《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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「皇統の連続性を従来の形のままに存続して頂くべくお守りしたいといふ願ひこそが国民の一般意志」 (13169)
日時:2021年01月23日 (土) 07時55分
名前:立葵

合掌
初めに宮内庁ホームページ中の本年一月七日の天皇皇后両陛下、皇嗣同妃両殿下の御日程より謹掲いたします。

天皇陛下 昭和天皇祭皇霊殿の儀(皇霊殿)
皇后陛下 昭和天皇祭皇霊殿の儀に当たりご遙拝・お慎み(赤坂御所)

眞子内親王殿下 昭和天皇祭山陵に奉幣の儀(武蔵野陵(八王子市))
皇嗣同妃両殿下並びに佳子内親王殿下 昭和天皇祭皇霊殿の儀(皇霊殿)


この日の産經新聞「正論」欄(W年頭にあたりW)は東京大学名誉教授の小堀桂一郎氏「皇室の『藩屏』再建に着手せよ」でした。
(*藩屏(はんぺい) = (1)おおい防ぐ垣根。守りの屏。また、守りとなる物のたとえ。かくれまがき。(2)特に、皇帝・皇室の守護となること。また、その人。藩翰。藩籬。)『日本国語大辞典』

この「正論」欄の一文を読んでゐなかった私は主人から小堀先生がアメリカの国論が分断してゐることを書かれてゐると教へられました。
だがそれは枕で(枕と申したら現在進行形でのアメリカの混乱の只中、失礼で語弊があるかもしれませんが)本題は他ならぬ日本の国論が分裂してゐることへの御憂念なのだと聞かされました。

>国論の分裂は現に我が国にも生じてゐる、我が脚下を照顧せよ、との訴へである。
(以下も引用は全て同日の同欄より)

何よりも重要な御指摘だと私が感じました点は、次に記します「一般意志」といふ言葉の定義でした。
(いはゆる「民意」といふ語よりも深く重い意味合ひを感じます。)

>この二千年来の皇統の連続性を従来の形のままに存続して頂くべくお守りしたいといふ願ひこそが国民の一般意志の結晶した姿である。

>この一般意志とは、現在日本国籍を有し、正常な判断力を有する人々の、といふ共時的意味ではない、国家形成以来この国土の住民であつた過去の全ての人間を含めて、といふ通時的意味での国民の総意である。

W「一般意志」とは「共時的意味」ではない「過去の全ての人間を含めて、といふ通時的意味」での国民の総意W

上の指摘からおのづと思ひ起こされる事柄は、尊師谷口雅春先生が繰り返しお説き下さいます、横の生命のつながりにも増して大切な縦の生命のつながり、連綿として続く国柄の歴史を担って生かされてゐる生命であるといふことです。(稚拙な要約で申し訳ありません)

同欄は続いて「女系天皇容認工作」の本質を次のやうに指摘されます。

>現在目前の国論の分裂とは、この一般意志の大同的な統一意見に異を唱へ、国民統合を分断しようと企む破壊的分子の策動に由来する。

>その標語は〈女系天皇容認〉と皇位継承順位に於ける〈長子優先〉の二項である。大衆的次元で考へれば慥(たし)かに一種の政治的意見に過ぎない様な概念語に、然し皇室伝統を根底から覆へすに十分な毒が盛られてあつた。

そしてそれを克服する「王道の正攻法」として「皇室の藩屏の再建」への着手を促されてゐます。直接には書かれてゐませんが、旧宮家の皇籍復帰を指されるかと思はれます。

今日の皇位継承をめぐる危機が敗戦後の占領政策による必然の結果であれば、そこに立脚したまま、だから女系天皇を容認すれば良いとか容認するしかないとかいった、占領政策を前提とした考へには与することができません。

そもそもの根因である宮家の臣籍降下の強要を日本国民の「一般意志」(と私は思ひます)が拒絶し、唯一の道をこそ喫緊の課題として模索すべき時ではないかと思ひます。

再拝



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