《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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「五輪中止」を訴えた雅宣総裁、ならば「パラリンピック中止」も主張しなければ… (13653)
日時:2021年08月14日 (土) 12時09分
名前:破邪顕正


オリンピックを開催すれば、感染者が増える!

そう煽って、「五輪中止」を訴えた皆さん、オリンピックが始まる前よりも、どんどん感染者が増えています!

過去最多≠ニいう言葉を目にしない日がないほどの毎日です。

「医療崩壊寸前」とまで報道されています。

そうであったら、いまこそ「パラリンピック中止を」と主張すべきなのではありませんか。

ところが、現総裁からも、「朝日新聞」からも、立憲共産党≠ゥらも、そういう声はあがっていないように思うのですが…。

どうしてですか…。

「五輪中止」を社説にまで掲げた「朝日新聞」さんは、自分達が主催する甲子園大会となったら、中止どころか「無観客」すら無視する始末…。

改めて、伺いたいです。

「五輪中止」は何のためだったのですか…。

いのちを守れ≠ニいう切実な願いからの主張であったというのであれば、同じ理由で、今こそ甲子園大会も「パラリンピック」も中止すべきとの論陣を張るべきです。

結局、それをしないというのは、いのちを守れ≠ニはあくまでも建前であって、本音は「菅内閣」の足を引っ張りたかった…。

そして野党政権への道を何としても切り開きたいと念願した…。

そう勘ぐられても致し方ないのではありませんか。

実に、政治的な思惑をもっての、まさしくサヨク集団お得意の為にする論≠ゥらきたのではなかったのですか…。

そんな気がしてなりませんが…。


海外42選手が日本へ「アリガトウ」!ここにこそ開催の意義があったのではありませんか… (13654)
日時:2021年08月14日 (土) 13時05分
名前:破邪顕正

あの感動の「東京オリンピック2020」が閉会して1週間が経とうとしています。

それでも、海外から、感謝の言葉が相次いでいます。

表題は、五輪公式ツイッターにあるもので、こう伝えています。

〈映像の冒頭には銅メダルを首に下げたブラウンが登場。その後、「こんにちは、スカイ・ブラウンです!」と日本語で挨拶した。米国、カナダ、ブラジルなど各国の選手も多数登場。感謝の言葉が紡がれており、空手の女子形で金メダルを獲得したサンドラ・サンチェス(スペイン)は「みんなに力強いハグを」と称えた。

「とても感謝している」「素晴らしい仕事だった」などとコメントが連続する中、ブラウンは再登場。「日本、大好きだよー!」と可愛らしく両手を広げ、笑顔を見せた。最後は42人の選手が連続で「アリガトウ」と日本語で感謝を伝えていた。〉

これを視聴した海外のフォロワーからは

「日本にどうもありがとう」

「すごくかっこいい」

「素晴らしい大会を開催し、数多くのメダルを獲得した日本、よくやったね!」

「この大変な時期に大会をやり遂げたことは、ただただ凄い」

「五輪と、国籍や性別関係なく応援してくれたサポーターにありがとう。みなが幸せで平和になりますように」

「ボランティアと働いてくれた人々にありがとう!!!」

「どのスポーツも楽しく見ていたよ! Arigato Japan」など…。

開催する前には、「東京オリンピック」を開催する意義が見当たらないなどと訳知り顔に言う向きもありましたが、この反響がすべてを物語っているのではありませんか。

そうです、コロナ禍で敢えてやる、無事にやり切る…。

そして、コロナに負けない、夢や希望、元気を与える…。

コロナ禍の危機を乗り越え、無事に開催された東京オリンピック2020

これが歴史に燦然と輝く…。

これだけでも十分に開催した意義があったと思うものであります。



帰国直前の“最後のおもてなし” 空港で見た日本人の姿に英感動「この組織は一流だ」 (13655)
日時:2021年08月15日 (日) 14時16分
名前:破邪顕正


こういう記事が目に留まりました。

〈日本のボランティアの心遣いを紹介していたのは、英公共放送局「BBC」のリポーターとして来日したマシュー・ピンセント氏。ボート男子で1992年バルセロナ五輪から4連覇を達成するなど、五輪を選手としても経験しているが、空港で選手に向けられたおもてなしを画像で伝えていた。

 自身のツイッターに公開したのは、ボランティアの日本人女性が英語で「素晴らしいパフォーマンスと笑顔、そして日本へ来てくれたことに感謝します」と帰国する選手へ向けて記したメッセージ。最後には日本語で「有難う!」ともつづられている。マスク姿だが満面の笑みだ。

