《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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創刊85周年の『白鳩』誌「創刊の辭(辞)」を「はしがき」とする聖典「母・妻・娘の聖書」(『生命の實相』女性教育篇) (13240)
日時:2021年02月19日 (金) 05時07分
名前:立葵

合掌
戦後の混乱の中で制定されてしまった「当用漢字」とその後に定められた「常用漢字」によって、同訓の言葉を表す漢字の微妙な意味の違ひの使ひ分けをやめて何でも一つの字にまとめてしまふことが推奨されてきました。
その弊害の最たるものの一つが「古い」ではなからうかと、かねてより思って参りました。

「ふるい」には古、故、旧、陳…等々の色々な文字がありますが、大まかに申しますと戦後どんな「ふるさ」でも「古」としか書かないやうに仕向けられてきました。
その結果、「『生命の實相』は古い」の如き極論まで仄聞する事態となりました。

(「古い」は、いにしへ、古典、クラシック、といった縦の生命の連続性、ふるくて新しい永遠の生命、天皇国日本の歴史そのもの、大いに結構だと思ひます。)

さて、昨今のW女性蔑視とも取れる発言W云々を巡っての反応が紛糾する中、今こそ回帰したくなりました聖典が「母・妻・娘の聖書」の副題を持つ『生命の實相』女性教育篇でした。
(新編第45巻(上巻が新刊)、頭注版・携帯版第29巻、新修版・愛蔵版第15巻等)

この巻の各種各版の「はしがき」は、昭和11年3月7日の谷口輝子先生のお誕生日附で発行された『白鳩』創刊號の「創刊の辭(辞)」です。
各版の出版当時の状況によって細部に若干の加筆修正がありますが、初出である『白鳩』創刊號には(復刻版を参照しました)、

>…吾らの婦人部白鳩會から、女性專門の『白鳩』が發行されると云ふことは意味あることである。女性の天分は、愛と美と優しさと純潔とですぐれてゐる。その意味に於て、『白鳩』は女性のシンボルである。

>併しこの雜誌はたゞの知識やヘ養を與へる單なる雜誌としては終らせたくない。日本に於て最初に起つた眞の女性運動の(今迄の女性運動のやうに男性の壓制に對する反動的ではない)機關として、女性的天分の愛と美と調和と平和と優しさとを擴大して行く實際運動の機關として、連絡者として此の雜誌は使命を持つものである。

>…吾らの使命は女性がより多く女性であるが故に、男性が專制にならうとしても專制になり得ないやうな大調和の世界の創造にある。…

とあります。
だから『生命の實相』女性教育篇は、立教7年目に(二・二六事件等の起こった時代の只中で)生まれた生長の家婦人部「白鳩会」の結成の精神を学び、受け継いでゆくべき大切な巻・篇でもあったのだと思ひました。

それから85年経った今、古くて新しい「母・妻・娘の聖書」を、この副題の通りバイブルとして繰り返し拝読したいと思ひました。

第一章 女性の觀點(観点)を一新せよ
第二章 「女だから」と云ふ言葉
第三章 妻を「養ふ」と云ふ言葉
第四章 無限供給の経済の立て方
第五章 家庭幸福への道
第六章 結婚前の娘及び母への注意
第七章 ダリヤ(ダリア)の花に題して
第八章 本来一つのもの
第九章 深切行に就いて
第十章 空想的人類愛より実際的人類愛へ
第十一章 レヴュー(レビュー)の精神分析
第十二章 家族全体を健康にする方法

ただし、これを女性だけの書物と考へられては勿体なすぎると思ひます。

前半の幾つかの章は生長の家の花嫁学校「家庭光明寮」での御講話の記録であり、特にこれから家庭に入る娘さんに向けた御文章ですので、確かに女性への福音の書だと思ひます。
(男性にも女性にもそれぞれ旧来の認識を顧みて思ひ当れば改めるやうお説き下さってゐますので、こちらも女性専科ではありませんが)

他方、後半の諸章は、さらに老若男女を問はずに魂に穿ち入る御言葉に満ち溢れてゐます。
これまでこの聖典を読み継がれてこられた無数の方々の御足跡を慕って私もまた拝読し続けてゆきたいと思ひました。
再拝



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