紀元節祭祝詞 (13234) |
- 日時:2021年02月09日 (火) 22時25分
名前:下総の野人
明後日は紀元節ですが、戦前内務省から発せられた紀元節祭の祝詞をネットで公開してくださっているのがございまして、それをご紹介させていただきます。
もし可能なら自宅の神棚前で読まれるといいのではないかと思います。
https://aynonay.blogspot.com/2017/08/blog-post.html
紀元節祭祝詞
掛けまくも畏き某神社の大前に社司(社掌)位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、高天原に神留り坐す神漏岐・神漏美命以ちて、豊葦原の水穂の国を万千秋の長秋に平けく知ろし食せと事依し奉りし随に、神日本磐余彦天皇の高き厳しき大御徳以ちて、食国天の下を平げ給ひ調へ給ひて、大和国の畝傍橿原の底つ岩根に大宮柱太敷き立て、高天原に千木高知りて、天つ日嗣の高御座に坐して、肇国知ろし食ししより皇御孫命の御代御代弥継継に承け継ぎ伝へ来坐して、弥広に弥遠に立栄え行く大元を恐み奉り辱み奉りて、今日の生日の足日に御食・御酒、種種の物を大前に捧げ奉りて、今日の言寿の賀詞を神寿ぎ寿ぎ奉らくは、皇大御神の定め給ひ掟て給へる事の随に、天つ日嗣の大御位は、天地と共に久しく、日月と共に遠く、弥益益に御栄坐さむ皇大朝廷の大御稜威は、天の壁き立つ極、国の退き立つ限、弥次次に広り行かむと神寿ぎ寿ぎ奉らくを、甘らに聞し食せと 恐み恐みも白す
読み方(現代かな 私案)上にルビがふれるといいのですが…
かけまくもかしこき (自宅神棚に祭る神名を読み上げるとよいかと)のおおまえに (自分の名前)かしこみかしこみももうさく たかあまはらにかみつまります かむろぎ・かむろみのみこともちて とよあしはらのみずほのくにを よろずちあきのながあきに たいらけくしろしめせとことよざしまつりしまにまに かむやまといわれひこのすめらみことのたかきいかしきおおみうつくしびもちて おすくにあめのしたをたいらげたまいととのえたまいて やまとのくにのうねびかしはらのそこついわねにおおみやばしらふとしきたて たかあまはらにちぎたかしりて あまつひつぎのたかみくらにまして はつくにしろしめししよりすめみまのみことのみよみよいやつぎつぎにうけつぎつたえきまして いやひろにいやとおにたちさかえゆくおおもとをかしこみまつりかたじけなみまつりて きょうのいくひのたるひにみけみきくさぐさのものをおおまえにささげまつりて きょうのことほぎのよごとをかむほぎことほぎまつらくは すめおおみかみのさだめたまいおきてたまえることのまにまに あまつひつぎのおおみくらいは あめつちとともにひさしく ひつきとともにとおく いやますますにみさかえまさむすめおおみかどのおおみいつは あめのそきたつきわみ くにのそきたつかぎり いやつぎつぎにひろがりゆかむとかむほぎことほぎまつらくを うまらにきこしめせとかしこみかしこみももうす
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