 ピンセント氏は投稿文面に「これは素敵でした。空港のボランティアグループが出発する選手を拍手していました。こういうタッチは美しいです」とつづった。感動した様子の英ファンからも「東京五輪のボランティアはどの五輪よりも優しいことを証明した」「ラブリーなボランティアだ」「日本が大好きだ」「この組織は一流だった」「ナイスだね」などと反響が寄せられていた。

 東京五輪では、ボランティアのおもてなしが海外メディアに多数報じられた。パラリンピックの各会場でも、同様に日本のボランティアが活躍する。〉

日本の心はおもてなし≠ノあり。

それをこうして、日本のボランティアの皆さんが行動で示してくださっていることに得も言えぬ喜びを感じました。

とにかく、こういうところが駄目だ、反省すべきだ…。

そういうくさす≠ホかりのマスコミ報道に、心ある国民はウンザリしているのではないでしょうか。

そもそも、開催を決めたのはIOCなのです。

東京都は場所を提供すると手を挙げ、それが認められたわけです。

ですから、開催場所を提供するのを止めると言えば、IOCも開催を強行することはできなかったでしょう。

それを、雅宣総裁や「朝日新聞」、立憲共産党≠ヘ願ったということなのでしょう。

もし、その要望通り、「中止」となっていたら、どうなっていたでしょうか。

もう一度、言います。

今回のオリンピックは、東京都が手を挙げ、日本政府が支援すると世界に対して約束したことなのです。

その約束、信義はどうするのですか?

日本の信用は丸つぶれとはなりませんか。

結局、「中止」論者と言うのは、私に言わせれば、日本のその信用失墜を目論む、ほくそ笑む人達ではないのか…。

そして、その心情は、実に、お隣の国と同一線上にあるものである…。

一年延期したのです、もう延期はあり得ません。

決断はやるかやらないか、その二者択一だったと思います。

そして、最終的にやると決めたのです。

だったら、世界との約束を守るために、日本の名誉にかけて、この難局をともに乗り切ろう!

ボランティアの皆さんのおもてなし≠ノ、私はその覚悟を見たような気が致します。

だから、海外での高い評価が、本当に嬉しいのです。

ボランティアの皆さんにも、ぜひ金メダルを贈ってさしあげたい、そんな思いに駆られました。


同胞の命を守りたいと思うのも愛国者では (13656)
日時:2021年08月15日 (日) 16時59分
名前:元信徒

約束、信義を果たすことの重要さはわかります。
共産党支持者だけがオリンピックの中止を望んでいたわけではありません。
私はさらにもう1年延期して、ワクチン接種が進んでコロナが収束した頃に開催すればよいと考えていました。
五輪と新型コロナの感染者の増加は関係ないと政府は発表しました。しかし、五輪を開催したことで外出しても良いと判断した人が感染していると思います。
五輪そのものが感染を広げたわけではないにしろ、関係はあったのではと思います。
そもそも1年の延期は、当時の安倍前首相が決めたことです。2年という選択もあったと森元首相は証言しています。
そんな中で開催された五輪が成功したのかどうかは私にはわかりません。ただ、同胞の命を守るためにもう1年延期するという選択肢もあったはずです。
約束と信義、それはいわば国家としてのメンツでしょう。
同胞の命を守りたいと願うのも愛国者ではないでしょうか。

「元信徒」さんへ (13657)
日時:2021年08月16日 (月) 10時00分
名前:破邪顕正


「終戦記念日」という異議≠フある日に(敢えて意義≠ニは書きませんでした。世界の歴史は、常に「戦後」は「戦前」と化すことを教えてくれているからです。終戦≠ニいう言葉に誤魔化されてはならない。日本を取り巻く諸状況を見れば、今のような厭戦思想≠ヘ実に危険極まりない。あのナチス・ヒトラーの台頭は、第一次世界大戦後、ヨーロッパを席巻した厭戦思想≠ノあると言われているからです。その歴史に学ばなければ亡国となる…。今の風潮に異議を唱える意味でこう書きました)、私の拙稿に関心を寄せて投稿していただき、誠にありがとうございました。

