《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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「大日本神国観」はどういう経緯で蘇ったのか。それを知れば、“造化の三神”教団が現代の「占領軍」であるということが見えてきます… (12378)
日時:2020年07月15日 (水) 09時38分
名前:破邪顕正


表題については、『生長の家』誌・昭和41年3月号「明窓浄机」に記されています。

要点を申し上げますと、その復活のきっかけとなったのは、神癒祈願部長に新任された有留弘泰氏の手紙でした。

その冒頭、こうあります。

〈神癒祈願は信者に対する本部よりの愛行とし、与える行として創められたものでありますが、今や天下の大生長の家となりましては
 日本国の神癒
 世界各国の神癒
 全世界の神癒
を祈願するの責任を痛感致します。〉

この後、国内外の様々な問題が挙げられていきます。

そして、有留氏はこう言われるのです。

〈もとより、惟神の大道は天地開闢と共に発生し、釋尊生まれて三千年、キリスト出でて二千年、今なお世界が修羅地獄の様相を呈するに比すれば、その責任は軽きに似たるもこれら既成の道や既成の宗教を以てしては救われざるが故に、最後の救として現れたる生長の家が、今之を救わずんば何者かよく之を救わんやでございます。
 そこで個人や家庭や会社、工場等に関する救いは、そのまま国家、世界の救いにつながる重大事なるは勿論で御座いますが、それらに就ての神癒祈願は従来のまま継続し、日本並びに世界各国、更には之を包容する太陽系、宇宙に対する神癒祈願をすることが最も喫緊事と存じます。その祈りは過去に頂きました大日本神国観を復活して頂きたいのであります。大日本神国観は生長の家の当面の大使命たる日本の実相顕現にも最も適する神想観と存じ上げます〉

この手紙をお読みになられた尊師は、こう仰います。

《大日本神国観という観法は、釋尊教示の金波羅華の世界≠フ中央にスメラミコト在ますところの実相を観ずるところの神想観であって、戦前に、本誌に発表されたものであるが、大日本神国観を日本国から追放するという戦後の占領軍の政策により、発表も実行も不能状態のままに今日に至ったのであります。神癒祈願部長に有留弘泰氏が就任して以來、神癒祈願部は単に病人を治癒させる位の小さな役割の部ではない、日本国の現状を神癒し、全世界の現状を神癒して、地上に永久平和の世界の基礎を築くことこそ、わが神癒祈願部の責任であるとの自覚から、大日本神国観によって、金波羅華の世界の実相を重点的に観ずる提唱となり、実践となって来たのである。》

つまり、「大日本神国観」は戦前(昭和16年)に発表されたが、占領軍によって「不能状態」に陥ったのを、有留氏の手紙をきっかけにして、尊師が再び、その復活を宣言なされたというわけです。

何を申し上げたいか。

“造化の三神”教団が、この「大日本神国観」を実修させないということにすれば、それはまさしく「大日本神国観を日本国から追放するという戦後の占領軍の政策」そのものであるということを意味します。

即ち、“造化の三神”教団は、紛う方無き、現代の「占領軍」に他ならないということなのです。

そう考えて見れば、“背教総裁”が「護憲」を主張するのも当然と言えば、当然なのです。

だって、“占領軍”と同じ思想にあるのですから、その占領軍が押しつけた「憲法」を擁護するのは論理的必然でありましょう。

ご存じのように、“背教総裁”はコロンビア大学に学びました。

そして、教団に乗り込んできたわけです。

まさしく、「占領軍」のような思いで、アメリカの思想をもって、教団に乗り込んできた…。

そして、「占領政策」と同じ考え方で、次から次と尊師の創始せられた「生長の家」を解体するための政策を繰り出してきた…。

例えば、「占領軍」は尊師を執筆追放にいたしました。

“背教総裁”は、ご存じのように、33もの『聖典』を絶版にし、しかも尊師の『新刊書』(尊師のご逝去後も、毎年、尊師の『新刊書』を発行していく、との理事会決定事項を一方的に反故にして)を一切、出版しないことにしました。

これなどは、まさしく、尊師を執筆追放に処したのと同様のことではないかと思うのです。

また、先の大戦は、所謂「東京裁判」によって“侵略戦争”との汚名を着せられましたが、それを教団内で最初に言い始めたのは、他ならぬ“背教総裁”であります。

更に「占領軍」は有為な人材を公職追放に処しましたが、“背教総裁”もまた同様に、愛国者、尊師を慕う人財を“原理主義者”として排除してきました。

事ほど左様に、一連の出来事を具に見ていけば、“背教総裁”を「占領軍」として見立てることは十分に説得力をもつ…。

そういう意味で、私は、この「大日本神国観」を実修させないというのは、実に象徴的であると思っています。

“背教総裁”の「背教」たるゆえんが、まさしくこの一事にある…。

そんな観点から、この「大日本神国観」並びに「宇宙浄化の祈り」が総裁監修の「中巻」から除されたことを重要視していきたいと思っているのです。


有留弘泰・著『大調和』にはこのような尊師のお言葉が掲載されています… (12383)
日時:2020年07月16日 (木) 09時00分
名前:破邪顕正


「大日本神国観」の復活のきっかけとなったのは、有留先生のお手紙であったとご紹介しましたが、その有留先生の著書が『大調和』です。

その本の末尾に、尊師のお言葉が掲載されています。

「信仰は情熱なり
貴下の如き忠誠の情熱あるものこそ
天下、否日本国の至宝である。
山を動かす力となって
国を興すであろうと信ずる。」

このお言葉をいただいた事情を有留先生はこう書いておられます。

〈これを谷口雅春先生に、便箋7枚に書いて報告申上げたところ、左の通りの讃辞をいただきましたが、これは筆者一人がほめられたのではなく、「大日本神国観」に徹していただく方は皆ことごとく尊師よりこの讃辞を頂かれる方々でありますから、ここに掲載して皆様を祝福させていただきます。〉(『前掲書』217頁)

つまり、「大日本神国観」を実修する信徒は、悉く、尊師から「日本国の至宝」と称賛されるということなのです。

これを聞いたら、ますます「大日本神国観」を実修したくなるのではないでしょうか。

ところが、悲しいかな、教団信徒はこの喜び、宗教的感激を味わい得ないわけです。

“背教総裁”が「大日本神国観」を実修させないようにしているわけですから…。

何と、もったいないことでありましょう。

教団信徒が気の毒でなりません。

何とか、この気の毒な境涯から、信徒を救い出さなければならない…。

“造化の三神”教団に「拉致」されてしまっている信徒を救い出す使命が、私たちにはあると思うものであります。




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