《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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総裁の言う「万物調和のムスビの働きを表した造化の三神」「神の造り給いし無限供給の実相世界を象徴する七重塔」この定義は、尊師の説かれた「実相世界」の教えとは根本的に相容れないものです… (12342)
日時:2020年07月06日 (月) 11時33分
名前:破邪顕正


尊師の『愛国聖典』は殆ど実質上の絶版に処せられていますが、どういうわけか『限りなく日本を愛す』はその対象とはなっていません。

その中に「実相世界」がどういものか、7つの観点から説かれています。

その要点と、それに関わる御神名とを紹介させていただきます。

@実在世界は中心帰一の妙有世界(141頁)

《天之御中主神というものは中心帰一する渾然たる統一ある世界であるという事を現しているのであります。》

A実在宇宙は陰陽の秩序整う世界(143頁)

《高天原即ち実在宇宙の特徴の第一は…中心に帰一することでありますが、その第二には高御産巣日神と神産巣日神と陰陽両方の神様がお現れになったことによって示されているのであります。》

B実在宇宙は無限創造の世界(144頁)

《実相の世界の第三の特徴は、宇麻志阿斯詞備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)といわれるこの神の名(みな)によって現れておりますように、無限創造の働、無限のものを産出す働、これが実相の世界の特徴》

C実相宇宙の特徴は金剛不壊(146頁)

《天之常立神(あめのとこたちのかみ)、国之常立神(くにのとこたちのかみ)という名前によって現されているトコタチ(常立)即ち常住・金剛不壊というのは…それ自身持続しつつ、更に新たなる内容を展開して永遠に滅びない、自主自立自存の世界であって因縁に依存する薄弱な世界ではないという意味であります。》

D実相宇宙は遠心求心調和の世界(147頁)

《実相の世界の特徴は遠心と求心と、遠心力と求心力とが完全に調和している世界なのでありまして、それは宇比地邇神(うひぢにのかみ)、須比地邇神(すひぢにのかみ)の御名によって表わされております。》

E実在宇宙の特徴は無限包容(149頁)

《実相の世界の特徴は無限包容の偉大さを有することであります。これは意富斗能地神(おおとのぢのかみ)と大斗乃辨神(おおとのべのかみ)の御神名で表現されています。》

F実在宇宙は円満完全至美至妙(150頁)

《円満完全を現しているのは 淤母陀琉神(おもだるのかみ)であります。至美至妙を現しているのは阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)であります。》

尊師は、このように「実相世界」を7つの特徴として既にご発表なされているのです。

この中に、「造化の三神」は、@とAに紹介されています。

また、総裁は、「七重塔」を「神の造り給いし無限供給の実相世界を象徴する」としていますが、「実相世界」は決して無限供給だけでないことは、これで明らかではないでしょうか。

総裁の言っていることは、尊師のお説きになられた「実相世界」とは違う…。

更に重要なのは、この7つの特徴のあと、『限りなく日本を愛す』は「日本国体は実相至妙世界の顕現」としてこう説破しているからなのです(150頁〜)。

《この七つの特徴を持った世界が現実世界に現れて来たのが日本国であります。邇邇藝命様…が実相世界即ち実在宇宙から現象世界へ御降臨あらせられて地上に建国ということが出来上がった…そこに中心帰一、夫唱婦和、無限創造、遠心求心調和、無限包容、円満完全至美至妙の世界が、天(実相)になるが如く地にも現れて来ることを日本民族が建国の理想としているのであります。…誠に日本国体の尊さは、万民皆「神の子」とし天津日嗣(即ち天意継承)理想表現としての天皇に中心帰一する精神が、単に理論ではなく歴史的具体的に現れて来た点であります。この中心(すめろぎ)に帰一する理想が中(ちゅう)の心が、即ち忠(ちゅう)であって、『古事記』に於いても天之御中主神の名において中心帰一する事が一切の諸徳のうちの第一に置かれるているのであります。》

以上、見てきたように、尊師のお説きになられた「実相世界」とはそのまま「天皇国・日本」のことなのです。

ところが、総裁は、「造化の三神」を言い、「神の造り給いし無限供給の実相世界」を言うも、一切、「天皇国・日本」ということについては言及しないのです。

それどころか、逆に「鎮護国家」の住吉大神をご祭神から外すようなことをやってのけたわけです。

これでは、尊師の御教えは根底から覆されてしまった…。

どう考えても、総裁は背教≠犯しているとしか思えません。

その総裁に唯々諾々と従うということは、とりもなおさず、自らも背教≠フ徒に堕すことになると、声を大にして申し上げてまいりたいと思っております。

今、私たちは、尊師の教えが眩まされるかどうかの、実に危うい瀬戸際にいるのです。

これに黙っているようでは、とても尊師の弟子とは言えない…。

そんな思いで、この重大なる今を私は見ています。




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