現総裁に捧げたいのはラインホルド・ニーバーの祈りの言葉です。 (13276) |
- 日時:2021年03月18日 (木) 13時23分
名前:破邪顕正
今回の「通達」の4頁から5頁にわたって、現総裁がつくった「大自然讃歌」の一節が紹介されています。
教団信徒は、こういうものを読まされているのか。
それを思うと、教団信徒の皆様のことが本当に気の毒でなりません。
それこそ、文字通り気の毒≠ノなりはしないかと、心から案じております。
だって、こんな文章なのですよ。
〈多くの人々 自ら本心を欺き、 他者の告ぐるままに 自ら欲し、 自ら動き、 自ら倦怠す。 自らを正しく知らぬ者 即ち「吾は肉体なり」と信ずる者は、 肉体相互に分離して合一せざると想い、 利害対立と孤立を恐れ、 付和雷同して心定まらず、 定まらぬ心を他者に映して 自らの責任を回避せん。〉
こういうことを「天使(てんのつかい)説き給う」という形式にして書かれているのが、この「大自然讃歌」なのです。
この「天使」と「聖経」のそれとは、果たして同じと言えるのでしょうか。
これを読誦して、果たして信徒は、本当に救われるのでしょうか。
で、改めて私が感じたのが、ラインホルド・ニーバーの有名な祈りの一節です。
〈神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。 変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。 そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。〉
現総裁に言いたいのは、尊師が住吉大神から神授せられた、素晴らしい「聖経」があるというのに、どうして、それを変えなければならなかったのか…。
それは、ニーバーの言葉を借りれば「識別する知恵」のない所業ではないのか…。
それに尽きます。
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