両陛下 生活困窮者支援の説明を受けられる (12390) |
- 日時:2020年07月17日 (金) 20時25分
名前:下総の野人
「両陛下 生活困窮者支援の説明を受けられる」との報道に接しました。https://news.yahoo.co.jp/articles/304497e6c0739daf4c48ee0f762bb399e30431be
以下になります。
《天皇皇后両陛下は、16日、新型コロナウイルス感染拡大の中での生活困窮者への支援活動について説明を受けられました。 天皇皇后両陛下は16日、ホームレスなどの生活困窮者を支援する活動を続けているNPO法人「抱樸」の奥田知志理事長らを赤坂御所に招き、新型コロナウイルスの影響と活動の現状について説明を受けられました。 奥田理事長は、日本は以前からアメリカやイギリスに比べて社会的孤立が進んでいるというデータを示した上で、今後、仕事と同時に住居を失う人が増えると経済的困窮と社会的孤立がスパイラルになると説明すると、両陛下はメモをとりながら熱心に耳を傾けられたということです。 天皇陛下は「大変な現場でしょう」と何度もねぎらいの言葉をかけ、皇后さまは孤立の問題に関心を寄せて「子供の支援について聞きたいので、どうぞお話し下さい」と予定の時間を超えて奥田理事長の話を聞かれたということです。》
天皇皇后両陛下がNPO法人「抱樸(ほうぼく)」の奥田知志理事長らから話を聴かれたそうです。この団体、奥田さんの名をつい最近偶々知ったところだったので、興味深く思いました。奥田さんは基督教プロテスタントの牧師さん。
この信仰をお持ちの方には珍しくないですが、ウィキペディアによると奥田さんはどうも「国体」即ち御皇室をいただく国柄について反感をお持ちのようです。SEALDs創設メンバーの奥田愛基さんという方は奥田牧師の御子息とのこと。
ウィキペディアより
《週刊新潮によれば、即位の礼の反対学習会に参加し「人間を超えた権威づくりによって、再び戦争の道を歩むことがないよう……」と、靖国信仰について「戦前の天皇への極端な信仰と同じ」とそれぞれ発言したとされる。ほか、日本バプテスト連盟の牧師らと共同執筆した『光は闇の中に輝いている』では、「天皇が『絶対的存在』から『象徴』へと表現を変えたとしても、天皇制が依然として民衆統合機能そのものであることが問題なのである」と批判したほか、2001年8月13日に小泉純一郎首相(当時)が靖国神社を参拝したことに対する全国集団訴訟では福岡山口原告団の一人に名を連ねたと書かれている。》
これが本当だとすると、とても興味深いニュースではありませんか。
このことは天皇という御存在がどのような御方なのかということを私たちに示してくれる事柄だと思われます。天皇陛下にとっては右とか左とか、どのような立場であれ、区別などされない。まさに「一視同仁」。みんなを、すべてを、同じように慈しんで下さる。
葦津珍彦先生が確か「王者無敵」と仰られていましたが、敵が存在しない。この日本の奥義の一端を知らしめてくれる報道と思いました。
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