稲穂は神の授けもの 谷口雅春先生のお言葉 (12656) |
- 日時:2020年09月30日 (水) 17時07分
名前:謙信
谷口雅春先生は、昭和55年10月15日、総本山の神饌田に実った稲穂の収穫祭である「抜穂祭」において、宝鏡奉斎の神勅(みかがみほうさいのしんちょく)と斎庭稲穂の神勅(ゆにはのいなほのしんちょく)の神勅に触れられ 稲穂は天照大神様からの授けものである≠ニ御言葉をいただきました。 《この稲穂のお祭のことは『日本書記』に書かれておりますが、天孫が降臨まします時に、天照大御神が手に鏡をお持ちになりまして、御子の天忍穂耳命)(あめのおしほみみのみこと)に授け給うて祝福されたのであります。
「吾が児、この宝鏡を視まさんこと、まさに吾を視るこごとくすべし。ともに床を同じくし殿(みあらか)を共(ひとつ)にして、齋鏡(いはひのかがみ)とすべし。その次にですね。稲穂の神勅(みことのり)というがあるんです。 「吾が高天原にきこしめす斎庭の穂(いなほ)以て、亦吾が児にまかせつるべし 」と。食物として、この斎庭の稲穂を以てその御子におまかせすべきであると。こういうように教えられた。
斎庭(ゆには)というのは浄めの庭ですが、そこにお米の種を植えて、それでそこでできた稲穂を以て吾が御子にまかせまつるべしというのは、我々の子々孫々ーー日本民族の全体ですーーの食物として、この稲の穂をもって食べさせるようにと、この時仰せておられるのであります。これは非常に重大な事でありました。日本人は何を主食物にしなければいけないかという事がこの天照大御神の神勅に書かれているのであります。だから日本人はおこめを主食物にしなければならないのであります。》 (「聖使命」新聞昭和55年11月1日号より)
先にこのたびの天皇陛下の種籾まき、お田植え、お稲刈りは、まさにこの御神勅のご実践にほかならないと拝しました。
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