「民主党は、アメリカの国体を足蹴にした」藤岡信勝 (13203) |
- 日時:2021年02月01日 (月) 15時36分
名前:コスモス
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藤岡信勝 1月31日
昨日(30日)、東京支部と皇統を守る会の共催の講演会で、竹田恒泰さんの話を聞きました。
上皇陛下が譲位の意向を示されたとき、時の安倍首相は関連する法整備のため、国会の多数決でことを決めるのでは無く、共産党を含む全会派の合意を取り付けたという事実を紹介し、
天皇陛下の正統性について一片の疑念もあってはならない、皇統とはそういうものである、という話をされました。
これは政治学の講義として聞いても、大変含蓄の深い内容が含まれていました。そういうあり方がまさに日本の国体なのです。
ひるがえって、太平洋を隔てたアメリカで今起こっている混乱は、多くのアメリカ国民が選ばれた大統領に何の正統性も感じていない、というところにあるのです。
なぜ、こんなことになったのでしょうか。前にもちょっと書いたことがあると記憶しますが、アメリカの大統領選挙のルールは、選挙に勝った側が勝利宣言をして終わるのではありません。
敗者の側が敗北宣言をし、新大統領のもとでの団結を国民に呼びかけることによって終わるのです。
ところが、トランプ大統領は敗北宣言をしませんでした。選挙に重大な不正があったとアピールしたからです。
本来、民主党がまともな政党であれば、ここで不正をアピールした州に限ってでも、公正な再集計をして確かめることをしたでしょう。
実際、過去にブッシュvsゴアの選挙で、共和党はフロリダで再集計に応じました。今度の選挙でも、再集計をした結果、やはりバイデンが勝っているなら、それはそれで結構なことで、その時はトランプも敗北宣言をして今日のような混乱には至らなかったでしょう。
ところが、民主党は、数多くの証拠を前にして、一切の再集計を拒み、それどころか、選挙の「不正」を言うこと自体を、既存メディアやビッグ・テックと完全にグルになって口を塞ぐという暴挙に出たのです。
中国共産党と同じやり方です。民主党は勝ちを証明できる自信が全くないからこそ、再集計を頑なに拒んだのです。
いくら口でエラそうなことを言っても、論争に出てこないのは負けを認めたと同じだ、という論理がここでも成り立ちます。
トランプに票を投じた7500万人の国民が選挙の結果を受け入れなければ、国民の団結どころか、分断が進むだけです。
こういう状況をもたらしたのは、挙げて民主党側の責任です。
アメリカは日本とは異なり人工的な国家ですが、公正な選挙に基づく民主主義のルールはいわばアメリカの国体です。
民主党は、アメリカの国体を足蹴にしたのです。その報いはおそらく来るでしょう。
そのように考えると、政治においては支持者の同意を取り付けるよりも、非支持者の同意を取り付けること、反対の立場の人々も納得せしむる手続きの正統性を守ることが実は最も大切であることを、日米の二つの事例は示しているといえるでしょう。
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バイデン大統領(?)の酷さは、味方からも見放されつつあるようですね。
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