折角の投稿ですから、私なりの感想を申し述べさて、返礼とさせていただきます。

まず、最初に、どうしてこういうことを仰るのか、意味不明な点から申し上げます。

〈共産党支持者だけがオリンピックの中止を望んでいたわけではありません。〉

もしかして、「トキ」掲示板のこの投稿に影響を受けられたからではありますまいね。

…………………………………………
五輪反対を唱えると「共産党」なのか?破邪さん (42075)
日時:2021年07月08日 (木) 20時26分
名前:一言

https://bbs6.sekkaku.net/bbs/kaelou/&mode=res&log=3308
国を想うならば普通は、オリンピックは中止です。

それを共産党呼ばわりとは雅春先生に学ぶ会
落ちるとこまで落ちました。
…………………………………………

「トキ」掲示板の投稿者も、おそらく「生長の家」の信徒なのだと私は思っています。

同じ教えを学ぶものとして、実に残念だと思うことは、その言葉遣いにあります。

尊師は、常に言葉遣いの大切さをご教示くださいました。

にもかかわらず、「一言」さんの言葉遣いには、その教えが生きていないような気がしてなりません。

如何に相手のことが嫌いであっても、敵対する気持ちがあっても、そこには自ずと「生長の家」人としての矜持がなければならない。

その一線こそ、私は言葉遣いにあると思っています。

どこがどのように

〈落ちるとこまで落ちました〉

ですか。

しかも、その論拠というのが、

〈五輪反対を唱えると「共産党」なのか?〉

〈国を想うならば普通は、オリンピックは中止です。〉

普通は≠ニいう表現が実に凄い決めつけですね。

ならば、中止を言わないのは普通じゃない≠ニいうことになりますよね。

そして、この「一言」さんによれば、「五輪中止」を要望した雅宣総裁≠竍朝日新聞≠竍日本共産党≠アそが「国を想う」有難き愛国者≠ニいうことになるわけです。

それは、どうも今回の「元信徒」さんの投稿にも相通ずるものがありそうです。

それでは、私からの反論です。

まず、私が、いつ、共産党支持者だけが五輪中止論者だということを申し上げましたか?

言ってもいないことを、恰も言ったかのようにして、相手を貶めるというのは、如何なものでしょうか。

もし、それに近いことを言ったとすれば、この投稿でしょうか。

…………………………………………………………
《速報!》この期に及んで五輪中止を呼びかけますか!現総裁はやはり「日本共産党」の支持者としか思えません… (13542)
日時:2021年07月06日 (火) 09時15分
…………………………………………………………

これに関して、補足しておきますと、別のスレッドで私はこう書いています。

…………………………………………………………
《情報提供》現総裁提唱の「五輪中止」の呼びかけが不発のようですね… (13565)
日時:2021年07月18日 (日) 18時06分
名前:破邪顕正

現総裁がFacebookに書き込むと、「ヨイショ」の声が広がるというのがこれまでの相場であったのに、今回だけは、どうも様子が違うようです。

その背景に、何があるか。

それをここに書いておきたいと思います。

以前から、現総裁が五輪には反対であるということはつとに知られていました。

当然、来年の北京冬季オリンピックにも反対しなければ、その主張は首尾一貫しないということになります。

さて、どうするのか、

それはそれとして、実に興味のあるところですが、とりあえず、これは先のお楽しみということにしておきましょう。

今回は、この度の中止要求が、あまり信徒から歓迎されていないという声をお届けします。

それどころか、現総裁に対して、色々と疑念が持たれているという話を耳にしましたので、それをお知らせしておきます。

@まず第一に、中止なら中止で、何故、それを「生長の家教団」として独自にやろうとしなかったのかということ。

どうして、生長の家が宇都宮けんじ≠フそれに協力しなくてはならないのか…。

これじゃ、まるで、「生長の家」は宇都宮けんじ≠フ下部組織だと思われるではないか。

それでなくても、昨今、生長の家は日本共産党のフロント組織と化したとまで囁かれているのに、これではそれを見事に裏付けることになってしまうではないか。
(以下、略)
………………………………………………………………

更に、私はこのスレッドでも、「五輪中止」を要求したのは

〈雅宣総裁や「朝日新聞」、立憲共産党=r

このように書いています。

「五輪中止」=共産党支持者

そういう決めつけをした覚えはありません。

とにかく、「元信徒」さんが、何のために

〈共産党支持者だけがオリンピックの中止を望んでいたわけではありません。〉

こう書き込んだのか、意味がわからないということを申し上げておきます。

前置きが長くなりました。

本題に入ります。

今回、私が最も言いたかったことは、

「元信徒」さんのつけたタイトルは、果たして至当であるか、ということなのです。

〈同胞の命を守りたいと思うのも愛国者では〉

つまり、愛国者の定義の問題です。

尊師のご著書に『国のいのち 人のいのち』があります。

勿論、現総裁はこの聖典を実質上、絶版に処しました。

しかも、念には念が入っていて、私が現教団に所属していたときのことですが、相愛会の教区大会のテーマに掲げてはならないものとして、例えば「国のいのち 人のいのち」が挙げられていました…。

