇位継承は男性に限られていますが、長い歴史の中では女性が天皇になった事例もありました。一方、ヨーロッパの王室では近年、性別に関係なく長子を優先して継承する動きが広がっています。皇室の歴史や伝統と、世界的に進むジェンダー平等や女性の活躍推進の動きについて、陛下はどのようにお考えでしょうか。

> 陛下 御質問において言及されたようなヨーロッパの王室などにおける状況はよく承知しています。しかし、昨年も申し上げたとおり、制度に関わる事項について、私から言及することは控えたいと思います。

 天皇陛下は、皇位継承は、「制度に関わる事項」と申されておられます。

 昨年の11月8日の「立皇嗣宣明の儀」を挙行され、文仁親王殿下が皇嗣であることを内外に宣明された「事実」もあります。

 天皇陛下(徳仁さま)は、
「本日ここに、立皇嗣宣明の儀を行い、皇室典範の定めるところにより文仁親王が皇嗣であることを、広く内外に宣明します」と述べられております。


 その天皇陛下の儀式の「事実」と「御言葉」よりも高森氏や「伝聞」の類を優先されてるわけですから、「もはや何をか言わんや」です。


 もともと、谷口雅春先生や谷口輝子先生の御言葉より高森氏の説の方を信じる貴方と、高森氏の説より谷口雅春先生や谷口輝子先生の御言葉を信じる私とでは、信じるものが違うわけですから、平行線を辿る論争は、これ以上は、時間と労力の無駄遣ひだと思ひます。


 自分の信じる道をお仲間達と進んでください。


 私も今、新たに取り組んでいるテーマがありますので、これ以上、論争に費やしている時間はありません。


 そのような訳で、「根拠」という「伝聞」の類を示していただいたことに、重ねて感謝して筆を置きます。


 最後に私自身は、「谷口雅春先生を学ぶ」誌は讀ませていただいておりますが、「谷口雅春先生を学ぶ会」(以下、「学ぶ会」)の会員ではありませんので、お仲間達にも誤解を無きようお伝えください。「学ぶ会」様にご迷惑をおかけするような形になるのは避けたいので、どうぞよろしくお願いいたします。


今後のご返事は、不要です。ありがとうございました。


 感謝 禮拜


このスレットに関しての私なりの総括です (13820)
日時:2021年11月06日 (土) 11時35分
名前:破邪顕正


このスレッドを立てた者として、締めくくる役割があるのかと思い、これをもって「亀の子」さんと同じく、私も最終投稿とさせていただきます。

「tapir」さんには、こちらにまでおいでいただき、いろいろとご回答いただきましたこと、その労に対しては、心より感謝申し上げます。

その上で、私なりの総括をしておきたいと思います。

①「tapir」さんは「天皇陛下が切望されて来たのは、女性天皇の成立、女性宮家の創設です。」と断定していましたが、それを裏付ける明確な、客観的な「根拠」は結局、存在しなかったということが判りました。

ということは、結局、「tapir」さんは、天皇陛下を〝政治利用〟したということになるわけです。

それがどれほど重大な問題であるかを、「tapir」さんには心から自覚してほしい思うばかりです。

②「tapir」さんは、自己矛盾に陥っているということもわかりました。

「tapir」さんは、天皇陛下が政治的課題については〝ご発言できません〟という立場におられるという認識は十分にもっています。

であれば、絶対に「断定」することだけは控えなければならないというのに、勝手にその禁をおかしてしまいました。

で、興味深いのは、「tapir」さんが、「亀の子」さんの投稿に対してこう回答していることです。

………………………………………………

大殿下のご証言だけでは、イエスともノーとも分からない、すなわち上皇陛下が「女系容認ではない」と断定できません。「麻生総理内奏の折に…話題が出たことはない」と上皇陛下が仰っただけです。 それ以上でもそれ以下でもない。小泉総理や他の総理の内奏の折はどうだったかさえ、分かりません。

………………………………………………

そういうのであれば、「tapir」さんが拠り所としている高森氏等の文章に関しても、それでもって「天皇陛下が切望されて来たのは、女性天皇の成立、女性宮家の創設です。」とは〝断定できません〟と言うべきではありませんか。

