パンデミックの次は世界大戦 (11989) |
- 日時:2020年05月18日 (月) 09時19分
名前:聖地巡拝参加者
百年前のスペイン風邪や、西洋中世のペストの例からも
言えることですが、疫病の世界流行(パン・デミック)は、
社会の根本的な変動期における人類意識の不安の象徴です。
カミュの『ペスト』も、第二次世界大戦後に、彼が
体験した「戦争」というものを、ペストという疫病を譬えとして、
その発生初期から終結までを描いたものでした。
そして『生命の實相』という著作も、
昭和初期の時代において「結核」などの感染症や、
世界戦争(第一次)と世界戦争(第二次)の谷間にあるような
不安な世相のなか、それを乗り越えるための
宗教的叡智として、雅春先生を通じて人類に恵与されたものでした。
そしてこの2020年代(令和初期)という時代は、
紛れもなくそうした時代と同様の「不安」のさなかにあります。
これから訪れるに違いない「世界大戦」や「恐慌」の予感=不安を
どう乗り越えるか。
そのための叡智は『生命の實相』の随所に示されています。
あろうことか、雅宣教団においては、その貴重な雅春先生の
ご事跡を、ことごとく隠蔽しようとの動きがあるようですが、
私たち「生長の家本流派」にある者は、雅春先生から
叡智をお授け頂いたことの恵みと責任の自覚に立って、
日頃の言動、思考に努めなければなりません。
不幸にもこうした時代にあって、信仰生活にまで不安要素を
増幅する雅宣教団の影響下にある方々は、
より一層の「信仰的不安」を抱え込まざるを得ません。
信仰者個々人が、「叡智」に基づく「適正な」判断・行動を
採られることを願って止みません。
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