《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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谷口雅春先生に帰りましょう・伝統板・第二
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折角の「天長節」なのに、宮内庁記者会での意図的な誘導質問には不快感しかありません (13242)
日時:2021年02月23日 (火) 17時08分
名前:「谷口雅春先生を学ぶ会」本部

合掌 ありがとうございます。

本日、午前11時より、日本橋練成道場にて「天長節奉祝式典」を執り行わせていただきました。

本来ならば、午前中に宮中一般参賀に詣で、そのあと午後から奉祝式典ということにしていましたが、残念ながらそれが出来ませんでしたので、午前中の式典に、参加者ひとりひとり万感の思いを込めて「天長節」を斉唱し、聖寿萬歳をさせていただきました。

♪今日の吉(よ)き日は 大君の
うまれたまひし 吉き日なり

今日の吉き日は みひかりの
さし出たまひし 吉き日なり

ひかり遍(あまね)き 君が代を
いはへ諸人 もろともに

めぐみ遍き 君が代を
いはへ諸人 もろともに♪

本当に心洗われる思いがし、「天皇国・日本」に生を享けたよろこびにひたらせていただきました。

ところが、宮内庁のホームページを覗いてみてがっくり。

どうして、こんな質問をするのかと、残念でなりませんでした。

〈問4 現在,皇位継承は男性に限られていますが,長い歴史の中では女性が天皇になった事例もありました。一方,ヨーロッパの王室では近年,性別に関係なく長子を優先して継承する動きが広がっています。皇室の歴史や伝統と,世界的に進むジェンダー平等や女性の活躍推進の動きについて,陛下はどのようにお考えでしょうか。

天皇陛下
ご質問において言及されたようなヨーロッパの王室などにおける状況はよく承知しています。しかし,昨年も申し上げたとおり,制度に関わる事項について,私から言及することは控えたいと思います。〉

ここで、大事なことは、陛下が「昨年も申し上げたとおり」とおっしゃっていることです。

にもかかわらず、どうして、再び、こういう質問を繰り返すのでしょうか。

恐らく、質問者は、陛下から何としても「女性天皇、女系天皇容認」という言質をとりたくてたまらないのだと思います。

それこそ、天皇陛下の政治利用∴ネ外のなにものでもありはしません。

このネット界隈でも、陛下が恰も「女性天皇、女系天皇」を容認されているかのような投稿を見たことがありますが、そういう人は、陛下の「制度に関わる事項について,私から言及することは控えたい」と仰っているのを何と心得ているのでしょうか。

自分達の都合の良いように陛下を政治利用≠キること、これこそは不忠の最たるものではないでしょうか。

二度と、「問4」のようなことが繰り返されることがないよう、しっかりと対応してほしいと願うものであります。再拝


4月25日開催「第8回全国大会」のゲスト講師・藤原正彦先生から「男系」による皇統を護ることの重要性を学びます。 (13244)
日時:2021年02月24日 (水) 15時24分
名前:「谷口雅春先生を学ぶ会」本部

合掌 ありがとうございます。

ここに紹介させていただくのは、小泉内閣の時「女系天皇」が政治課題となった際、フジの「新報道2001」という番組で藤原正彦先生が言われたことを編集したものです。

〈男性司会者
 藤原さんは「女系天皇」には反対だということですが、どうしてですか?

藤原先生
 どうしてって、あまりにも明らかすぎてね。1+1はどうして2かって言われるようなもんでね。答えようがないですね。…

男性司会者
 今回その、議論に出てることはね、このままだと天皇家が途絶えてしまうという…。続けるためにはやっぱり変えなければいけないのかなって言うことで、「女系天皇」が出てきてると思うんですけど、いかがですか?

藤原先生
 まあ、皇室典範を変えなければいけないことは当たり前ですね。これは戦後変えられたものですね、今のものはね。あのままでは皇室が危ない。これは変えなければいけない。しかし、皇室典範について討議すべきは「女系か男系か」って言うより、それは討議することすら許されないもんですね。
 要するに「いかにして男系をつなぐか、その方法について知恵を集める」こと。これが至急しないといけないことですね。

男性司会者 
 はあ、はあ。

藤原先生
「男系かどうか」って、これはですね、2000年続いたものを捨てるなんてことはねえ?
 国柄中の国柄、万世一系ってことはね。中核中の中核ですね。これを捨てるなんて、議論すること自身が、頭がクラクラするようなことなんですね。

女性司会者
 あの、女系天皇を容認する根拠として、有識者会議はですね、「憲法と国民の声をもっとも重視した」とコメントを出してるんですけど、これについてはどうでしょうか?

藤原先生
 これも言語に絶する意見ですね。憲法っていうのはですね、「時の流行の主張」に過ぎないっていうことですね。明治時代には欽定憲法があって、戦後はGHQ憲法、平和憲法があったと、それだけのことで、その時の流行りですね。もしも憲法を基準に皇室を考えるんだったら、憲法改正のたびに皇室を変えないといけなくなりますね。これじゃあ伝統も何もあったもんじゃないですね。あるいは、「世論をうかがう」。こんなもの、あまりにもアホくさくてですね。世論なんて何も関係のない話ですね。

女性司会者
 あ、そうなんですか?