ところが、「tapir」さんは、所謂、持論とは違う「証言」の提起には疑問をなげかけ、一方、持論に添うものであれば、疑問の余地はないなどと〝断定〟してしまう。

「tapir」さんには、悪いですが、、「tapir」さんの支援者はこれで誤魔化せても、多くの方を納得させることは困難だと私は思います。

現に、「下総の野人」さんのように、

〈どこをどう探しても根拠は見つからないでしょう。発言者の推測、願望にすぎません。にもかかわらずなされる発言は「冒涜」以外の何ものでもありません。〉

こういう指摘をなさる方もあるのです。

「tapir」さんの今後のために、老婆心ながら、「根拠なき断定は控える」これを信条にしていただければと念願する次第です。

③「tapir」さんは、竹田恒泰氏を〝朝敵〟と思っているというのが判りました。

もう、ここまでいけば、「女性宮家」「女系天皇」に反対する人たちは、まるで不倶戴天の敵のような見方となりますね。

正直、ここまで憎悪を掻き立てていられるとは、想定外でありました…。

逆に、なるほど、これだからこそ、自らの願望を陛下のご意思だと断定して、持論に権威づけしようとするのかと私なりに合点がいった次第です。

「陛下の御意志」と言えば、もう反論などできませんからね。

当初、どうして、ここまで「断定」した物言いができるのかと甚だ不思議でならなかったのですが、〝朝敵〟云々の発言で私の中の疑問が氷解しました。

今回のスレッドで、どういう考えの人が天皇陛下の〝政治利用〟を考えているのか、それがわかったことは、大変、有意義であったと思っております。

これをもって、この件についての私なりの総括とさせていただきます。


亀の子様 破邪顕正様 ありがとうございました (13821)
日時:2021年11月07日 (日) 09時55分
名前:tapir

亀の子様 破邪顕正様

合掌有難うございます。

この掲示板にご招待いただいたことに感謝申し上げます。
管理人様にも、反本流派的発言を削除されなかった寛大さに、感謝申し上げます。

短い間でしたが、色々と得るところがありました。意見の対立する方々と議論するのは、勉強になります。予定調和でない味わいがあり、平行線に終わっても、有意義だと思います。

亀の子様のご投稿にて、竹田恒泰氏の、本流派の皆様の中での人気の一端を垣間見せていただきました。竹田氏は、環境問題については、地球温暖化説に疑問を持ち、原発にも反対されているようです。その点は、私も共感できると思います。機会があれば、文章を読んでみたいと思います。

>最後に私自身は、「谷口雅春先生を学ぶ」誌は讀ませていただいておりますが、「谷口雅春先生を学ぶ会」(以下、「学ぶ会」)の会員ではありませんので、お仲間達にも誤解を無きようお伝えください。<

「学ぶ会」会員でないことを承知いたしました。しかし本流派の一員と認識してもよいでしょうか。なお、私は亀の子様と違って、一匹狼なので、誤解無きよう伝える仲間は居りません。あしからずご了承ください。


破邪顕正様の御投稿全体から、破邪顕正様の固定観念、思い込みが感じられます。

>①「tapir」さんは「天皇陛下が切望されて来たのは、女性天皇の成立、女性宮家の創設です。」と断定していましたが、それを裏付ける明確な、客観的な「根拠」は結局、存在しなかったということが判りました。<

固定観念の一つは、破邪顕正様が「天皇の大御心に思いを致す」ことに、価値を認めないことです。私が示した間接的な証拠に全く意義を認めないのがその証です。考古学的な証拠がないから紀元節を認めない三笠宮崇仁親王殿下を思い出します。

天皇は政治から遠ざかっていなければいけない。憲法により、政治的なご発言をなさるのはもっての外である。天皇の大御心に思いを致すことなどできるわけがない。だから、間接証明など、一切顧慮する必要はない。

と、破邪顕正様は考えていられるのだと思います。

外交や経済政策に対して、ご発言されないのは、どの国の君主にも求められます。

しかし皇位継承、ご自身の跡継ぎについてご発言できない現状に疑問を持たざるを得ません。その結果、国民に判断が委ねられるなら、皇位継承に切実なご関心と知識があり、ご先祖様の遺訓を熟知しておられる天皇が如何なるお気持ちなのか、何としてでも知りたいというのは、国民として自然な気持ちではないでしょうか。天皇のお考えを拝察するのは、よくないことなのでしょうか?

明治維新の志士、平野國臣も、歌っておられます。

斯くばかり 悩める君の 御こころを 休めまつれや 四方の国民(よもの くにたみ)

明治維新の先人も、天皇がどのようなお気持ちなのか、限られたお言葉の端々から、必死に拝察なさったことでしょう。古代からの皇室の歴史を必死で学び、天皇のお言葉を手の届く限り読んで、大御心(お気持ち)に思いを致し、こうであるに違いないと意見表明するのは、いけないことなのでしょうか。

天皇のお気持ちなどどうでもよい。ご発言できないのだから、自分たちの考える男系固執以外に皇室存続の道は無いと、断定してしまうことの方が、私には不思議でなりません。

安倍政権では、上皇陛下が御譲位のお気持ちを発表された時、皇室典範改正を忌避して、特措法で切り抜けました。なぜ、皇室典範改正を忌避したのか。女性宮家の話題が出ることを恐れたからではないでしょうか。

破邪顕正様は、政治利用と言われますが、私が特定の政党の利益のために天皇のお名前を出したなら、政治利用と言えるでしょう。しかし「女性天皇」を実現してくれるなら、自民党議員でも他のどの政党の議員でも応援する心づもりでいます。それも政治利用でしょうか。

けれども政治利用と言われようと、朝敵、逆賊と言われようと、皇室が永続するお手助けができるならば、私一身がどのように呼ばれても、意に介しません。他人の的外れな評価など、どうでもよいと思っています。

