<愛国本流掲示板>にある「浦本」さんの投稿“やはり、1600万円の新聞広告をかけて、3代目雅宣総裁、生長の家教団が肩入れした、日本学術会議は共産党と反日派の巣窟だった。 (29692)”はとても参考になります… (12799) |
- 日時:2020年11月12日 (木) 15時04分
名前:破邪顕正
表題の投稿に、私が注目したのは、今回、任命拒否された6名がどのような思想の持ち主か、詳細にわたって紹介されているからに他なりません。
中でも、私の目に止まったのは、
加藤陽子:東京大教授、日本近代史、東大人文社会系研究科教授、安倍政権に反対する「立憲デモクラシーの会」の呼び掛け人のことです。
それというのも、佐藤優氏が、前掲の論考の中で、加藤陽子氏について、こう持ち上げているからです。
〈私自身、共著も出したことのある加藤陽子氏は、福田内閣時代に「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」の委員を務めています。また上皇ご夫妻は、在位中に、歴史家の半藤一利氏、保阪正康氏とともに、加藤氏を御所に招かれていました。そういう加藤氏を排除することは、「官僚の論理」からすれば、本来あり得ません。「福田政権」や「宮内庁」の評価と軋轢が生じることになり、リスクが高すぎるからです。〉
佐藤氏のこの論に賛同できないのは、「福田政権」や「宮内庁」にこそ、問題があるのではないかと思うからです。
つまり、佐藤氏の言うような「リスクが高すぎる」ことを何故、今回やったのか。
むしろ、それほど、加藤陽子・東大教授には思想上の大きな問題があると思うべきなのです。
果たして、「浦本」さんがこう書いています。
…………………………………………
加藤陽子教授について、11月4日の衆院予算委員会で辻元清美委員は内閣府公文書管理委員会委員や原子力基本法の勧告などで政府に重用されてきたこと、また著書『それでも日本人は「戦争」を選んだ』は広く読まれているなどと称揚した。
しかし、ウィキペディアでの人物評からは全く違った一面が伺える。
大学院で指導した伊藤隆・東大名誉教授(歴史学者)が南京事件について山川出版社『詳説日本史』で「日本軍は非戦闘員をふくむ多数の中国人を殺害」と一行ですませていたのを、(見本本において) 加藤氏は分量を三倍近くふくらませ、「日本軍は南京市内で略奪・暴行をくり返したうえ、多数の中国人一般住民 (婦女子を含む) 及び捕虜を殺害した。犠牲者数は、数万〜40万人に及ぶ説がある」と書き直したという。
そして「彼女は元新左翼でしたが、私の指導で非常に実証的ないい仕事をしました。私と関りがなくなった途端に元の新左翼に復帰しました」と述懐する。
秦郁彦氏(歴史家)は「加藤氏は地域や期間を“勝手に”広げて40万人を死守しようとした。しかし山川は譲らないため40万人は泣く泣く落とした」「単純かつ非政治的なミスは素直に直すものの、左翼歴史家の証ともいうべき自虐的記述は、正誤にかかわらず死守する姿勢が読み取れる。つける薬はないというのが私の率直な見立て」と述べている。
…………………………………………
“元新左翼”ということで、これまたお里がわかろうというものです。
こういう人を、「福田政権」や「宮内庁」が評価したということ自体、大きな問題だったのではないでしょうか。
今回、任命拒否されたことで、その人の素性がどんどん暴露されて、私は却って好かった、そう思っています。
「宮内庁」におかれましては、今回のことで、その人選に当たっては、充分な配慮をなされることを心から希望したいと思います。
|
|