《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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谷口雅春先生に帰りましょう・伝統板・第二
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講談師・神田伯山の曽祖父・古館清太郎さんと谷口雅春先生は早稲田の同級生 (11863)
日時:2020年04月27日 (月) 22時20分
名前:下総の野人

講談師・神田伯山の曽祖父・古館清太郎さんと谷口雅春先生は早稲田の同級生

さきほどNHKの番組『ファミリーヒストリー』で講談師・神田伯山さんの家族の歴史が放映されていたのを観ました。

伯山さんの曽祖父にあたる古館清太郎さんという方は、小説家・徳富蘆花に弟子入りし、早稲田に進み、出版社を立ち上げたり、小説を書いたりされていたそうです。

その早稲田時代。集合写真も映っていましたが、西條八十、直木三十五と同級生だったと出ていました。

あっ、と言うことは! 雅春先生も同級で、お二人は会っていたんではないか!

…と思いまして、手元にある本で調べられないかと早速本棚へ。ありました。

植村鞆音『直木三十五伝』(文藝春秋社、2005)の9〜10ページ。引用します。

《宗一(注・直木のこと)が入学した英文学科予科は、当時百花繚乱の賑わいだった。新入生は三十二人。同期生には、木村毅、宮島新三郎、田中純、西條八十、青野季吉、細田源吉、細田民樹、保高徳蔵、村山(松原)至大、鷲尾浩(雨工)、岩淵辰雄(政治評論家)、谷口正春(雅春 生長の家)、坪田譲治、古館清太郎、須賀隆賢(僧侶)、小田嶋定吉(日本新聞協会)、神林礼堂(僧侶)などがいた。》

元のお名前は「正治」ですが、出ておりました!

放送で雅春先生のお名前は出てきませんが、オモシロイなぁと。

縁(えにし)の不思議さ。

番組の内容そのものが、そもそも良かったです。

『ファミリーヒストリー』の再放送が4月30日(木)午後11:45からあります。よかったら。
https://www4.nhk.or.jp/famihis/x/2020-04-30/21/24166/1804181/

古館清太郎 https://kotobank.jp/word/古館%20清太郎-1654318

私もたまたま同番組をみていました。ただ、谷口雅春先生のことはまったく気がつかなかったのですが(汗)・・・。 (11864)
日時:2020年04月28日 (火) 00時06分
名前:千葉県船橋に単身赴任中の元教団会員

NHKの番組『ファミリーヒストリー』での講談師・神田伯山さんの家族史紹介番組、わたしも見ていました。

ただ、「神田伯山はまじめで優しい人なのだ。へえ〜」と思っていただけで、西條八十や直木三十五の名前を見ても谷口雅春先生のことは思いつきませんでした(反省)。

貴重なお知らせ、ありがとうございます。
再放送、もう一回見ます。



私も拝見しました (11865)
日時:2020年04月28日 (火) 00時11分
名前:コスモス

 下総の野人さま

 早速調べて頂き、ありがとうございます。私も拝見していて、谷口雅春先生が書いておられた早稲田当時の同級生の方々のお名前を知り、先生もこの中にいらしたのではないかと思いました。

 早速お調べ下さり、その通りであったことが解り、安心しました。嬉しく感謝申し上げます。有難うございました。

それと、神田伯山さんの人柄ですが、土曜日の朝、他局の放送で、こう言っておられました。


   《今度の襲名の時も、沢山の方が、自分のために大変な協力をして下さり、本当に感謝しかなかった。先輩方に恩返ししたいけれども、なかなか出来ない。だからこれからは後に続く人達に、自分の出来る限りの事をやって行きたい。それしかないと思うんです。》と。

 さらに今日の放送でも、「自分の先祖の事をここまで調べて頂き、有難かった。このうちの一人でも欠けていれば、自分はなかった。連綿と続くものを感じる」というような事を言っておられました。非常に生きる事に真面目な方だという事を感じました。

 土曜の放送で、講談師としても、物凄いレパートリーを持っておられるそうで、恐らく凄まじい努力をなさっておられると思いました。


ご紹介に感謝いたします (11866)
日時:2020年04月28日 (火) 00時44分
名前:亀の子

合掌、ありがとうございます。

下総の野人 様、ご紹介に感謝いたします。

残念ながら観ていませんが、再放送を録画予約しました。


『神ハ愛也』12頁に、西條八十氏はじめ早稲田の同級生の一部の方々の名簿が掲載されています。


また、下総の野人 様の<愛国本流掲示板>での投稿「住吉大御神の御神威は烈々と拝します 」に同感し、亀の子ブログで引用させていただきました。本来なら<愛国本流掲示板>でお許しを願うべきところですが、こちらの掲示板の方が縁が深いため失礼とは存じますが、お許しを願いします。