なお、私の断定的な言葉づかいは、ディベート的に議論を活発化させるための、一つの手法です。相手が反論しやすくするためでした。しかし、破邪顕正様のように、文字通り受け取られる方があるのは、新しい発見でした。

>「陛下の御意志」と言えば、もう反論などできませんからね。<

そうでしょうか。日本政策研究センターの伊藤哲夫氏は2016年の上皇陛下のビデオメッセージに懸念を表明(反論)されていました。礼儀をわきまえれば反論して良いと大先輩はお考えのようです。


破邪顕正様のもう一つの固定観念は、相手にレッテル貼りをして、100%レッテル通り(悪)と決めつけることです。

>③「tapir」さんは、竹田恒泰氏を〝朝敵〟と思っているというのが判りました。

もう、ここまでいけば、「女性宮家」「女系天皇」に反対する人たちは、まるで不倶戴天の敵のような見方となりますね。<

不倶戴天の敵=悪
朝敵=悪
左翼=悪

破邪顕正様は、このようにレッテル貼りして、相手の全人格を「悪」として否定されます。白と黒しかないのです。

私は人を批判する時、相手の行動や思想の一部を「○○のようである」と見ます。しかし、どんな相手も根本は神の子ですから、全人格を「悪」と決めつけることはしません。(過去には感情的になって極端な決めつけを書いたこともありますが、今は、そうならないように気をつけています。)

一か所だけ、前の投稿における私の意見を訂正します。

>竹田氏は「眞子様は悪くない、K.K.が悪い」と言い訳していますが、皇族の婚約者の真偽不明な悪評を全世界に流布すれば、皇室の評判をおとしめるのが見抜けないほど、竹田氏が愚かだと思えません。確信犯の「朝敵」と呼んで差し支えないと思います。<

『竹田氏が愚かだと思えません。確信犯の「朝敵」』と呼んで差し支えない』と書きましたが、私は竹田氏を買いかぶっていたようです。以下のように訂正します。
    ↓
『竹田氏は皇室の評判をおとしめることが見通せない愚か者でした。意図的でなかったのでしょうが、結果的に「朝敵」に等しい軽率な行動を取ってしまいました。』

『確信犯の「朝敵」』は取り消します。将来の見通せない愚か者だったので、結果的に、皇室の敵(極左)に力を与えてしまい、意図せずして「朝敵」に等しい軽率な行動をとってしまったのでしょう。知識は豊富ですが、差別心が竹田氏の知恵をくらませたのだと思います。

破邪顕正様は、「朝敵」の言葉から、私が竹田恒泰氏を不倶戴天の敵だと思っていると受け取られたようです。「朝敵」と書いたのは、竹田氏の全人格を否定したのでもなく、「女性宮家」「女系天皇」反対の意見表明そのものを「朝敵」と評したのではありません。日本には言論の自由があります。

動画の多大な影響力を見通せず、皇室の名誉を著しく毀損するという結果を予測できなかった、竹田氏の愚かさを「朝敵に等しい」と批判したのです。「不倶戴天の敵」とは思っていません。破邪顕正様の思い込み(印象操作?)癖が、ここにも現れています。勝手な解釈をして、的外れのレッテル張りをするクセです。

まして、破邪顕正様が言われるところの

『「女性宮家」「女系天皇」に反対する人たちは、まるで不倶戴天の敵』

などと、他の「男系固執派」の皆様に話を広げるつもりは、毛頭ありません。

皇室に関心を抱き、皇室の永続、皇室の弥栄を真剣に願う人たちは、むしろ心強い味方であると考えています。ただし、(男系でなければ)「皇室が無くなってもよい」という発言は問題があります。理由の如何を問わず、「皇室が無くなってもよい」と口にすることは、厳に慎まなければなりません。言葉の創化力を逆用することになります。生長の家信徒のすることではありません。

また、「ごたごたの続く皇室は廃止したらよい」という人たち(極左?)には全力を持って抵抗いたします。

しかし、そのような人たちでも「不倶戴天の敵」とは思いません。主義主張に関わらず、同じ天皇を戴く天皇の赤子であることに変わりありません。相手がどんな迷言を述べても「不倶戴天の敵」とは思いたくありません。ましてや、ちょっとした意見の違いで、女系天皇反対の人たちを「不倶戴天」と思うわけがありません。皆様、天皇の赤子です。


お二方のご希望通り、これを最後の投稿と致します。

意見が平行線でも、お二方といくばくかの言葉を交わせたことは、楽しい経験でした。
谷口雅春先生が「袖振り合うも他生の縁」と仰った通り、他生で何らかのご縁があったのかも知れません。

最近、こんな言葉を耳にしました。

『必要なのは正解ではなく議論』

とてもよい言葉だと思います。

亀の子様 破邪顕正様と、短い間でしたが、議論が出来てよかったと思います。議論を続ければ、いつかは正解にたどりつくでしょう。今後は、別な人たちと、別な場で議論を続けて参りたいと思います。

お二方のご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

再拝



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