「日本学術会議」に関して“真理探究への政治の介入に反対する”という意見広告を出した総裁としては、今回の最高裁判決について“真実探求を怠った”と一言あるべきなのでは… (12743) |
- 日時:2020年10月30日 (金) 15時46分
名前:破邪顕正
今にして思えば、総裁の言動は実に危ういものであったということが分かります。
何故と言って、その全ての言動が『日本会議の研究』に依っていたからです。
その依って立つ『日本会議の研究』が名誉毀損・事実無根に当たると最高裁で認定されたら、それを根拠にしていた総裁の言動もまた当然、責任を問われてしかるべきであります。
振り返れば、『日本会議の研究』を教団挙げて推奨したのは、平成28年6月8日の最高首脳者会決定でした。
あれから既に5年の歳月が流れました。
この間、著者がどういう人物か、いろいろな問題があると取り沙汰されて来ました。
また、『日本会議の研究』にも様々な事実誤認があると、度々、指摘されてもきました。
それでも、総裁は、『日本会議の研究』を放置し続けました。
つまり、総裁は、この間、一貫して、それが“真実”であるかどうか、その探求を怠り続けてきたのです。
その責任は、当然、総裁にある!
あるどころか、総裁のによって『日本会議の研究』が推奨されたら、それだけで、普通、信徒は、そこに書かれているものは“真実”だと見なしますよ。
宗教団体にあって、そのトップに否定されたら、それこそ、その人の名誉は地に墜ちたも同然となります。
実際、ある教化部では、飾ってあった歴代教化部長の写真から外されたという話まで伝わってきています。
このような名誉毀損に対して、総裁は、それでも知らんぷりを決め込むのでしょうか。
すべて著者だけの責任に帰して、自らは何の関係もないような顔をし続けるのでしょうか。
総裁が今回の最高裁判決をどう受け止め、どう対処するのか…。
それを私は大変、興味をもって見つめています。
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