《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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今回の「通達」で、信徒はますます迷い≠フ世界に引き込まれていく。吾々がなすべきは、その誤魔化しの仮面を洗い落す≠アとである…。 (12050)
日時:2020年05月27日 (水) 14時30分
名前:破邪顕正


表題は、『生長の家』誌・昭和29年7月号の巻頭言「仮面を洗い落すこと」を拝読させていただいての感想であります。

まず、そのあらすじを紹介します。

ある貧しい画家が、新たな画布を求める金すらなくて困っていました。

ある古物商のところに、下手な「ナポレオン三世の肖像画」の油絵がありました。

それは、その貧しい画家にも求めることのできるほどの安い値段でした。

それを買い求めて、早速、肖像画の洗い落しにかかりました。

完全に洗い落すと、そこから、コローが描いた素晴らしい風景画が現れてきました。

それは、間違いなく、コローの本物の絵でした。

高い値段で引き取られ、それによって、この画家は貧乏から解放されたのでした。

尊師は、この寓話を紹介されて、こう言われます。

《表面は如何にあろうとも、その表面の醜い姿を真面目に洗い落すようにしているならば、やがては、その奥にある実相の完全さがあらわれて来る…

油絵の具を洗い落すことを面倒だと思って、ナポレオンの肖像画を塗りつぶして自分の画(え)を描いていたのでは、ついにその奥にあるコローの立派な絵は見つからなかった…》

この話から、私どもが学ぶべきは何でありましょうか。

いうまでもなく、ここにある「ナポレオン三世の肖像画」とは総裁の説いている、今の教え≠ニいう絵のことです。

コローの絵というのが、いわずもがな尊師の、本物の教え≠ナす。

総裁は、尊師の教えの上に、“今の教え”を塗りつけたわけです。

それが如何に安物であるかは、古物商ならぬ古本屋で、総裁の本には値がつかない、ただも同然。

むしろ引き取ってさえもらえないということを見ても明らかでしょう。

それほどの安物、ニセモノに毒されているわけです。

だから、この貧乏画家のように、まずはそれをしっかりと洗い落すことからはじめなければなりません。

一番、いけないのは、洗い落すのを面倒がって、総裁の「経本」を読誦して、その上で「聖経」を読誦するというやり方です。

或いは、総裁の「日々の祈り」を読んで、聖経「真理の吟唱」も拝読するというやり方です。

ニセモノとホンモノとは相容れない、甄別する!

そして、ニセモノは洗い落す…。

その上で、ホンモノだけを身につけていくようにする…。

今回の「通達」で言えば、ニセモノの、誤魔化しの“造化の三神”などを礼拝するようなことはしない。

あくまでも「實相」額のみを礼拝していく…。

そういう信仰姿勢を貫くということが、この「巻頭言」から学び取るべき教訓であろうと思う次第です。




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