よろしくお願いいたします。

再拝



縁の糸 (11873)
日時:2020年04月28日 (火) 17時28分
名前:下総の野人

千葉県船橋に単身赴任中の元教団会員さま
コスモスさま
亀の子さま
ありがとうございます。

投稿して良かったです。

ふと、竹内まりやさんの『縁の糸』が思い浮かびました。
https://www.youtube.com/watch?v=20uSecknr5A

私ももういっぺん再放送を観てみようと思っています。合掌

エール♪ (11875)
日時:2020年04月28日 (火) 18時01分
名前:下総の野人

手元の本からもう一つ。

筒井清忠『西條八十』」(中央公論新社、2005)32ページより。

《 八十の早大の同級生には青野季吉、保高徳蔵、鷲尾雨工、坪田譲治、細田源吉、細田民樹、木村毅、直木三十五、谷口雅春、岩淵辰雄らがいた。直木は「このクラスだけで、評論、プロ文学、詩、童謡、純文学、大衆文学と、田舎のデパート位に揃っている」と回想している。》

雅春先生のお名前も出ています。神田伯山さんの曽祖父・古館清太郎さんの名はここにはありませんが。

西條八十さんといえば、いまNHK朝の連続テレビ小説『エール』のモデルとなった古関裕而さんとも作詞・作曲で組まれてご一緒にたくさんの歌を世に出されていたみたいですね。

それやこれやと思いを巡らしますと、吾らが師・谷口雅春先生も、もっともっと世に知られていい御方だとの感を深くしております。

https://www.nhk.or.jp/yell/

Remember me (11880)
日時:2020年04月29日 (水) 18時05分
名前:下総の野人

ファミリーヒストリーのテーマ曲『Remember me』

歌も曲も映像も。

とってもいい。

https://www.youtube.com/watch?v=jbYh4su2HGE

早稲田時代の谷口雅春先生 (11886)
日時:2020年05月01日 (金) 11時57分
名前:下総の野人

早稲田時代の谷口雅春先生のご一端について、『神ハ愛也 谷口雅春先生九十年の足跡』より御紹介します。

 
〈明治四十四年四月、谷口先生は市岡中学校卒業後、文学の道を志して早稲田大学高等予科の文学科に入学された。
 早稲田大学高等予科を翌年七月に終了、つづいて九月、先生は文学部英文科に入学された。のちに木村毅氏は「予科から大学部に上がるときの第一番は谷口雅春君だった。とびぬけた秀才で、平均点を九十何点かとり、文科生がこんな高点をとったのは、まことに驚異とされた」と語っている。
 谷口先生は早稲田入学後も、しばらく『文章世界』や『新潮』に投稿をつづけ、明治四十四年の六、七、八月号の『新潮』には、小倉七美の筆名で投稿、三回連続して第一席に入選した。これらは和辻哲郎、武者小路実篤、シェークスピアの作品批評であるが、選者はその才能を高く評価し、「評論というより、創作に近い」と評している。
 しかし、その後間もなく、先生は文筆活動をやめて、もっぱら読書に没頭されるようになった。その対象は文学書ではポー、ボードレール、ワイルド、メーテルリンク、トルストイ等、哲学書ではショーペンハウエル、ウィリアム・ジェイムズ、ベルグソンであった。ことにジェイムズのプラグマティズム哲学は、片上伸教授の講義に深い感銘をうけられた。
  《早稲田でウィリアム・ジェイムズの「人生は生きる価値ありや」という論文を、片上天絃先生が講義してくれなかったなら、心によって人生を支配できるということを説く生長の家の種子は、私の心のなかに蒔かれなかったかも知れないのであります》(「人間の運命・私の運命」)
 メーテルリンクの文学もまた、谷口先生に深い影響をおよぼし、「魂の底に神秘世界が存在する。その世界こそ、物質世界に先立つものだという思想の種」を植えつけた。それはただちに発芽しなかったが、種子は先生の心中で次第に成長、やがて生長の家≠フ唯神実相哲学の一大体系として、実を結ぶにいたったのであった。
 トルストイの宗教的人道主義は、谷口先生のみならず白樺派の作家をも動かし、武者小路実篤は理想郷を建設を企図し、日向に「新しい村」を開いた。しかし、彼はトルストイの宗教的厳格さに耐えられず、これを教養の資として、その到達した境地を学んだにすぎなかった。
 谷口先生は、これに対し、トルストイが宗教的人道主義にいたるまでの自己犠牲、肉欲否定の厳格な宗教生活をそのままうけとめ、これを自ら実践するまでに徹底したのであった。それが両者の相違であるが、当時の思想混迷期において、谷口先生こそトルストイの本質を正しく理解し、吸収することのできた稀な一人であったといえよう。
  《……トルストイの人道主義的生活やキリスト教批判の文章が私に随分影響を与えました。その頃私はトルストイの『復活』という小説を内田魯庵という人の翻訳で読んだのでした。そしてそれを幾度も読んで、非常に胸打たれたのであります》(「私の学生時代の回想」)〉

TBSラジオ『問わず語りの神田伯山』 (11889)
日時:2020年05月01日 (金) 18時32分
名前:下総の野人

神田伯山さんのラジオ番組が、今夜9:30からあるとのことです。
ファミリーヒストリー関連の話もあるみたいです。
PCやスマホでも聴けるようです。ちなみにでした。
https://www.tbsradio.jp/478973



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