日本文明 − 「 手の文化 」 の国・日本 − 日本が最先端技術で、世界に頭抜(ずぬ)けている理由 (11702) |
- 日時:2020年03月10日 (火) 18時36分
名前:明鏡
今は、ボタン文化と云われるほど、ほとんどパソコンで文字を書きますが、
時々は、「 写経 」のように、手と鉛筆等で文字を書くのもよいのではないかと思います。
『 日本人が忘れてしまった 「 日本文明 」の真価 』 清水馨八郎 著 祥伝社 から、参考として、以下一部要約。
人類がここまで進化したのは、四足歩行から二足歩行になり、手を使うようになったからだ
とも云われている。日本人になる最初の学習は、箸の使い方から始まる。
箸でつまむだけで、目をつぶっても、10円玉と100円玉のわずか2gの差が分かる。
『 古事記 』 にも箸(はし)が流れて来て、上流に人が住んでいることを知り、
その後、大蛇退治の光景が描かれている。
日本語には、以下のような、「 手 」のつく言葉が、千個を超えるといわれている。
・ 「 手を尽くした 」 「 手ごたえがある 」 「 手が早い 」 「 手塩にかけて 」
「 手に余る 」 「 お手上げ 」 「 手形 」 「 切手 」
・ 「 歌い手 」 「 聞き手 」 「 やり手 」 「 相手 」 「 若手 」
・ 「 手作り」 「 手打ちうどん 」
・ 「 手間賃 」 「 手当 、皆勤手当、超勤手当、扶養手当 」
・ 「 働き手 」 「 人手 」 ・・・( 省略 )
本書で、少し考えさせられたのは、イエス・キリストの十字架のことである。
イエス・キリストが磔(はりつけ)になり、残酷な刑となり、血を流し苦しんでいる姿に対して
祈りをささげる気持ちは、如何ばかりであろうかという思いである。
生長の家が 「 實相 」 軸に対して礼拝する、この違いは とてつもなく大きいと
云わなければならない。
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