この聖典を見る度に、そのときのことをつい思い出してしまいます。

それほど、現総裁は、「人のいのち」はともかく、この国のいのち≠ニいうものが嫌いなのだなと思ったものです。

何を申し上げたいか。

愛国者を定義づけるならば、この「国のいのち」を守る、これを欠かしてはならないのではないのか。

それを欠かすから、日本共産党も同胞のいのちを守る♀動をしているから愛国者≠ネのだということをいう人がでて来るのです。

よし、百歩、譲ってそうだといたしましょう。

それでは、日本共産党が「国のいのち」を守る政治団体だと本気で思っていますか。

何故、尊師が、あれほどまでに、日本共産党を赤き龍≠ニして舌鋒鋭く、批判し続けられたのですか。

今でも、日本共産党は破防法対象の団体だと見られています。

何故ですか。

「国のいのち」を破壊する政治団体だと見られているからではありませんか。

そうではない、それはもはや過去の話というのであれば、「日本共産党」の党名を変えるべきでしょう。

一切、変えようとしないではありませんか。

共産主義とは何か。

共産革命を目指すということです。

その赤旗≠未だ、おろしてはいないということをしっかと思い知るべきです。

「同胞の命を守る」それだけでは愛国者とは定義できないというのが、尊師の教えからの当然の帰結であると思うものであります。


『国のいのち 人のいのち』ならば、「人のいのち」も欠かしてはなりません。 (13658)
日時:2021年08月16日 (月) 11時49分
名前:元信徒

ご返答いただき、ありがとうございました。

一つだけ明確にしておきたいことがあります。
まずは、私はHNの通り、元信者であり、現在の教団の方針を支持している者ではありません。当然、共産党も支持していません。
五輪も中止ではなく、延期した方がよかったのではないかと思っています。
その上で、お返事をさせていただきます。

>愛国者を定義づけるならば、この「国のいのち」を守る、これを欠かしてはならないのではないのか。

それと同様に、「人のいのち」も欠かしてはならないと思います。
谷口雅春先生がご著書のタイトルに「人のいのち」という言葉を入れたのは、人と国のいのちは同心円状にあるという意味でしょう。

谷口雅宣総裁が北京オリンピックにも反対すべき。これはまったくその通りだと思います。完全に同意します。

では、あなたは、五輪を2年延期もできたのに、1年にした安倍前首相の決断に何も思わないのでしょうか。毎日毎日増え続ける感染者に自宅療養を強いる菅政権のコロナ対策に何も言うことはないのでしょうか。

五輪における新型コロナ対策の予算は809億円。それでも五輪関係者だけで500人以上の感染者を出しました。これだけのお金があれば、自宅療養を強いることもなかったのではないかと思います。

コロナ対策だけではなく、あなたは安倍・菅政権が推し進めようとしているIR推進法案や水道民営化など、とても保守とは思えない政策になぜ異を唱えないのでしょうか。

あなたの仰る「愛国」は、天皇陛下の大御心をわが心とすることではなく、安倍・菅政権に無条件で賛成することのように思えてなりません。

これは教団にも言えることですが、同じような考え方をする人だけではなく、もっといろんな人と交流することをお勧めします。そうでないと、学ぶ会は誰からも支持されなくなります。余計なお世話かもしれませんが。

再び「元信徒」さんへ。 (13659)
日時:2021年08月16日 (月) 16時34分
名前:破邪顕正

「元信者」さん、早速の返信、ありがとうございました。

今回の件で「元信徒」さんの立ち位置が、私なりに了解できました。

で、これ以上、やりとりしても何か、そこから生産的なものが生まれるという感じもしませんので、また私自身、そういうことに余り時間を費やしたくもありませんので、この回答で終わりとさせていただきますことを予め、ご承知おきください。

