「トキ」さんには“対立”と見えるようですが、それは違うと思っています… (12712) |
- 日時:2020年10月20日 (火) 09時13分
名前:破邪顕正
表題は、「トキ」さんのこの投稿を読んでの感想です。
……………………………………
基本に戻るべきかも (34913) 日時:2020年10月19日 (月) 20時04分 名前:トキ この数年は、生長の家は、本部と本流復活派の対立ばかりがクローズアップされてきました。確かに、それも大きな問題です。が、組織は本来、運動のための手段であり、信仰と組織を考えると、まずは信仰が先に来るべきです。私たちは、基本に戻り、三正行をし、基本的な信仰のあり方をお伝えするのが大事だと思います。
……………………………………
「トキ」さんだけでなく、“生長の家は、本部と本流復活派の対立ばかりがクローズアップされてきました”と見る向きは少なくありません。
そういう観点から、「谷口雅春先生を学ぶ会」に対して、非難してこられる方もあります。
こういう見方をされる方々に、申し上げたいのが、タマゴボーロで有名な竹田製菓の経営者、竹田和平さんのことなのです。
〈竹田和平さんはこのタマゴボーロを作るのに、温めてもヒヨコにかえらない質の悪い安いタマゴは使わず、戦後の創業期から有精卵にこだわり続けたそうです。 しかし、どの卵を使ってもお菓子になれば、味は一緒で誰もわかりません。 しかも戦後まもない頃なのでお菓子の素材にこだわる人なんて誰一人いませんでした。 有精卵価格は3倍も高いからライバル会社は当然、安い卵の方を選びます。 ある方が「儲けは少なくなっても、なぜあえて有精卵を使い続けたのですか?」と尋ねたところ、竹田氏曰く、「それがね、儲けが多くなるから不思議なんです」 なんと、知らないうちに客がついていたからだそうです。 昭和40年には市場のシェアが60%を越えたそうです。 このままでは100%になってしまう。 競争相手がいなくなると自分たちを見失う恐れがあるため、それ以上シェアを増やさないように逆に努力したそうです。〉
私は、教団は完全に“自分たちを見失”っている…。
そうなってしまったのは、“総裁専制体制”を許してしまったからに他ならない…。
それに気づかせるには、競争相手が出てくるしかない…。
そう思いました。
しかし、相手は、資産1,000億、海外信徒を含めれば優に100万教団とも言われる、いわば“巨象”です。
その“巨象”を相手に、果たして競争相手に成り得るのか。
象と蟻みたいなものではないのか。
それこそ蟷螂の斧ではないのか。
誰しもがそう思ったのではないでしょうか。
しかし、教団が自分を見失っているのを、外で非難ばかりしていても何の力にもなりはしない!
自分達の憂さ晴らしをするのだけでは、尊師に申し訳が立たない。
何としても、教団をして競争相手として認識せしめるような存在になる!
それが私どもの新たな覚悟、決意となりました。
それには、「谷口雅春先生を学ぶ会」は、月刊誌を発行するだけであってはならない。
全国に支部・拠点をつくって、同憂の士を広く募っていく…。
そのような組織運動に着手しなければならない…。
事務所をもち、専従職員も配置する…。
そういう構想、展望をもって新たな出発を期したのが、平成23年のことでした。
あれから、10年。
「谷口雅春先生を学ぶ会」は宗教法人となり、そして、教団を支持する皆さんから、様々な非難、批判(悪罵といったがいいかもしれません)を受けるまでになりました。
それもまた、教団の立派な競争相手とみなしてくださっているからこそと、私なりに感謝している次第です。
ある方より、「称賛されているうちは半人前、批判されて一人前」と言われました。
歯牙にも掛けない存在であれば、無視されて終わりでしょう。
批判の対象となるというのは、それだけの存在感をもった証しだと思うようにしています。
そして、この10年で、さしもの“巨象”も、もしかしてそれは“虚像”であったのではないのか…。
そう思わせるほど、凋落の一途を辿っています。
小さな蟻が、教団にとって蟻の一穴をもたらしたのではないのか。
今、改めて思うのは、その分水嶺となったのは、著作権裁判における最高裁判決ではなかったか。
著作権は、公益財団法人「生長の家社会事業団」にあり!
これは本当に大きな成果でした。
どんなに強調してもしたりないほどの判決でした。
この判決なくして、「谷口雅春先生を学ぶ会」のその後の発展はなかったし、宗教法人の取得もあり得なかった、そう思っています。
だから、社事団と学ぶ会とは、まさしく一蓮托生。
車の両輪なのだと私は思っています。
その上で、大事なのは、「トキ」さんのいうように、信仰の原点である“三正行”に励むということ。
常に、そのことを肝に銘じ、教団のよき競争相手となるべく、ますます張り切って精進してまいります。
幸い、この度の2回のリモートでの見真会が想像以上の好評を博しました。
心ある皆様が、尊師の御教え、真理をこそ、求めておられる…。
そのことを改めて痛感しました。
海外からも絶賛の声が届いています。
新たな時代の伝道の幕開けです。
一波は万波を呼ぶ…。
ただただ、今は、よろこびの一波を起こすのみ!
|
|