藤原先生
 国民の声なんて聞いてたら国は潰れますからね。

女性司会者
 でも(天皇は国民統合の)象徴ですよねえ。

藤原先生
 それはですね、そのようにしたGHQが悪かっただけで、「皇室典範を憲法の下に置いた」ってそれ自身が誤ってるわけで。
 例えばですね、世論なんて一日で変わるもんですね。憲法は数十年か何年か知りませんけど。一日にして変わる、そのような意見に指針を置いたら伝統は全く保てないんですね。
 そもそも現代人、平成の民が、何ゆえにそのような2000年の伝統を変える権利があるかって言うことですね。飛鳥の時代から、奈良、平安、鎌倉、室町、安土桃山、江戸、明治、大正、昭和ときて、その人たちがみんなでですね、必死の思いで万世一系を繋いできたわけですね。これをですね、なんで平成の民が、自分たちの世論で一気に変えることができるのかと。
 これはですね、内閣が変えることも、国会が変えることも許されないこと。天皇陛下ご自身が変えることすら許されないことですね。〉

ここには、伝統を世論で変えていいのかという根本的な問いがあります。

令和の世論、簡単に言うならば、その多数決をもって2681年の伝統を変えてしまったとしたら、令和の民とは何という横暴な権力者であろうかということになるのではないでしょうか。

多数決で決めるのが民主主義というのであれば、令和の御代に生きている者だけではない、この日本という国に生を享けたなべてのそれでなければならないのではないでしょうか。

それであってはじめて伝統を護ることができるのだと思うものであります。

尊師の仰る、伝統を護るという「保守」の精神は、誠に重要なご指摘であります。

《「保守」ということは、時代の変遷でふらつくことなく、真理を保ち守りつづけるという意味でなければならないのである。移り変る現象界の基準や国民の理想も一緒くたに変遷させて行くのが「近代化」であるならば、そんな「近代」は、やがて時代の移り変りに従って、スグもう「近代」でなくなり、「中世」になり古びた「古代」になってしまうであろう。時間未だ発せざる古(いにし)えから変ることなく、常に新しいのが「真理」である。》(『生長の家』誌・昭和51年9月号「明窓浄机」)

全国大会での藤原先生のご講話が今から本当に楽しみでなりません。

どなたでもご参加できます。

お待ちしております。再拝


藤原先生の「国柄」を思うこころに学ぶ (13248)
日時:2021年02月25日 (木) 15時58分
名前:「谷口雅春先生を学ぶ会」本部

合掌 ありがとうございます。

2019年5月27日「サンケイスポーツ」に守らねばならぬ日本の「国柄」≠ニ題して藤原先生がこう語っておられます。

〈…天皇の存在というのは日本の一番大きな国柄です。それは、かつて日本を訪れた外国人たちが的確に言い当てています。
 江戸時代中期の長崎・出島にいたドイツ(当時は神聖ローマ帝国)出身の医師ケンペルは「日本では権力と権威が分かれている。権力を将軍が握り、権威を天皇が握る。ふたつを完全に分離していて、それにより平和が保たれている」と書いています。彼の故国は宗教戦争で国土が荒れ果てていました。だから「なんと素晴らしいんだ。本当に賢い」と。実感だったのでしょう。
幕末から明治の日本に滞在した英国人外交官、アーネスト・サトウも「それだけではない。日本人にとって天皇という存在は、単なる精神上、宗教上の皇帝ではない。確固不動の核である」と述べています。…
 敗戦後の米国占領下では、昭和天皇が全国を巡幸されました。GHQは怒った民衆に襲われるなど不穏なことが起きるのではと心配していました。ところが、どの地方へ行っても日本人はみな、恨むどころか、土下座して涙を流したわけです。マッカーサーも、これは普通の王様などとは違うのだとすぐに気が付きました。
 世界中の王室を見渡しても日本の皇室は別格で、万世一系で2000年以上も続くのは日本だけなのです。欧州で最も古いデンマーク王室でも1000年余りですから。米国人だって口には出さないけれど憧れがあります。2009年、当時のオバマ米大統領の天皇陛下(現在の上皇さま)への深いお辞儀に表れています。向こうは200年前にできた国、こちらは2000年以上、神話時代から連綿と続く国だと、すごくうらやましい。
日本には天皇という「確固不動の核」があり、毎日国民の幸せと安寧を祈り続けてくださっている。日本人には秩序があり、世界でも道徳が高いとか、優しさがあるといわれるのも、いつでも自分たちのことを祈り続けてくださる存在がある恵まれた状況にあるからこそなのです。どんなに特殊で、世界中がうらやむことなのか。日本人はこの幸せをよく自覚すべきです。〉

「失って知る有り難さ」という言葉があります。

失ってみて、はじめてその有り難さがわかるというわけです。

しかし、失わずしてその有り難さがわかる、それが本当の感謝でありましょう。

「国柄」がまさにそうであります。

この「国柄」だけは、失ってしまって、それでいくら有難いものであったとわかってもそれは時既に遅し、もう取り返しがつかないのです。

だからこそ、藤原先生はこう言われるのです。

〈新たに即位された天皇陛下には、私も何度もお目にかかったことがあります。大変立派なお方です。いざとなったら天皇陛下がおられる幸せな国が、令和の時代も続くということです。しかし、日本人にとって、この国柄を守るということが、実は最も難しい。〉

感謝の反対語は当たり前であるとよく言われます。

皇室があることが当たり前になっているために、その有り難さがなかなかわからない。

改めて、新編『生命の實相』第43巻(174〜175頁)にある、このご文章を噛みしめて、国柄を守るという…実は最も難しい♂ロ題に挑んでいかなければならないと思うものであります。

《…色いろの批判はあるにしても、吾々日本人は日本国の歴史を通して「今」の一点に生きているのです。そして色々の日本国の興隆浮沈はあったにしても、どんなときにも日本国が動揺せずに、ここまで日本民族が発展して来ました不倒翁の重心の如くドッシリとして、その中心からどんな時にも日本国が立直ることが出来た重心は天皇がましましたからであります。吾々は歴代の天皇のこの御恩沢を忘れてはならない。恩を知るということが実践道徳と実践宗教との中心になるのであります。だから吾々は歴代の皇霊に対して崇敬の誠を捧げるのであります。》再拝




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