私の立ち位置から申し上げます。

「人のいのち」を守るために母体保護法(かつての優生保護法)改正≠。

「国のいのち」を守るために正統憲法実現≠。

尊師の二大悲願を私なりに継承していきたいと思っております。

仰るように「人のいのち」を守ることを欠かしてはなりません。

だからこそ、私どもは流産児の供養を大切にするところから、今年の7月13日、はじめて流産児だけの供養をさせていただきました。

「胎児も人間である」

この大前提を無(な)みして、「同胞のいのちを守る」と言っても、私には何か白々しい感じがしてなりません。

戦後ころされし胎児五千萬 啾々(しうしう)として泣く聲きこゆ

「同胞のいのちを守る」とは、尊師のこのお嘆きを共有するところから始まるのだと私は思っています。

次に、「国のいのち」を守るということですが、それを阻害してきたものこそ占領憲法≠ノ他なりません…。

今のコロナ対策については、私も色々と言いたいことがあります。

しかし、その一方で、この占領憲法下で、いったいどこまでできるのだろうか、という視点からの考察も必要なのではないのかと思っています。

何故、欧米のような対策が日本ではでき得ないのか。

何故、「お願い」ばかりに終始してしまうのか。

そういう中にあっても、なるほど感染者数は増えていますが、しかし、死者の数はどうでしょうか。

感染者数ばかりに眼がいきますが、その一方で、死者の数を検証するということも必要でしょう。

その死者のことを考えたとき、今の喫緊の課題は、とにかく、コロナ重症者のための病床を如何にして確保していくのか、それだと思っています。

これだけ、日本は、医療最先端の国と言われながら、どうして、病床を増やせないのでしょうか。

そこに今の法体系の問題はないのでしょうか。

『コロナ危機の政治−安倍政権vs知事』という本があります。

それを虚心坦懐に読めば、感染症をめぐる政策決定権の圧倒的な部分は、地方自治体の長に委ねられているということがわかります。

それが今日の統治構造なのです。

行政府の長である首相というのは、権力行使においてきわめて限定的な政権運営を強いられているのであって、よく安倍独裁(現総裁がよくそういう言い方をしていましたね)ということが言われていましたが、これほど事実とほど遠いものはありません。

本当に独裁≠ネらば、「憲法改正」への道は、もっと進んでいただろうに…。

そう思うほどです。

脇道にそれました。

コロナ禍の対策について、色々と言いたいことがあること、私も同意します。

しかし、その背景には、先ほども触れましたが、占領憲法の桎梏、非常事態を何ら想定していないという由々しき問題があると思えてならないのです。

長きにわたって続いてきた占領遺制≠ニもいうべき、占領憲法そのものが根本的に胚胎している、その齟齬が、このコロナ禍で一気に露わになってきている…。

否、それはあの東日本大震災のときに、既にその兆候はあったのです。

平時から有事へ。

当然、それに伴って、法体系も変わらなくてはならない…。

それが世界の常識です。

ところが、我が国は、平時の法体系しかないから、それで有事に対応するしかない…。

否が応でも、それに掣肘されてしまうという部分が、実に大きいのです…。

東日本大震災という未曾有の災害…。

この有事に際して、どう対応すべきだったのか。

様々な反省、総括に立って、そのための法整備を当然、急ぐべきだったのです。

しかし、ご覧のように、何もせず、折角の機会をむざむざと見逃してしまった…。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということなのでしょう…。

そして、そのツケが、いまこのコロナ禍で、モロにやって来ているのだと私は思っています。

だから、「元信徒」さんと同様、私なりに自民党に対する怒りはもっているつもりです。

何故、あのとき、自民党は有事対応への法整備を本気でやらなかったのか。

今回の「憲法改正」にしてもそうです。

折角の改憲勢力、2/3の議席を有しながら、それを梃子として、どうして護憲の壁を打破しようとしなかったのか。

残念ながら、その本気さ≠ェ自民党には希薄だった…。

三島先生がつとに喝破されたように、憲法改正という火中の栗を拾う、やけどしてもやるという覚悟が自民党にはなかった…。

それどころか、「菅内閣」になっての、自民党の体たらくはどうですか。

そもそも、何で自民党は、所謂「従軍慰安婦」を外交問題にしてしまった、その元凶の河野洋平氏を講師として招聘するのですか…。

「女性天皇・女系天皇」や「夫婦別姓」「LGBT」の法案化を目指そうとする一部の自民党議員を見れば、いったい、どこに「国のいのち」を守る保守≠フ矜持があるのかと思いますよ。

しかし、だからといって、それでは「元信徒」さんは、どこを支持せよと仰るのですか。

尊師も、自民党の政策のすべてを支持なされたことなどありませんでした。

とりわけ、田中角栄元首相の「日本列島改造論」や「日中友好」には、徹底して反対の論陣を張られました。

しかし、それでも党是に「憲法改正」を掲げる唯一の政党であり、国体護持を託せるとしたら他に選択肢はない…。

そういう限定的な意味で、自民党を支持してこられたのです。

私もその尊師の思いを受け継いでいきたいと思っている一人です。

最後に、これだけは言っておきます。

私は何も「菅内閣」万々歳ではありませんよと。

勝手な決めつけだけはしないでほしいというのが「元信徒」さんに申し上げたいことです。

これをもって「元信徒」さんへの最終回答とさせていただきます。




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